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Channel: まるてんのモーターサイクル日記
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あれから二年・奥多摩へ

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先週末の話しです。
 
年を取ると時がたつのは早い物で、あれから二年がたちました。
6月に入ったら彼に会い行こうと決めていたので、日曜に奥多摩を走ってきました。
本当は2日の日曜に行く予定でしたが、前日にルマン会議の反省会という名目の飲み会が浅草であり、
酒は強くないのについ楽しさにつられ、「天国」とかいうカクテル(電気ブランに何か混ぜてある)を呑んだら
翌朝2日酔い・・・、情けないことに断念してしまいました。
 
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                           バイク降りたら普通のおやじ(笑)
 
ドカマン議長の希望で浅草でお店を探し、らしくもつ煮+ホッピーのお店にしてみましたが、
これが意外に好評で、一応幹事だった私はほっとしました。
昔は浅草のもつ煮屋など地元の人のもので、何となく恐くて入れない雰囲気でしたが、
今は観光化されており、明るくて若い人や女性も多かったです。
 
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                           予約したので一応小上がり確保
 
お値段は決して安い訳ではありませんが、4時間以上も粘り2次会も行かずに解散となったので、
結局安くつきました。
けど、おやじの夜は早いです、10時過ぎには解散です。
 
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お店が閉まった夜の仲店も、雰囲気ありますね。
このあと何人かは、あらぬ方向へ消えていきましたが・・・、
大人ですから何処へ向かったかは詮索しない事にしましょう(笑)
 
ところで、呑んでいる最中に私の携帯が鳴り、
「ルマン会議でお世話になった○○です」と女性の声・・・
はて、誰だろう?と思ってお話すると、泉ピ○子似の中棚荘の女将でした(笑)
ドカマンさんが会議の件で先日電話を入れたらしく、その時女将不在で連絡先を聞いていなかったそうで、
「彼の連絡先教えてください」、との事でした。
「ああ、その方なら隣で呑んでますよ」と電話を代ると、ドカマンさんが何やら交渉。
で、その場で来年の会議の予約しちゃた様です、早っ!(笑)
 
という事で、来年の会議は小諸の中棚荘で「5月10・11日」で決定しました。
皆さん、日程の調整よろしくお願い致します(爆)
 
 
という感じで、ぐーたらに過ごしてしまったので、気を取り直して先週末の日曜日、
この日も梅雨の合間の晴れ間(というか梅雨なのか?)が広がっていたので、奥多摩へ行くことにしました。
けど、直接行くには早いので、とりあえず久しぶりにサンクチュアリへ。
 
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相変わらず、変なバイクとへんなオヤジが沢山集まってました。
中でも恐そうなお二人は、この日は4輪で来ているようでした。
 
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このアルファは見るたびに綺麗になっている様な気がします、愛情たっぷり。
また、やんちゃ仕様?のX1/9も、かなりいい感じに仕上がってました。
私はこのシャープなデザインが大好きです。
 
 
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私は久しぶりにルマン、と思いましたが何となく、やっぱり虎吉で来てしまいました。
ニューフェイスは指名がかかりやすいのは、どの世界でも一緒です。
三陸ツーリングで感じた感触を、走り慣れた奥多摩で再確認してみたかったのです。
 
いつもの感じで談笑し、のんびりしていると11時回ってました。
ここは居心地がよいのでつい長居してしまいます。
慌てて支度をし、出発しようと思ったらタミピンさんが、
「あれ、ライトのリフレクターもげてない?」と。
見るとライトケースの中で、何か転がっていす。
夜になるまでには帰宅する予定なので、とりあえずライトは無くても何とかなりそうですが、
走っていて中でコロコロ転がるのも嫌なので、ライトケースはずして取り出しましたが、ぽっきり折れてました。
私がまごまごやってたらタミピンさんがやってくれ、ありがとうございました。
 
そんなで、ほとんどの皆さん帰ってしまったので、これはチャンスとばかりに
タミピンさんの緑ちゃんを、少しだけ試乗させてもらいました。
 
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                           何だか似合ってませんか?(笑)
 
このV7スポルトは950ccになっていると聞いていたので、ルマン1000みたいなのを想像してましたが、
乗ってみると全然違いました。
グッチは、750、850、950(1000)とそれぞれ特色があると思いますが、
私の個人的印象では、750が一番鼓動感というか、パワーはありませんが爆発感が強いと思ってます。
850は、どろーんとした少しまろやかな、ある意味グッチらしい感じで、
950はパワーがある分荒々しい、悪く言えばパワー任せで少しがさつな印象がありました。
 
この緑ちゃんといえば、ちゃんと750の鼓動感が残ったまま、全体にトルクアップした感じでした。
決して馬鹿速な訳でない所が素晴らしい、うまく説明できませんが、ちょっと感動ものでした。
その感想をタミピンさんに伝えると、
「それを狙ったんだよ、とにやり」、さすがです、感服致しました。
 
私見ですが、多分プロのチューナーはこういうチューニングはしないと思います。
客はモアパワーを求めるだろうし、またこういう要望出すというか、出せる客は多分いないでしょう。
詳しいことはメカゴジラな頭の私には説明できませんが、カムや給排気、キャブの選定など、
微妙なバランスで成り立っている緑ちゃんのエンジン、この鼓動感の演出を狙って組んだと思うと、
タミピンさんは、やはり教授と言うほかありません。
多分ノーマルのv7組んだ時に研究しているからこそ、出来る技だと思いました。
そしてハンドリングも軽快でしっとり、驚くほど素直で乗りやすく、これもノーマルv7の延長だそうです。
ちょっとだけの試乗でしたが、よいバイク(波長が合う)は、300m走って3っつ角回れば8割方解ります、
けど、あとの2割を味わえるのはオーナーの特権ですので、詳しくは教授に聞いて下さい。
 
タミピンさん、アンバサと交換して下さい、ルマンもつけます(笑)
冗談ですが、その位このバイクは久しぶりのインパクトでした。
 
と、前置きだけで終わってしまう勢いですが、11時半頃やっと出発しました。
いつものコースで、中央道上野原インターから、小管経由で柳沢峠でリターンです。
 
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                             定点観測ポイントです
 
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                         梅雨時なのに、心配です・・・
 
そして、ここから一気に駆け上がって、
と思いましたが、この日は朝飯抜きで腹ぺこでした。
そこで少し荒れた細い道を走り、いつものおそば屋さん目指しました。
 
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けれど、あれ?お休みです、日曜なのに?
そう言えば前回W3で来たときも休みでした、ばあちゃんくたばって無ければいいのですが・・・
仕方なく、少し上にあるお蕎麦屋さんに入りました。
 
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ここも来たことありますが、もみじ庵さんより少しお値段が高いので、一度っきりでした。
でも、そば自体は正直もみじ庵さんより、美味しいかも?しれません。
 
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                        野菜天ぷらとざるそば、1030円でした
 
奥の駐車場に、CB750FOURとか止まっていましたが、蕎麦屋にはそれらしい客がいません。
おかしいな?と思ったら、奥にピザ屋さんが出来たようで、今度はそちらへ寄ってみよう。
 
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やっとお腹が落ち着き、少し気合いを入れて走って見ます。
走り慣れたコースで走れば、虎吉の特性がつまみやすいというものです。
でも、気合いといっても、いつものヘタレペースですが(笑)
 
少し慣れて、調子の乗って下りのヘアピンが連続する区間でフルブレーキ掛けて突っ込んだら、
リアがロックして暴れだし、冷や汗かいたのは内緒です(笑)
確かに虎吉はリアブレーキの感触が少し曖昧なのですが、
リアの荷重が、グッチやBMに比べると抜け易いのかな、でも転けなくて良かった~
 
そして気を取り直し、色々試しながら走ってみますが、このバイク腐っても虎です。
パイプにしては低く幅広いハンドルですが、以前乗っていた方に聞くとこれがノーマルだそうで、
だから乗り方もそれに合わせて、セパハン乗るように低く構えて乗らないとうまくまがってくれません。
もう少しアップライトのハンドルにと思いましたが、多分そうすると曲がらなくなりそうです。
結局ドカは、乗りたいなら楽して乗るな、という事なのでしょうか。
成りは虎でも、やっぱりイタリアンの伊達男した。
 
そんな感じで少し乗り方が分かり調子に乗って走っていると、ガシャーン後で音がしました。
やばっ!、部品でも落としたか?
と思い焦ってミラー見ると、道路に何か落ちていました。
バイク停めて見ると、友人の手みやげに買ったトリスのポケットボトルとスルメが飛び散ってました。
この日はタンクバックやめて、ユ○ク○半額で買ったショルダーバック背負ってました。
何故かそのファスナー全開で・・・
あーあ、手みやげ無くなったよ、としょんぼりしながらよく考えると、携帯や帽子もありません(汗)
青くなってすぐUターンして来た道引き返し、対向車線探しながら走りました。
まず帽子がすぐ見つかりましたが、携帯はダメだろうな、
と諦め半分で4~5km引き返すと、ありました。
 
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買ったばかりの白いスマホ、道の真ん中に落ちていました。
しかし、いくら田舎道とはいえ踏まれずに生き残っていたのは奇跡です。
確かめると電源も入り通じます、シリコンケースに入れていたとはいえ偉いぞSONY(笑)
 
トリスが落ちなければ気がつかず、峠の頂上まで走っていたでしょう。
これはきっと友人が教えてくれたのかもしれません、ありがとう~と一瞬思いましたが、
よく考えると、先にトリスが落ちてくれれば・・・、意地悪な人ですね(笑)
 
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気を取り直し走り、柳沢峠の頂上へ。
この日は天気がよかったので、バイクばかりかハイキングの人が沢山いました。
 
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けど、残念ながら富士山は拝めず。
缶珈琲飲んで一服した後、Uターンして彼の所へ向かいました。
 
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お土産なくなっちゃったけど、勘弁してねと合掌。
こちらはまだ乗ってる、というか懲りずにまた違うバイクで来てしまいましたけど、
私はもう少し乗り続けますよ、と報告しました。
今年は不思議にドキドキしなかったのは、時間がたっただけではない気がします。
偶然ですが、あの日一緒に走っていた友人二人も、この日のここ訪れていた様です。
きっと皆が来て、彼も喜んでいたのかも知れません。
また来年来ます、今度はトリスでなく角にするねと約束し後にしました。
 
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あの日、切ない気持ちでヘリコプターを待った駐車場も、沢山のバイクで賑わっていました。
少しだけ休憩してから来た道を引き返し、
現場でホーン2回慣らして挨拶がてら、アクセル全開でベベルの快音聞かせてやりました。
いいだろ~、ベベルの音は(笑)
 
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私は持病があるので、死ぬまでとはいかないかも知れませんが、
乗れなくなるまでバイクは乗り続けたいと思います。
乗り続ければ事故の確率はゼロではありませんが、バイク乗りならこの気持ち理解して頂けると思います。
 
けど買うのはこれで打ち止めにしたいな~、あっ虎は借り物ですけど(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 

消化不良の奥多摩ツー/MotoGuzzi Lemans1000

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先週末の話です。
 
関東地方は梅雨の合間の貴重な晴れの週末でした。
この所、平日は長野で仕事をして週末に東京に帰る生活パターンが続き、
週末のみの帰宅では何かと雑用が溜まり、思うように時間が取れません。
この土曜も半日だけ仕事が入ってしまい、遠出は早々に諦めてしまっていました。
 
 
そんな土曜、ドアが凹んで放置状態だったエスが引き取られていきました。
 
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ほとんど乗ってやれてないし、本当はドナドナする覚悟だったのですが、
最後にと磨いてやっていると情が戻り、手放す前にもう一度乗ってやらなくてはけないと思ってしまいました。
だから結局、板金修理をし車検を取ることにしました。
乗らないのに所有するのはよくないのと解っていますが、いざ別れるとなると・・・
優柔不断な男なので、やっと捕まえた憧れの君とはなかなか別れられないのです(苦笑)
 
 
こんな感じで日曜の朝も早起き出来ず、行き先も浮かばないので久しぶりにルマンを引っ張り出し、
毎度のパターンですが、取り敢えずサンクチュアリへ向かいました。
梅雨空のせいか、どうも最近行き先が思い浮かばず、ツーリング魂もしぼみ気味です。
 
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久しぶりのルマンでした。
このルマン1000は88年式なので25年も前のバイクですが、私の中では最新型です。
しかも足回りをかなり近代化してあるので、
(フォルセラFフォーク、4ポットブレンボ+ラジポン、オーリンズリアサス、前後17インチマグなど)
かなり乗りやすい仕様になっており、乗る人が乗ればかなり速いマシンです。
 
しかし私は最近ボロバイクにばかり乗っていた為か、足回りは気持ち悪い位に動くし、指一本でブレーキ効くし、
パワーもありすぎで速すぎて目がついていかず、ビビリながらの首都高速でした(汗)
(それを大先輩ライダーのロッソさんに話したら、これが速すぎると思う位が安全だよ、と笑われましたが)
 
そして少し語弊があるかもしれませんが(操作全体が軽いせいもありますが)、アンバサダーやW3、
そしてダーマと比べても、久しぶりに乗ると操作のダイレクト感がソフト(薄い?)感じがしました。
きっと先週、タミピンさんの緑ちゃん(v7スポルト)に乗った影響もあると思います。
あれは同じ950ccになっていますが、だからか尚更違い感じたのかも知れません。
いわゆる現行車と旧車の味の違いが、ここの間にも少しですが感じられたのです。
それが味なのかは個人差あると思いますが、耐久性や故障原因を潰していくとそこが薄まっていくものなのか、
(決して薄いのが悪いと言うわけではありません、薄いけどしっかりも沢山あります)
技術的な解説はタミピン教授に任せるとしますが、今まで感じた事のない感触だったので新鮮でした。
どこからが旧車という定義はわかりませんが、漠然と感じていた旧車の魅力というのが、
スピードへの憧れが薄れたせいか、少しだけ理解できた気がしました。
 
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久しぶりに現れた目玉親父さんは、スポスタにプルバックハンドルをつけて達観したらしく、
格好もアメリカンです。
これ以上の改造はやめたと(というよりスポスタに飽きた?)、新しい獲物を虎視眈々と狙っている様子でした。
 
そんな事を話しながら、相変わらず楽しいサンクチュアリでしたが、10時半を回った頃だったでしょうか、
皆さん帰り出したので私も、と思いましたがこのまま直帰するには勿体ない天気です。
そこで、これまたワンパターンですが、この時間から楽しめるのは奥多摩しかありません。
先々週ダーマで走ってみた感触と比べたかったのもあり、首都高速から中央道乗り上野原インターへ。
 
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定点観測です、飽きもせずいつものコースです。
しかし決まったコースを走ると、今の自分の状態とバイクのコンディションも解るというものです。
 
 
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雨が降ったせいか先々週より少しだけ水嵩が増して見えますが、気休め程度?
夏は大丈夫なのかと、ちょっと心配になります。
 
そしていつも通り、ここを左折して山に駆け上がります。
暫くは少し荒れた細目の道と小さいコーナーが続きますが、様子見もありここは軽く流して走りました。
 
 
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少し走り、これまたいつものお蕎麦屋さんに寄ろうと思いましたが、またまた閉まっています。
あーあ、ばあさんやっぱりだめだったか・・・、残念です。
このお店、昔はおじさんが一人でやっていたお店を、近所?のばあさんが引き継いでやっていました。
ばあさんの復活してくれるのが一番ですが、また誰かに引き継いでもらって再開してもらいたいものです。
サンクチュアリ経由で奥多摩向かうと、このあたりが昼に丁度よいので、安いし重宝していました。
 
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実はこのお店(コーナーの奥の茂みに見えてます)、深い渓谷の上にあり景色もかなりいいのです。
よいコース上にあるし、景色もいいし、ここが別荘だったら最高だろうなと、
いつも思いながら蕎麦食べていました。
 
この日はそんないお腹も減っていなかったので蕎麦は諦め、久しぶりに柳沢峠の麦飯でも食べようと
気持ちを切り替えてまた走り出しました。
ここからは少し気合いを入れて、と思いましたが何だかペースがあがりません。
以前ならコーナーを立ち上がって、次のコーナーが見えていても全開くれてフルブレーキング、
の繰り返しで走ってましたが、この日は次のコーナーが見えた時点で軽く流してしまってます。
バイクは素晴らしく乗り易いのですが、リズムが悪いというか・・・
 
ボロ(旧い)バイクばかり乗っていたので、ブレーキは随分手前で掛けてしまうし、
バイクも深く倒し込む事ができません(まあ、もともとヘタレな走りなのですが)
これは自分が思っている以上に視力の低下が影響していて自制心が働いているのかもしれません。
飛ばす(攻める)だけがバイクの楽しみではないし、速いバイクで流すとそれだけマージンがあり、
安全かつ余裕持って走れるというのは解っていますが、何故かバイクに負けた感は否めません。
 
そんなこと感じながらも、少しずつペースを上げてゆき、さあこれからという時に、
コーナーの立上りでアクセル全開にした瞬間、パーンと後で炸裂音がして少しパワーダウンした感じがしました。
ありゃー、コイル逝っちゃったかなと思いながら少し走ると、何となくもとに戻りまた走れました。
???、と思いつつも走りましたが、国道411号に出たところでまたパーンと音がして止まってしまいました。
 
 
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えーーー、この日はチョイ乗りのつもりだったので簡単な工具しかありません。
(まあ、あっても多分治せませんが・・・)
コイル(ダイナ)触ると結構熱くなっているので、やっぱりと思いながら一応セル回すと
普通にエンジンかかります。
???、と思い走り出してみますが、300mも走るとまたエンジンストールです。
ダメだこりゃ、と思いましたが替えのコイルなど持っているはずもなく、
念のためバッテリーの端子など確かめますが、残念ながら緩んではいません。
 
あーあ浮気ばかりしたので拗ねたのか、と仕方なくレッカー呼ぼうと思いましたが、
更に念のためガソリンタンク見ると、下の方でチャプチャプいっていて余り入っていないように見えました。
出るとき満タンだったはずで、普通ならここでガス欠あり得ませんが、急に燃費悪くなったの?
など思いつつリザーブにすると、またエンジン始動してくれました。
何だよガス欠かよー、とほっとしたのも束の間です。
よく考えると、このあたりに日曜日に開いているスタンドはまったくありません(汗)
このまま柳沢峠越えて塩山まで降りるか、奥多摩戻るしか選択はありません。
 
普通ならここで、スマホを駆使しサクサクと一番近いスタンド検索するのでしょうが、
残念ながら変えたばかりで(慣れても一生無理?)まるで使いこなせてません(汗)
仕方ないので勘をたよりに奥多摩行きを選択し、リザーブで走りきれるか冷や冷やしながらも
2000~2500回転に押さえた省エネ走法に徹して、何とか奥多摩湖まで走りほっと一息です。
 
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ここに寄ると、旨くもないのに何故かこれが無性に食べたくなります(笑)
そして売店のおじさんに、8km程先の奥多摩駅周辺にスタンドがあると聞き、更にほっと一息。
ここまでくれば(リザーブで30km位走ったか)持つでしょうと、気を取り直して出発しました。
そして奥多摩駅が近づいたあたりで雨が降ってきましたが、当然合羽も持っていません。
この時期の雨は濡れてもすぐ乾くからと、軒下で雨宿りしているライダーたちを尻目にスタンドへ急ぎました。
 
しかし、たどり着いたスタンドで給油すると何故か13Lしか入りません、あれれ?(満タン24Lのはず)
えーと、コイル両方同時死亡は考えずらいし、けど片肺でもないし・・・、でも何処か接触おかしかったのか、
と思い愕然としましたが、ここまでゆっくり走ってきたのが功を奏したと考え直し、
ソロソロと、そしてびくびくしながら青梅街道を下り、道中2度ほどエンジンストールしながらも
何とか西東京の主治医の所まで、たどり着くことができました。
 
調べてもらうと、やはりダイナコイルの片方が半死状態だったようです。
何だかダイナは定期的(4年くらい?)に死亡する様な気がして、本当は2個同時交換したかったのですが、
更に言えば、タミピンさんの使っている小型ダイナにしてみたかったのですが、
虎吉金欠の為、今回はとりあえず片方のみの交換としました。
ダイナの名誉のために言うと、同じのをつけているBMWはまず壊れません、
グッチがよく壊れるのは、どうも縦積みの装着方法に理由があるみたいです。
 
 
こんな感じで、久しぶりのルマンで奥多摩は不完全燃焼で終わってしまいました。
年々ルマン相応の走りが出来なくなってきているのは確かです。
それなりに走らせてやれる人に引き継ぐのが本当はいいのかなぁ、など弱気にもなったりしてますが、
何だかルマンに負けた感じが悔しいので、近いうちにまたリベンジしたいと思ってます。

朝走り0628(鬼無里~戸隠)/BMW R80G/S

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先週の奥多摩が消化不良だったのと、週末は雨っぽいので軽く朝走りしてきました。
 
相変わらず平日は長野で仕事してますが、長野は冬を除けばオートバイ天国です。
借りてるマンションからも数分で、よい道よい景色が満載、走らにゃ損損って位の環境にいます。
ですから、少し前に一台(GS)を長野に持ってきていました。
 
勿論東京から自走して運んだのですが、月曜朝6時に自宅を出ても9時前には出勤できてしまい、
4輪より楽かもと、こりゃもしかして通勤可能かな?、など思った位に久しぶりのGSは快適でした。
しかし楽だからと言って楽しくない訳ではなく、逆に楽しいからこそ楽に長距離走れてしまうすごいバイクです。
適度なパワー、鼓動感、振動、音、ストロークの長いサス、など色んな要素が加味され、
この快適性は成り立っていると思います。
 
ライダーは朝練ってよくいいますが、私の場合既に練習・技術向上などする気力は失せているので、
単に軽く流すだけの、ちい散歩の様なものですね(笑)
しかも私は、小学生の頃からオールナイトニッポン聞いている様な夜型人間です。
朝練はちょっとハードルが高く、GSを持ってきたはいいけど、なかなか実現できませんでした。
それでもこの週末が雨で走れなさそうとだと解って、今朝は意を決して早起きした次第です(笑)
 
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家を6時少し前に出発、10分も走らずにこの風景です。
前夜のピンポイント予報で降水確率はゼロでしたが薄曇、
それより、一応と思い長袖Tシャツ着てきましたが、ナイロンジャケットではちょっと肌寒い位でした。
 
特にあてはないので、とりあえず国道406号からすぐに県道76号線に入り戸隠を目指す事にしました。
体がまだ半分眠っているのと、田舎は早朝でも爺婆が散歩(徘徊?)していそうなので少し慎重に、
こんな山間の部落を走ります
 
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暫く少し荒れた1.5車線の舗装路を走り、県道36号を右折し戸隠方向に坦々と走りました。
 
 
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今回はルートを探りながらの、最初の朝走りなので余り飛ばさず、よい景色を見つけては止まります。
 
 
 
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こんな感じのルートです、もっと細い所や荒れた所もありますが、
GSの長い足がスイスイいなしてくれ、車も皆無で気持ちよく走れました。
 
 
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戸隠が近くなると蕎麦の畑が現れました、早く新蕎麦が食べたい。
しかし戸隠にはすごく沢山の蕎麦屋があり、到底地物だけでは賄いきれないのでしょうね。
私はいつも「蕎麦の実」という店に行きますが、最近は込んでいてなかなか入れずご無沙汰です。
 
 
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そして沢山の蕎麦屋が並ぶ参道を抜け戸隠神社の中社の前を通過、
宿に宿泊している人でしょうか、ちらほら散歩している人も見られました。
 
 
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中社を抜け、奥社も抜けると高原の快走路です。
ここらで引き返す予定でしたが、気持ちいいので黒姫まで行っちゃいます。
 
 
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景色が開けた所でエンジンを止め一服、小鳥のさえずりだけの静寂、贅沢な景色も独り占めです。
早起きして良かった~
 
 
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黒姫高原のとうきび屋さんの前を通過、朝早いからというかまだ時期的にも早いですね。
真夏になると、焼きとうきび売っていて、とても美味しいんです。
 
 
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とうきび畑の前で、今日はよく止まるな~(笑)
ここから県道37号に出て真っ直ぐ下れば長野市街ですが、
もう少し走りたいので県道404号には入り飯綱高原経由で、県道506号(戸隠バードライン)を走りました。
 
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                                      大座法師池(多分です)
 
飯綱~バードラインのあたりは市内からも近く、沢山のお店や保養所などが並んでいます。
勿論、平日の早朝にやってるお店などありませんから一気に通過しました。
 
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バードラインは気持ちのよい快走路です。
その後は来たルートを引き返すのは嫌なので、更に遠回りになりますが県道36号で鬼無里村に向かいました。
県道36号の大望峠で少し脇にはずれ展望に上がってみましたが、ここは絶景独り占めでした。
 
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雲がかかっているのが惜しいですが、ここは北アルプスの山々が連なって見える絶景ポイントです。
 
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                         看板色あせてますが、この様な山々が一望できます
 
東屋もあって、今度来るときはポットに珈琲入れてサンドイッチ持参で、ここで朝食をとろうと思います。
贅沢だな~
 
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ここで一息ついた後、国道406号に戻り8時半には帰宅し9時には出社できました。
およそ2時間半で、のんびり走ったので120km位走っただけですが、何だかとっても得した気分です。
 
 
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県道36号沿いの集落です、のどかで山あり、川あり、何だかこれぞ日本の原風景って感じです。
(しかし、電柱が邪魔だなぁ・・・)
 
折角こんな環境にいるのだから、楽しまないと損ですね。
七時半回ると通勤やら地元の車が走り出すので、次回は5時には出発だな。
(でも大型車は通せんぼする事無くすぐ道を譲ってくれ、大変マナーがいいです)
前夜に天気見て決めれるし、ちょっと癖になりそうです朝走りでした。
 
 
 

虎吉スポーツツアラー化計画/Ducati Darmh900

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先週末の東京は、結局ほとんど雨も降らなかった為、梅雨の合間の貴重なツーリングのチャンスでした。
しかし私は予報を信じて、溜まっていた雑用などの予定を沢山入れてしまい、
平日の朝練でお茶を濁しただけで結局ツーリングはお預け、とほほな休日でした。
 
そんな合間に、先週から少しずつ虎吉に少し手を入れてました。
 
まずはタイヤ交換です。
本当は手元に来たときにまっ先にしたかった作業ですが、まだ使えそうだったのでケチっていました。
しかし、南三陸、奥多摩と1500km程走ってみて、少しばかりハンドリングに違和感を感じてました。
どうも倒し込むときに抵抗があり気持ちよく寝てくれません、タイヤが減っている時に感触に似ていて、
前後同メーカー(メッツラー)ですが銘柄の違うセットなのと、リアはかなり四角く段減りしていたのもあり、
あと1000km程度は持ちそうな感じでしたが、思い切って代えてみる事にしました。
 
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交換はいつものスピードスターさんです。
銘柄は、第一希望のピレリ・スポーツデーモンがメーカー欠品との事で、メッツラー・レーザーテックに。
メッツラーの印象は、私の中では可もなく不可もなくと言った所ですが、もうひとつの候補ミシュランは、
サイドが固いので剛性はあるけど旧車には合わないかも、とのアドバイスで消去法での選択でした。
 
交換後少し走ってみると、ハンドリングの違和感はすっかり消えていて、投資の甲斐はありました。
やっぱり、タイヤと○○は新しいものに限ります(笑)
しかし、細目のバイアスなのでラシアルに比べると安価ですが、これで当分晩飯は半額弁当決定です(笑)
 
ちなみに、驚いたことにフロントだけチューブが入ってなかった(チューブレス用ホイールではないのに)
勿論安全のため(空気圧が落ちてなければ大丈夫?かもしれ¥ないけど)入れてもらったのは、
言うまでもありません、軽量化なのか、前オーナーはチャレンジャーですね。
 
 
そして、次に目指すのは「スポーツツアラー」化です。
スポーツツアラーとは(岐阜のおじさんが言い出しました)
今まで限られた休日で、限られた時間に弾け刺激を受ける為に乗っていたスポーツバイク(旧車)ですが、
少し時間に余裕が出来た今、若い頃の様にまたバイク旅をしてみようかな、
と思ったときに、乗りたいバイクの事らしいです(私らの場合、新車は除外です)
 
私はツアラーと言えばまずGSを思い浮かべますが、ここではツアラーでなくスポーツツアラーです。
GSは少し刺激が足りなく(安心して走れすぎ)、また楽珍すぎて該当しないらしい(笑)
要は刺激があって、かつ格好いい、お気に入りのバイクで旅をしたいという事の様です。
ですから、岐阜のおじさんの掲げる5つの条件を、私なりに読み替えてみると以下になります。
 
1、2泊3日程度の荷物は、スマートに積むことができる事。
(キャンプは対象外なので、着替え+雨具+工具+お土産も大事)
 
2、高速道を含めて1日の移動距離500~600㌔程度を想定し、
  心地良い疲労感を伴って走りきる事ができる事。
  (到着後の温泉と麦酒が最高の楽しみ)
 
3、高速道路では法定速度+20で、ポジションを含め快適に巡行出来る事。
 
4、旅先で峠道を見つけた時には、ちょっと刺激あるスポーツ走行を
  楽しむことができる事。
 
5、バイクスタイルには妥協しない、要は格好いいバイクである事。
  (ライダーの正装である革の上下が似合うバイクで、
  リゾートホテルや老舗旅館に乗り付けても恥ずかしくないもの)
 
 
GSはツアラーとしては完璧ですが、ワイルドさはあるけどスマートさが足りないし、
500km/日程度ではちょっともの足りないことなどから、除外されてしまいます。
岐阜のおじさんは、クラウザーで目指しているらしい。
けど以上の事考えると、モトグッチが最高のスポーツツアラーだと考えられます。
ただルマン系は特に荷物の積載性が乏しく、そこが欠点となっていますが、
だから私のルマンは、そこ目指して造ったつもりですが、ちょと汚いからホテルは無理?(笑)
 
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セパハンながら楽なポジションと、高い巡行性能、長い航続距離(タンク24L)、刺激あるエンジン、
パニアの積載性と、完璧なスポーツツアラーではないでしょうか、好き嫌いありますけど(笑)
 
 
ですから虎吉も、借り物とはいえ私の元に来たからには、ツアラー化は必須です。
峠を攻めるだけの為に走りに行くとか、ストイックな走りはとうに卒業しましたので、
そこしか進むべき道は残されてないと、いう見方もありますけど(笑)
 
虎吉は、ルマンに比べると一番のネックはタンクの容量ですが、
あのスタイルが気に入っている以上、ここは諦めるしかありません。
ですから、次の問題点は積載性になります。
 
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虎吉はドカティらしく、清く荷掛けフックすらありません。
ベベルにしては珍しいアップハン(パイプハン)ですが、タンクの容量考えるとツアラーではありませんね。
 
南三陸に行ったときは考える暇もなかった為、最小限の荷物をタンクバックに入れ
リアシートカウルの上に滑り止めシート載せて、無理矢理縛り積載しました。
けどちょっとこれはいただけない、スマートとは言えず、これでは折角の伊達男が台無しです。
 
そこで、スマートな積載と言えばパニアケースでしょう。
BMWで初めて使って味を占め、ルマンやアンバサにも装着し私のバイクには必須アイテムになってます。
ですから是非虎吉にも、パニアケースを付けたかったのです。
 
そうなると、パニアケースと言えばモトコさんです。
ここは、各種メーカーのパニアケースが揃っていて、そのスティを各車に合わせてワンオフで造ってくれます。
はるとさんのミレ(グッチ)の出来映えを見て、いつか私もと思ってました。
 
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事前にリア廻りの画像を送り、装着出来そうかメールでやり取りした後にOKがでると、
お店に一週間ほどバイクを預け、好みのパニアに合わせたマウントスティを製作してもらいます。
私は、はるとさんも愛用しているペプコのクラシックタイプ(30L)が希望でしたが、
乏しい予算を考慮し、ルマンに使用しているGIVIのケース(21L)を共用できる様に、
ケースは買わずにマウントスティだけお願いしました。
 
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こんな感じつきましたが、どうでしょう。
思っていた以上に、きっちり造って頂けました、さすが専門にやっているプロの仕事です。
私はパニアを水平にせず(格好重視で積載性考えると?ですが)、マフラーの角度に合わせて
傾けて付けて欲しいとお願いしましたが、ほぼ希望通りに仕上げて頂きました。
 
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前から見ても、ハンドル巾が広いせいもありますが、ほぼハンドル巾内に収まっているので、
すり抜けも、そう気を遣うことはないいと思われます。
 
 
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リアからの眺めも、余り飛び出さずにすっきり収まっています。
このパニアは片側21Lと小さいのですが、宿に2泊程度するなら充分な容量です。
蓋が上開きなのも、使い勝手が良く気にいっていますし、ルマンと共用できるのが、
保管場所も購入費用も節約でき、嬉しい限りです。
 
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スティだけだとこんな感じです、フレームも黒いせいか余り違和感ないと思います。
また、有り難いことにセンスタ掛ける為の引手も、新にきれいに造ってくれました。
(リアサスの上の飛び出た棒です)
実は元々ここに引手があったのですが、付けたまま避けて装着すると、パニアが外側に出てしまうので、
外して欲しい(スタンドはタンデムステップ握るつもりだった)、とお願いしていましたが、嬉しい配慮です。
 
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                                  元の引手です
 
あと、お気づきかと思いますが、ついでにオーリンズも装着してみました。
勿論新品ではなく、何処の家庭の押入にも眠っているものです。
と言うのは冗談ですが、以前スポスタに乗っていたときに装着していた物で、
合わせて見ると、長さが5mmほど長いだけでしたので付けてみました。
少し長いのでセンスタ上げてもタイヤ刷っていますが、贅沢は言えません。
また、走りに敏感な方なら、スポスタ用は固すぎるとかもあるのでしょうが、
元のマルゾッキは抜け抜けで、オイルモレシャン状態だったので、それよりは多分マシでしょう(笑)
 
もうひとつおまけですが、上の写真よく見ると解りますが、カウルのサス上が少し割れてしまいました。
三陸の帰りに気が付いたのですが、このシートカウルはボルト4本止めなのですが少し歪んでいて、
それを無理矢理ねじった形で嵌めていたので、割れてしまった様です。
穴を少し広げて、割れはとりあえず裏からFRP補修キットで対応するとしましたが、
一応お店に話すと、ノーマルマフラーと共に、予備のシートが送られてきました。
 
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とりあえずこれでと、しかもシート持ってきてくれれば直してくれるといます。
そしてなんていう対応の良いお店でしょう。
1年間保証との事でしたが、どの範囲まで保証してくれるのか・・・
こちらにとっては有り難いことですが、商売になっているのか少々心配です。
まあ、ダーマの部品など誰も欲しがらないでしょうけど(笑)
このシートはダーマのもうひとつのタイプの物ですが、私のは元々こちらが付いていたらしいです。
でもこのタイプは大きくて余り好みでなく・・・、物置の肥やし決定です(笑)
 
あと、五月蠅いと思っていたコンチタイプのステインチューンマフラーですが、意外に五月蠅くなく
(W3より数段静かで、充分家の前でエンジン掛けられるレベル)、このノーマルマフラーも肥やし決定・・・
狭い我が家ですので、物置が足りません。
 
そんな訳で、日曜の午前中は時間があったので、いつものサンクチュアリまで試走してみました。
 
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この日は到着すると、がんばさんしかいなかった、寂しい~
サスの具合はと言えば、抜けたマルゾッキに比べると格段によい仕事してくれます。
新品タイヤと合わせて、気持ちよく走るようになりました。
虎吉の夢は、フロントフォークにブレーキ(4ポット+ラシポン)、マグホィールとまだまだありますが、
資金も底をついたので、暫くはこの状態で楽しんでみるとし、
虎吉のツアラー化は、これでひとまず完成です。
 
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がんばさんとだべっていると、少しづつ集まってきました。
けど、この日は朝雨降った所もあったらしく、いつもより少し少なめでした。
 
小さいタンクに(15L)悪燃費(15km/L)が、ちょっと懸案事項ですが、
スポーツ・ツアラー化した虎吉で初めて行くツーリング、月末の西伊豆がより楽しみです。
参加の皆様、よろしくです。

長野ぐだぐだツーリング/MotoGuzzi Lemans1000

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ライダーには天敵の梅雨もやっと明けましたが、途端の猛暑連発で夏本番前に既にバテバテ、
こう暑くては空冷バイクは辛かろうと、走らないのをバイクのせいにするヘタレですが、
先週末に、梅雨明けギリギリ?な信州・長野へ、ツーリングもどきしてきました。
 
もどきと言うのは、高速使って長野まで走り、呑んできただけなので、ツーリングではなく慰安旅行です(笑)
長野で呑むなら、週末に東京に帰らずに待っていればよいのですが、
久しぶりのメンバーだったので一緒に走りたく、わざわざ金曜の夜に帰京してまた土曜に・・・、バカです。
 
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朝8時に関越道・高坂SAに集合でしたが寝坊して30分の遅刻、みなさんごめんなさい。
今回のメンバーは、nivaさん(ルマン1000)、sugahiroさん(1000s)、がりまーさん(850T3)、と私の4人です。
3台グッチで、また飛ばす人たちなので、私もルマンにしてみました。
 
高坂到着後、30分も遅刻で平謝りすると、sugahiroさんはまだ到着してませんでした。
この日の目的は、長野市内にがりまーさんの知り合いが出したお店で呑む事だったので、
焦らずに、寝坊+げーりーで遅れると言う彼を、ぐだぐだとだべりながら待ちました。
しかし10時になっても来ないので、横川で待つとメールを入れ、重い腰を上げました。
 
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前回のルマンは奥多摩で消化不良だったので、そのうっぷんを晴らすべく、
先頭でブリブリとルマンが気持ちよい速度帯で飛ばすと、あっという間に横川到着。
すると何故か後にゲーリーsugahiroさんが、高坂で追いついて併走してきた様でした。
しかしルマンでも高速走行は超気持ちいい~、まさにこれぞスポーツツアラーって感じの走りでした。
 
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遅れたのに何故かハイテンションのsugahiroさん(笑)
後の850T3はがりまーさんのですが、1000cc三台にちゃんとついてくるのは、古くても流石はグッチです。
(全開の連続で、燃費が15km/Lまで落ちたと言ってましたが)
 
ここでやっと行き先を相談しますが、特に希望もなかったので、とりあえず長野インターまで走り、
少し観光した後、山には入って信州のクネクネ道を堪能しようという事になりました。
 
長野インターで降りた後そろそろ腹が減ってきたので、インター降りてすぐの松代食堂さんへ。
ここは普通の食堂ですが、昔ながらのバイキング形式?なのでお勧めです。
(調子に乗って沢山皿を取ると、結構な値段になりますが)
 
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今考えるとこの時点で既に休憩ばかりのダメダメモードでしたが、
腹を充たしたあとは、少しだけ観光するとします。
 
普通の長野観光ならまずは善光寺さんが定番ですが、折角なので余り行かないであろう所へ
松代へ案内する事にしました。
長野市郊外にある松代は、真田家の屋敷などあり歴史のある街ですが、
そこに「松代大本営跡」という、戦争の負の遺産がひっそりあります。
ちゃんと観光ガイドにも載っているのですが、負の遺産だから、
知らない人がほとんどだと思います、私も長野に来るまで知りませんでした。
 
この施設は、終戦間際に本土決戦を覚悟した軍が、天皇陛下や政府、国営放送など全ての機能を、
見つかり難いであろう信州の山奥に、トンネルを掘った地下要塞?に移転しようとしていた計画なのです。
浅はかですが終戦間際の狂気の中ですから、東京を投げ出して山奥に籠城しようと考えたのでしょう。
山々に、手彫りトンネル(通路)が数㎞に渡って縦横無尽に掘られており、7割方完成しています。
その一部、500m程が見学できる様になっているのです。
 
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施設には駐車場はありませんので、近くの象山神社駐車場にバイクを停め、
5分ほど歩くと、ひっそりとした所に施設の入口はあります。
市役所で管理されており、入場無料ですが入口で人数の確認だけされヘルメットを借りて中に入ります。
中で行方不明?になる人がいると、困るからだと思います。
 
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入場前にふざけていますが、一旦中に入ると余りの馬鹿げた施設の存在にただ呆然とし、
何だか妙な気持ちになってしまいます。
 
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こんな感じの、素堀の通路が延々とあるだけなのですが(歩ける所だけで500mはある)、
この通路状の所に、長屋のように施設を作ろうとしていたらしいです(一部建物は出来ていたそうです)
そして中はひんやり寒いし、一人では絶対入りたくない所です。
 
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人それぞれ違っても色々考えるところはある様で、出た後は三人とも妙な顔していました。
そのあと、どこが運営しているのかよくわからない資料館(入場料200円)で話を聞いたりして、
妙な違和感を感じつつ、松代大本営・象山地下壕を後にしました。
 
そしてせっかくだから、佐久間象山先生の銅像で意味のない記念撮影をしました。
がりまーさん以外は、どんな人なのかよく知りませんでしたが、なんとなく。
馬とバイク、定番ですので(笑)
四人でバイクに跨って真似して撮ってもらったのですが、大人げないのでこちらにしときます(笑)
 
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                                グッチ四台、壮観です
 
それから、またまたせっかくだからと、真田邸など見学してみる事に。
この時点で結構いい時間になっていましたが、暑いし走る気無しのダメダメモード全開です(笑)
 
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少し走り、真田邸へ。
入場料は200円、他の二つの施設(文武学校と宝物殿)セットなら400円というのでそれを購入。
しかし、この時間から3館見学とは、これでこの日の走りは終了決定のダメっぷりでした(笑)
 
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お屋敷自体は、かなり立派で結構見応えあります。
 
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しっかり見学しつつ、居心地が良いのでまったりしくつろいでしまいました。
そして、お隣の文武学校へ。
 
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ここは武術・学術を教えていた歴史ある学校跡(一部は今でも使ってる)です。
 
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                                    雰囲気ある弓道場
 
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                   剣道場、昔少しやっていましたので気が引き締まります
 
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それから、お隣の宝物殿もしっかり見学して松代を後にしたのは4時半回っていました。
まだ暑いし、これから走る気力は毛頭なく、長野市内の日帰り温泉に直行した後、
がりまーさんの知り合いのお店へ行きました。
まあ走りの方のお楽しみは、明日に取っておこうという事です(笑)
 
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お店は、街中の一応おしゃれ通りの路地にある古い一軒家を改造したものでした。
江古田でお店を出していたマスターが、自給自足(自分で畑で作った物を出す)の料理を出したいので、
小川村(長野市のお隣の山奥)の畑つき一軒家を購入し移住してまで開いたという、拘りのお店です。
 
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一人でやっている小さいお店ですが、雰囲気も良く(内装も美大出のマスターが自分でやったそうです)
野菜、生ハム、スモークチーズにパン、全て自家製、お世辞抜きにとても美味しかった。
だからつい長居してしまいましたが、長野市内にこんなお店があったとは知ってちょっと得した気分でした。
 
予想外の大満足で、このツーリング?最大の目的を達成した後、
長野市内の権堂という繁華街に移り、昭和なスナック経由で平成まで堪能していたら
すっかりいい時間になり、お開きとなりました。
しかしツーリングに来て三時まで呑んで・・・、翌日のダメっぷりも想像に固くありません。
このメンバーでは仕方ないか(笑)
 
 
 
そして翌朝、予想通りの寝坊です(笑)
しかも昨日関東は梅雨明けしたはずなのに、雨降ってるし(汗)
明けたのは関東であって、ここは信州ですから文句は言えませんが。
 
仕方ないので、寝坊したのに少しうだうだし、雨が止まないので合羽来て出発しました。
既に11時回っていて腹も減ったのもあり、とりあえず信州来たら蕎麦だろうと、
皆さんを、長野県と新潟県の県境にある富倉蕎麦に案内する事にしました。
何度かブログに書いていますが、山奥にある独特の打ち方の蕎麦で、
喉越しがとてもよい、ちょっと変わったお蕎麦です。
 
直ぐに雨はあがりましたが、夕方から東京で用事があるというsugahiroさんとは途中でお別れ。
寝坊した為タイムアウトに、彼は菅平経由で上田へ抜け高速飛ばして帰る事になりました。
 
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やんちゃな1000sで荷物は清く最小限、これが彼のスタイルですが何だか若造みたい。
今年のルマン会議も東京から日帰りで参加してくれ、ロン毛でちょっと格好いいオヤジです!
今回は、ほぼ走りなしでしたが次回はもう少し走りたいですね、帰り道気を付けて。
 
 
そしてこの後すぐに、彼の選択が正解だったと痛感しました。
ここから空はどんよりでしたが、飯山抜けると結構本降りに・・・
しかしここまで来たからと、サイド合羽を着込み富倉めで走りました。
 
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雨で道中の山道も堪能できず、やっとの思いで到着したのは1時回っていました。
 
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                  雨の中も安心して走れるのは、ルマンの利点です
 
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                         お店というより、ばあさんの自宅です(笑)
 
例のごとく、田舎のばあさんの家に遊びに来た感覚でお店に上がり、
例のごとく、蕎麦屋にしては珍しい?お通しセット(何人いてもひとテーブル200円)を頂きつつ、
蕎麦を待ちます。
 
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ここは、笹寿司も名物(というか、ざる蕎麦と笹寿司しかメニューなし)なのですが、
遅く来たせいで売れ切れでした、残念。
しばらく待つと蕎麦がゆであがりました、相変わらずのテカリ具合、最高です。
 
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大盛り頼んだけど、朝抜きでお腹も減っていたのであっという間に完食、
笹寿司が無かったので、ちょっと足りなかった・・・、次回は一人蕎麦2枚だな。
 
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お二人も満足してくれた様で、遠くまで来た甲斐がありました。
しかし外は相変わらず雨降ってます、それも結構しっかりと・・・。
帰り道を相談しますが、ここから来た道を戻り、直近のインターで高速に乗ってしまおうと言う事になりました。
本当は木島平経由で、志賀高原抜けを考えていたのですが、この天気で志賀高原は無理ですから。
 
 
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高速乗って暫く走ると、雨は上田あたりで上がってきましたが途中下車せずそのまま突っ走り、
横川で合羽脱いで、関越道最後のPA三芳で話題のトルコライスを食べて解散となりました。
 
今回は走りに関してはトホホな感じのツーリング、というかツーリングの様なもの?になってしまい、
単にバイクで来た長野グルメ呑み旅行の感はぬぐえませんが、たまにはこういうのもありでしょう。
 
ほとんど高速走っただけの620km程の工程でしたが、ルマンは高速走行だけでも充分楽しいんです。
久しぶりの、ぬうえ~ぬえわ巡行で、長距離に渡りルマンのブリブリ感を堪能できました。
また帰りの高速ひどい渋滞でしたが、所沢あたりで久しぶりに虹も見れたし、
だから、今回はこれでよしとしましょう。
 
しかし、nivaさん、sugahiroさん、がりまーさん、次回秋頃にもう少し走るスナック巡りツーリングを是非。
行き祭は、ひなびた場末感漂う温泉街が希望です(爆)
でもこのメンバーだけだと危険だから、呑まない走り屋のMKさんあたりの参加お待ちしてます(笑)
 
お泊まり荷物も積めて、高速速いし、巡行距離も長い(満タン400km以上)、雨もへっちゃら、
改めてルマンのスポーツツアラーっぷりを再認識出来た、ツーリングの様なグルメ旅でした。
 
 
 

三連休は1日だけ/MotoGuzzi V7Specal

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三連休は暑い東京を脱出して、札幌の実家へ帰省していました。
 
と言っても避暑ではなく、法事で帰っただけなのフリーなのは1日しかありません。
しかし晴れてるし、涼しいし、最高のバイク日和です。
だからバイク馬鹿は走らにゃ損と、初夏の積丹半島をツーリングしてきました。
 
当初はかみさんが仕事で同行できないと言っていたので、
弟にバイクを借りてがっつりと目論んでいましたが、
直前になって都合がついた様でして・・・
そんな目論見はもろくも崩れ去り、かみさん用のバイクをレンタルし一緒に走ることになりました。
だからほんと軽ーく、勿体ないけどさらっと走ってきただけです。
 
14日の日曜日、朝は少し曇っていましたが寒くもなく暑くもなく、絶好のツーリング日和でした。
早出したい所ですが、レンタルバイク屋は8時から営業ですので、
ツーリング準備をしてタンデムでレンタルバイク屋さんへ行き、そのままツーリングに出る段取りです。
 
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大きめの普通のバイク屋さんですが、レンタルバイクにも力を入れている様です。
昔何度か借りたこともあり、時間が余りないけど走りたい時など、弟が複数台所有するまで重宝してました。
かみさんは、軽めのバイクがいいだろうと、250ccクラスで空いていたVTRを借りることに、
12時間で(閉店の午後8時まで)、1万円です。
高いのか安いのか判断が難しいですけど、ちょっとだけでも乗りたい時には便利だと思います。
また、メットやグローブ、ジャケットのレンタルもある様で、手ぶらでも楽しめます。
 
簡単な手続きをしてから、8時半頃だったか出発しましが、
かみさんの様子見を兼ねて、すぐに朝食休憩を取ります。
かみさんが一緒だと、こまめな休憩は必須なのです。
 
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朝ラー、ではなく朝うどんです。
かみさんは身長が低いのでローシートのVTでもバレリーナ状態ですが、軽いのでなんとかなりそうです。
同行の弟は、R100RS(二本サス)が車検中との事で、今回はセロー(250)です。
そして私は、何故かモトグッチV7スペシャル(新車)です。
実は弟が最近、もう一台所有していたスポーツスターから(新車から十数年乗っていた)、
グッチの新車に買い替えていました。
色々あって、ちょっとハーレが嫌になり買い換えを考えたときに、私が昔乗っていたカルフォルニアを思い出し、
それが随分印象良かったらしく、グッチに乗りたくなったのだそうです。
少し前まで、私のルマン乗るか?と聞いたら嫌がっていたのに、
初グッチなので、乗りやすそうな新車に乗りたかったとの事です。
 
という訳で、私は新車のグッチを拝借してルンルンです(笑)
 
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                   パニア付きのツアラー仕様、ポジションも楽珍です
 
朝うどんで空腹を充たしたあと、小樽経由で積丹半島目指しました。
今回はかみさんが一緒なので、がっつり系は無理なのと、
この時期(夏の2ヶ月)しか食べられない積丹の雲丹、それも「蝦夷馬糞雲丹」を食べるという事を
命題にして、ポイントを稼ごうという算段でした。
 
 
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                             蝦夷馬糞雲丹です
 
 
しかし、考えが甘かった。
短い夏を謳歌しようと道民は、この時期の休日は晴れていれば皆海へ向かいます。
小樽手前から古平まで、ずーっと断続渋滞、慣れないバイクのかみさんを気遣い、
すり抜けは確実な所のみにし控え気味にしたので、げっそりでした。
それに、こんなに沢山の人たちが積丹目指したら、他に遊ぶ所ある訳でない、
もしかして目当ては皆同じ?、えー雲丹が無くなるよ~(汗)
 
そんなこと考えながら走り、古平抜けるとやっと普通に走れる様になりました。
後で聞くと、この日は古平でお祭りだったらしく、何か催し物でもあったのでしょうか。
 
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やっと快走出来る様になり、ウニ丼目指し先を急ぎます。
 
 
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ウニ丼の売れきりが恐いので先は急ぎますが、天気もよいのでつい寄り道したくなり、
国道外れ、積丹半島北側の突端、積丹岬へ。
 
 
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島武海岸、駐車場にバイクを停めトンネルを歩いて抜けると、突然この景色です。
絶景です、夏のこの時期だけ積丹の海は綺麗な青色になり、「積丹ブルー」と呼ばれています。
(昔はそんなこと言っていませんでしたが、最近かな)
 
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崖つたいに海岸まで降りられるのですが、流石にそれしてると時間がないので諦め、
ウニ丼目指して、先を急ぎました。
ウニ丼はどこでも食べられるのですが、神威岬手前のあたりに何軒かお店があります。
そこの「みさき」というお店が有名(元祖)らしく、そこを目指しました。
 
しかし、やっとの思いで到着してみると、既に1時半回り昼時過ぎてるのに、えらく並んでいます。
折角ここまで来たのだからと、一応記名して順番待ちますが、22組後だよ・・・(汗)
仕方なく近くをウロウロすると、店先に気になる看板があるお店見つけました。
 
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                       馬糞雲丹見つけて、かみさんもニコニコです
 
実は聞くところにより今年は馬糞雲丹が不漁らしく、半分諦めていたのですがラッキーです。
しかもこのお店は(このあたりは全て漁師直営です)記名待ち式ではなく、並ぶ方式で、
皆さん面倒くさいのか、有名店がいいのか解りませんが、4~5組後には入れそうなので即決定です。
 
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店名も、「丸天佐藤食堂」ですから、ここを選択しない訳にはいきませんね(笑)
そして少し待つと我々の番がやって来て、テーブルへ。
三色丼(カニ、ボタン海老、いくら、刺身など)とかもありましたが、勿論目当ては蝦夷馬糞雲丹のみ。
豪快に、そして贅沢に、ウニ丼いっちゃいました。
 
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至福のひとときです、寿司なら30貫分位はあるでしょうか(笑)
蝦夷馬糞雲丹は、味がクリーミーかつ濃厚なのです、最高でした。
でも、もう暫くは雲丹はいりません(笑)
 
私たちの後すぐに売れ切れとなりましたので、ほんとラッキーでした。
そして、つかの間の贅沢のひとときを過ごした後(口の中は雲丹味で一杯です)
時間も押しているので、先を急ぎ出発しました。
 
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                             点在する漁村を通り抜けます
 
帰りは神威岬を目指し、半島をぐるりと回り、神恵内~泊~岩内経由で小樽に戻る計画です。
 
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一応神威岬に立ち寄りましたが、時間がないので散策は諦め、売店でお土産など買ってすぐ出発。
そして半島を岩内側に下っていくと、雲が出てきて、おまけに雷注意の電光掲示板、
合羽持ってないのでちょっとびびりましたが、結局降られることはありませんでした。
 
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外気温度は22~25度位、Tシャツにベルスタジャケットで丁度よい感じでしたが、
長いトンネル内はかなり寒く震える位で、東京の猛暑が嘘の様でした。
 
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途中前に車に追いついたりしますが、4輪もよいペースで走るのと、
今回は2台が250なので無理に追い越しはせずに、坦々と走りました。
 
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積丹らしい風景ですが、原発のおかげで道が良くなり過ぎて、どうも私のイメージとずれがあります。
毎年言ってますが、昔の秘境感が懐かしいです。
 
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                               快走路過ぎですよ~、とまりんくん
 
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そして、突端近くの川白という集落で、少し止まり休憩しました。
ここで昔知り合いが民宿をやっていたので、子供の頃夏になると毎年訪れていました。
でも、昔はここまで来るのに一日がかりでした。
初めて訪れた小学生の低学年の時など、乗用車で走れるまともな道が無い為に、
岩内から船で渡った記憶あります。
そんな秘境でしたから、アワビや雲丹も沢山取れて、その場で焚き火で焼いて食べたり、
(民宿は漁師さんがやっていたので、許可取ってます)
中学生になった時には、初めて船釣りに連れて行ってもらい、大タコ(1m以上あった)釣ったり、
楽しかった、よい思い出の場所です。
 
ちなみに、海水自体は浴は嫌いでした。
北海道の海は真夏でもかなり水温が低く、海に入るのには根性がいるんです(昔からヘタレです)
東京に出てきて、初めて湘南で海水浴した時に海がぬるま湯の様で、
おまけにコパトーンに香りまでして、びっくりした記憶あります(笑)
 
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そんな思いでの入江も、今見るとなんだか小さいなぁ、と弟と思い出話などしました。
 
ところで、新型グッチ(V7スペシャル)の印象はと言えば、
思っていた以上にグッチらしくバイクでした。
ルマンほどの迫力はないけど、適度で心地良い鼓動感と、何より軽快なハンドリングが素晴らしく、
軽くて乗りやすく味もきちんと残っている、ルマンの豪快さと速さを求めなければ、
これはこれであり、と言うか、乗ってにんまりでした。
(マフラーのサイレンサーのみ交換しただけのノーマル仕様です)
新型になって50馬力にアップしたパワーは、数値上はアンバサと同程度で、
高速をぶっ飛ばさない限り多分、私にはパワー不足感じませんでした。
また、スモールブロックを拡大して750にしているせいなのか、
ルマンの様な高回転での収束感は薄い代わりに、上の方までブルブル鼓動を楽しめる感じでした。
唯一気になったのはインジェクションのしつけで(私がインジェクションに乗り慣れてないせいもありますが)
アクセルの開け始めで割と、ビューと飛び出す感じがあるのと、
2000回転以下のしつけがいまいちで、渋滞が続くと少しぎくしゃくしてしまう所です。
しかし全体見ると、ポジションもよく(楽珍です)、パニアもついて(オプション)、
北海道下道ツーリングには最適なバイクでした。
もっともっっと売れてよいバイクだと思います、輸入元の方はうまく宣伝してほしいものです。
 
 
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話が少し脱線してしまいましたが、ツーリングは後は帰路に向かうだけです。
泊原発が見えてきましたが、このまま下って国道5号線に合流すると、
行きの混雑ぶりを考えると、渋滞に嵌る可能性が大きいので、弟の先導で農道を走ることにしました。
 
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このあたりになると、慣れないバイクのかみさんが少しへばってきました。
時間が押しているので(8時までにバイクを返却しなくてはならないので)
先は急がなくてはなりませんが、無理して転んだりしたら楽しいツーリングが台無です。
だから、この先はこまめな休憩を取りながら進みました。
 
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                                 かみさんが借りたVTR
 
後で少し乗りましたが、残念ながら余り好みのバイクではありませんでした。
軽くて回せば結構速いけど、無理矢理初心者向け?に低くしたシートは前にズリ落ち気味だし、
後気味のステップとのバランスも、急造のアップハンとの相性も悪いです。
これは長距離乗ったら疲れそうです。
私の中でのVTは、二代目で終わっている様です。
このデザインも何だかパクリっぽいし、何を目指したバイクなのか、
売れていると聞く忍者250あたりだとまた違うのかもしれませんが、残念ながら最近のバイクは・・・
と言いたくなるバイクでした(そうは言いたくないけど)
 
 
話は戻り、内陸に入り、仁木のあたりで雲も切れ、またよい天気になってきました。
 
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                                     気持ちいい~道でした
 
 
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仁木町はフルーツ栽培で有名な町で、フルーツ街道(農道)を突っ走ります。
 
 
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そして、小樽郊外の天狗山あたりから下り、国道5号線の合流する所で少し渋滞に合いましたが、
小樽から高速乗ってワープして、7時過ぎには無事帰宅できました。
 
三連休で北海道ですから、がっつり走りたかった気もしますが、
1日でも、しかもグッチで走れたのだから贅沢は言うまい。
 
 
そして北海道グルメの〆は、勿論ジンギスカンです。
 
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すすきのはずれの「ふくろう亭」さんへ。
生ラムタイプのジンギスカンは癖もなく大変美味でした(羊肉苦手でもいけると思います)
 
かみさんもツーリング+グルメには満足したようで、ポイントも大幅アップの充実した連休でした。
これで週末の西伊豆お泊まりツーリングは、心おきなく楽しめそうです(笑)
 
 

西伊豆・海鮮ツーリング/Ducati 900SD Darmah

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先週末の話です。
 
西伊豆で、「ほぼイタリアン」なバイクオヤジのお祭りが開催され、
旅仕様になった虎吉(パニア+オーリンズ)のテストも兼ねて参加してきました。
 
西伊豆のペンション「たーこいずぶるー」さんに泊まって、海鮮を堪能し飲み明かそうと言う、
やーずのあみとうちゃんの粋な企画です。
 
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前日はルマン乗りの先輩の見舞いのため会社を早抜けして、お見舞いに。
先輩は思っていたより元気そうで、心配していたバイクの復帰も割と早く出来そうでひと安心しました。
「でも俺さ、入院した時はもう大型バイクは無理と思い俺のルマン誰に乗ってもらおうかとまじで考えたよ」
という言葉を聞き、その時は既に回復し元気そうだった事もあり、
「冗談やめてくださいよ、でも○○だけは無理っしょ」など笑って話せましたが、
帰ってから自分に置き換えてよく考え・・・、
自分も持病持ちなので、いずれは乗れなくなる時が来るのでしょうが、余り考えたくは無いことでした。
 
それでなかなか寝付けずに寝坊・・・、というのは言い訳ですが(笑)
西伊豆と近いのですっかり油断してました、朝起きてからの準備開始です。
 
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準備完了の旅仕様虎吉、やっぱりパニアがあると荷造り楽ですね。    
こんな感じでやっと出発出来たのは、11時半を回っていました。
だから寄り道無しの王道ルート、東名~小田原厚木道路~ターンパイク~伊豆スカ経由です。
 
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久しぶりのターンパイクでしたが、凄そうなフェラーリをやり過ごす為ひと息置いてから出発です。
この日は曇り空だったせいか、東名の渋滞が嘘のように空いていました。
 
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ここの道は、コーナーの設計がすばらしく、とても走りやすい道です。
だからうまくなった気がしてバカ飛ばしする奴も多いですが、少し抑えめに走ると実に気持ちよく走れます。
それにしても、こういう道で乗るベベルはなんて気持ちよいバイクなのでしょう、
気持ちよい5000回転付近使ってコーナーをぐわーっと、そしてひらひらと駆け抜ける感じは他に無い物です。
ルマンで気持ちよいのは、何故かもっと気合いが入った時の様な気がします、不思議です。
 
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大観山へ到着、上の方はガスっていましたが、走れないほどではありませんでした。
ここでクシタニさんがカフェをオープンしたらしいので、寄ってみる事にしました。
 
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ちょっとお洒落な感じです。
 
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食事のメニューは余りなく、私はオムライスセット(ドリンク付き1250円)、ちょっと高めかな。
さっさと済まし、そそくさと伊豆スカイラインヘ向かいます。
 
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ここも、ターンパイクと同様ですが、本当に気持ちよく走れる道です。
また二輪禁止などなると悲しいので、馬鹿な走りする人はどうか遠慮してもらいたいものです。
 
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急ぐ距離でもないので、とりあえず用事も無いけど亀石で一服しました。
そこで声掛けられ振り向くと、そうちょさんでした。
 
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ルマンはバラバラ、ベベルは引き取りに行く暇がなかったそうで、X1/9で参加です。
しかしいいな~これ、何度も書きましたが私はこのデザインが大好きです。
これに金色ライン入れて虎吉と並べたら・・・、よだれ物です。
そうちょ、飽きたら下さい(笑)
 
そうちょさんは、「後着いていくよ」と言うので、冷川で降りますからと伝え一緒に出ましたが、
出口で暫く待っていたのですが来る気配ないので、一人再出発しました。
 
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途中気持ちよい道を快走し国道414号に合流し、浄連の滝、隧道、ループ橋と通過、
もちろん天城越えを熱唱しながら南下しました(笑)
そして県道15号の交差点にあるコンビニで水分補給していると、バリバリと2台のバイクが入ってきました。
 
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虎吉だ~、という聞き覚えある声の主は、くろきんさん、せいこ姐さん夫婦でした。
今回はCBとW1の様です。
しかし姐さんのW1は渋いな~、というか渋すぎです。
 
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途中スタンドにより給油中にインカムの調整するお二人、いつも仲良しだなぁ。
でもただの仲よしではなく、姐さんのタフな走りがあってこその、ほんと良いツーリングパートナーです。
 
 
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それから田舎道をブリブリ走り(きっと姐さんはインカムで、もっと速く走れよ~と言っているに違いない)、
私は2台の後で、W1サウンドを堪能させて頂きました。
姐さんの右チェンジとドラムブレーキを物ともしない豪快な走り、改めてお見逸れしました。
今回はW1で良かったです、これくらいハンデもらわないと、ヘタレオヤジは一緒に走れません(笑)
 
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3台でしばらくクネクネ道走り、海にでてからは私の先導で宿に入りました。
6時宴会開始のはずですが、我々が到着した5時少し前には皆さん勢揃いされていました。
 
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既に風呂も入って缶ビール片手にバイク談義です、皆さん楽しそう(笑)
 
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これがどうした、とか、ここはどうだとか、いい大人が細かいことで盛り上がってます(笑)
私にはマニア過ぎてついていけないので、取り敢えず風呂に入り汗を流しました。
 
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そしてご馳走、いつもながら取れたてで美味しすぎる魚介ずくしです。
 
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あみとうちゃあんの音頭で乾杯、宴会スタートです。
バイクの話は勿論、あんなこと、そんなことまで、皆さんバイクに乗っているというだけで職業もバラバラで、
普通に生活していたら接点のないだろうし、普通はオヤジになったら初対面だとなかなかうち解けないのに、
同じ様なバイクに乗っているというだけで、バイクはほんと不思議な乗り物です。
 
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目玉親父さんも、若い娘の隣でデレデレです。
今日は恐~い奥様同伴じゃないですから、いつものツーリングより生き生きして見えたのは気にせいかな(爆)
 
私もベベル界のアイドル嬢に、社会の為になる話をして上げたのですが、
良く見ると、一番奥に陣取った青いシャツのおじさんを筆頭に、恐そうな人の視線が痛い(汗)
冷静に戻った翌朝に平謝りしたのはいうまでもありません、ベベル3ヶ月で調子に乗りすぎました。
これでベベルの集いは出入り禁止・・・
 
ただ彼女は、単なるアイドルではないらしく、貴重で超高価な750SSをステップ擦りまくりで華麗に駆り、
激走するそうで、今度一緒に走りましょうなど軽い気持ちで声かけると、おじさんの方が恥かきそうです。
でも来年の変森(ルマン会議)は来てくれるそうで、その時は是非お父様抜きで、と懇願しておきました(笑)
しかし、せいこ姐さんといい、ベベル乗る女性は、舐めたらあかんでよ~(笑)
 
そんな楽しい宴会は続くのでしたが、私は何故か突然腹痛に見舞われ、
途中リタイアしてしまいました。
久しぶりにお会いした方も沢山居て、もっとお話したかったのに不覚でした。
 
宴会が終わり、皆さん引き上げてきた頃には少し楽になったので、
同部屋だった、タミピンさん、がんばさん、くろきんさんと少し話し込んで、寝たのは12時過ぎでした。
 
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翌朝、6時前にはすでにバイク談義が始まっていました、いつもながらオヤジの朝は早いのです(笑)
 
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お宝バイク満載です、総額いくらになるのか・・・
 
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潮風から愛車を守るため夜中に梱包していた方もいた様です、愛が深いですね。
エンジンの余熱でビニールが溶けて・・・、というネタが無かったのは残念です(笑)
 
そして朝食後、総勢20数名でしたが○ー○軍団の様に連んで走る事もなく、大人の解散です。
現地集合、現地解散、こういうの私は好きです。
午後から仕事の人、また家族サービスする人、おじさんは何かと忙しいのです。
 
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                 タミピンさんのV7スポルト、通称緑ちゃん
 
オーナーの背中が渋さ語ってます(笑)
走り去る音も最高で、今回ベベルが多い中、まったく負けてませんでした。
 
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グッチのシャークギルは長く最高に格好いいです、憧れです。
 
 
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午後からお仕事のGXのガンバさんも早めに出発、3発はジェントルだけど良い音していました。
 
こんな感じで1台、また1台と去っていき、会は自然解散となりました。
あみとうちゃん、楽しい企画ありがとうございました。
また皆さんで集まれるとよいですね、頼みます~
 
私はというと、くろきん・せいこ夫婦と途中までご一緒しようかと思いましたが、
二人で東北の地図見入っているので近づくのはやめて、一人で宿を後にする事にしました。
その前に折角なので、とりあえず?記念撮影です(笑)
 
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昨夜はご無礼致しましたが、笑顔なのでok?、ひと安心でした。
 
行く当ては特にありませんでしたが、ぐずぐずしているとこの時期の伊豆は激込みになる可能性大です。
そこで西側の海岸線を北上し、沼津手前で西に移動し朝霧高原走って帰る事を考えていました。
 
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これが正解で、西伊豆の海岸線は日曜とは思えないほどのガラ空き状態で、気持ちよく快走できました。
 
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曇っていたので富士山が拝めなかったのが残念ですが、その分快走できたので良しとしましょう。
交換したリアサスのオーリンズも、スポスタの流用品とは思え無い程のマッチングで、
(抜けたマルゾッキと比べると当然か)、ギャアップのいなしもスムーズになり大変乗りやすくなりました。
おまけに、抜けたリアサスとの組合わせでは頼りなく感じたフロントサスまでも何故か気にならなくなり、
願ったり叶ったり、大満足でした。
 
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止まっては写真撮ったり、のんびり走っていると後からやかましいバイクが迫ってきて、
見るとダーマ兄弟のあみとうちゃんでした。
 
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でも何だか虎のステッカーを剥がして持ち去る勢いだったので、礼を言ってそそくさと別れました。
次回は暑い伊良湖でしょうか、またよろしくです。
 
その後、少しかったるい国道を走り、139号で北上し朝霧高原目指しましたが、
バイパスだとつまらないので脇の県道に入り、のどかな景色の中を快走。
 
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下から見た通りガスっています、朝霧だからね。
霧雨状になってきたので合羽の上だけ着込みますが、10分も走らないうちに上がってしまいました。
 
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それから高原の中をぐるぐる走り、
三好礼子さんのやっているフェアリーテールというカフェを目指しました。
昼も過ぎていたので軽く食事して、道志道経由で帰ろうという計画です。
 
 
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牧場の中の小さなカフェですが、雰囲気が良く礼子さん抜きにしてもよい所です。
 
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この日はガスで景色は楽しませんでしたが、他のバイク客もいなく、
ドリンク付き800円のキーマカレーなど食べながら、まったり出来ました。
 
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礼子さんは不在でしたが、マスターとお話ししなどしながら、しばしのんびり。
私がベベル乗ってきたからか、若い頃の礼子さんがドカティに跨ってる写真を見せてくれたりして、
「今はこれと違い大分劣化してますけど」のマスターの一言には笑いましたが、
7~8台のバイク集団がやって来たので、おいとまする事に、ごちそうさまでした。
 
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帰りは牧場裏の道を走ったりしました。
 
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前回は確かアンバサでした、牧場はあっちの方がお似合いですね。
ベベルはのどかに走るのは似合わないか、やっぱりバイクも適材適所です。
 
こんな感じで、帰りも地図を見ないで走ったら当然の様にミスコースしてしまいました。
道志道走るはずが何故か甲府に向かってしまい、引き返すのも面倒なので、
そのまま中央道に乗って帰路につきました。
 
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最後に談合坂SAで給油、虎吉はタンクが小さいの(15L)が数少ない不満ですが、
おまけに今回も15km/Lしか走らず、150km過ぎたら給油考え・・・、ツアラーとしては要改善ですね。
高速は渋滞びっしりでしたが、スリスリして6時半には無事帰宅、余裕で選挙に間に合いました
 
最近はがっつりと走る機会がないですが、現地集合現地解散のこういう集まりはほんと楽しい。
それに虎吉だと、2日で550kmほど走っただけでも、結構満腹感あります。
そういう点では、ある意味よいツアラーなのかも知れません。
また久しぶりに走った箱根・伊豆は楽しいし道満載で、ベベルの走り満喫出来ました。
 
遊んでくれた皆様、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願い致します。
 
 
 
 
 

夏休み その1・志賀ツーリング/BMW R80G/S

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気がついたら1ヶ月もブログ放置してしまいました。
 
今年の夏休みは、仕事の関係で長期休暇が取れず、
だからロングツーリングに出かける事も出来ずに、短い休みは終わってしまいました。
 
14日から強引に休暇を取り、アンバサで北海道へとも直前に目論見ましたが、
北海道の天気予報見て行く気は気は失せ(道南は大変だった様で行かなくて正解でした)、
また猛暑で夏バテ気味だった事もあり、近場をうろうろして過ごしてしまいました。
 
そんなお盆休みウィークの中日、13日に仕事の予定が空いたので志賀高原をGSで軽く走ってきました。
長野市内からだと、ちょっと近場を散歩する程度の気分ですが、少しでも涼しい所を目指したかったので。
 
朝はのんびりモードで9時に出発、少し混み始めた国道18号~403号経由で、292号線を駆け上がります。
標高がどんどん上がって行くと流石に涼しい、下界とは別世界でした。
 
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少し雲がかかっていますが流石に夏休み、道は少し混んでいて快走という訳にはいきません。
だから余り飛ばさず、のんびりモードで久しぶりのGSの感触を確かめながら、景色眺めて走りました。
眺めのよい所で写真撮ってから、とりあえずお決まりの国道最高地点を目指します。
 
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2172mは流石に涼しいです。
Tシャツにナイロンジャケットでは寒いくらいで、下界の30度以上の気温が嘘のようでした。
草津側は少し曇っていましたが、ここはいつもこんな感じの様な気がします。
観光客で一杯で溢れていたので、写真撮ってすぐ退散、そのまま草津方面へ下ってみました。
 
あと今回は、新に動画撮影にチャレンジしてみました。
タンクの上に立っているスティ(吸盤でついている)に乗っかっているのが、動画用カメラです。
動画撮影は以前から気になっていたのですが、弟が最近撮り始めたのを見て面白そうだったので、
バイク用品店でセールと溜まったポイントで思い切って購入してみました。
カメラはGoProという機種で、カメラ自体はマッチ箱程度しかありませんが、結構良く撮れます。
 
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草津へ降りず、万座方面へ降りてみました。
ここまで来ると4輪はほとんど走っておらず、マイペースで走れました。
このまま軽井沢へ抜けるのも気持ち良いルートですが、多分軽井沢は激込みでしょう。
舗装林道で高山方面へ抜けようかとも考え地図見て考えましたが、
結局来た道を引き返し、奥志賀経由で野沢温泉目指す事にしました。
奥志賀~野沢温泉へのルートは冬期閉鎖なので、夏に走っておこうと思ったからです。
 
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国道292号を蓮池で右折、県道471号で奥志賀へ走ります。
ここは、時折バイクとすれ違う程度で、ほどんど走っている車もなく、気持ちよく走れました。
 
 
ここで撮った動画をアップしてみました。
まだ編集が出来ないので(情けない)、撮りっぱなしのダラダラですが取り敢えず。
のんびり走ってますので笑わないでください、ヘタレですので(笑)
 
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このあたりには沢山スキー宿ありますが、冬は賑わうのでしょうか。
私ももう10年以上滑っていませんから人のこと言えませんが、スキー人口も減って大変でしょうね。
ご年配のハイキング?の団体はちらほら見かけましたが、廃墟になってしまわないこと祈ります。
 
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そして奥志賀のスキー場ロッジ街を抜け、舗装林道の様な道を走り、野沢温泉目指しました。
 
 
 
                                     動画続きです。
 
 
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途中通行止めの看板がありましたが、木島平や野沢温泉へは行けるみたいなので、そのまま進みました。
道中合った2ケツの若者ライダー(多分トリッカー)は地元のラーダーなのか、
下りだと丁度よいペースだったので、煽らない程度に後を追走させてもらいました。
最後は息切れしたのか少しペースダウンしたので、お別れしましたが気持ちよく引っ張ってもらいました。
 
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そして木島平と野沢温泉の分岐点があり、野沢温泉方面へ進むと空が怪しくなってきて、
ポツポツと雨が落ちてきました。
降っているのは前方一部の様な感じでしたが、合羽持っていない軽装だったので引き返し、
木島平を目指すことにしました。
 
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                 このあたりは牛が飛び出すのですね、ある意味恐い(笑)
 
 
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そしてカヤノ平高原のキャンプ場を抜け(結構いい感じでした)、
木漏れ日の気持ちよい道をどんどん下っていくと、日射しが強くなると共に気温も上がってきて、
木島平の里山へ降りました。
 
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山道を延々と降りてきて、やっと現れるせいもありますが、長野の里山風景は和みます。
のどかで日本の原風景って感じですね。
 
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と、こんな感じであとは国道406号から18号経由で長野まで戻りました。
ご飯も食べずに走ってきましたが、いい気分転換になりました。
そして、帰ってから麦酒片手に動画を見るのは(実際はもっと沢山撮ってます)、
走った本人にとってはツーリングが2回楽しめる感じで、これから結構嵌りそうです。
(本人以外は、坦々と走る映像のたれ流しでつまらないでしょうが、自己満足という事で)
 
また久しぶりのGSですが、最近多く乗っているベベル・ドカティ(ダーマ)と比較してみると、
世間ではやや面白みにかけ実用的と言われるBMWのエンジンですが、
噛めば結構味がある事を再認識できました。
勿論、ベベルのような綺麗で迫力ある回り方はしませんし、ややがさつとも言えますが、
私のGSは800という事もあり、思ったより高回転を好むエンジンで、回すと面白い。
BMW・OHVエンジンは、極低回転の粘りと高回転の鼓動が持ち味なのではないでしょうか。
この時代のツインエンジンは、各社特徴がはっきり出ていて、乗り比べると面白いです。
本当は○○一筋みたいのが一番なのでしょうが、浮気性な私は当分一本に絞れそうもありません(笑)

夏休み その2・栃木ゾウ散歩ツーリング/Ducati SD900 Darmah 

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今頃ですが、夏休み・その2です。
 
先週末の土曜日、うだうだしているうちに夏休みが終わってしまいそうだったので、
栃木のベベル乗りゾウさん企画の、ゾウ散歩(ツーリング)に参加してきました。
郊外を軽く走ってお蕎麦と宇都宮餃子を堪能、合間にサーキット走行会(POC)見学、という企画でした。
 
POC(プライド・オブ・クラシック)は、私も過去2回(69Sとアンバサ)で程参加させて頂いた事ありますが、
旧車をサーキットで走らせるよい機会なので、私も参加したい所でした。
しかしこの時期はロングツーリングに旅立っている予定でしたので、今回は申込みはしていませんでした。
 
また企画者のゾウさんとは不思議な縁があり、第三回金沢でのルマン会議の帰り道、
ドカマンさんと2台、上信越道を走っていた所、後から1台のドカ(F1?)がかっ飛んできて我々を抜いていきました。
瞬時に同年代のドカには負ける訳にはいかんべぇ、と2台のグッチは鞭を入れ、
関越道の分岐点で別れるまで、延々と追走した事がありました。
その後友人のつてで知り合いになり、色々話していたら彼もその時の事をよく覚えており、
なーんだ、となった訳です。
 
と、前置きが長くなりましたが、当日は10時に栃木某コンビニ集合と聞いていました。
私は特に参加表明していなかったので、ドタ参させて頂きました。
余裕持って家を7時過ぎに出発、灼熱の山の手トンネルと少し渋滞した東北道を走り、
時間調整の為羽生SAで一服しました。
 
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SAに入ってヘルメットを脱いでいると、初代VTに乗ったアンフォト山家さんがやって来ました。
夏にRSはきつい、との事で今回はVTで参加だそうですが、なんとこのVTは新車からずっとお持ちの車両で、
オーナーが乗ってる姿は、何だかオーラというか、風格が感じられます。
こういう風格は他に代えがたく、浮気性の私にとっては羨望の眼差しです。
それにこのVTが発売された頃、そのエンジンの回りっぷりに凄い衝撃うけたのと、
中免取ってすぐの頃に友人に暫く借りて乗っていたので、私にとってもとても思いで深い1台です。
しかし、いくら山家さんの腕でも、1台だけ250、それも旧車ではきつかろう、と心配してしまいましたが、
そこは世界のホンダと山家さんの腕で、ヘタレは終始煽られっぱなしだったのは内緒です(笑)
私は今回、一応企画者に合わせて虎吉で参加としました。
 
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            高校生みたいだけど、コンビニでうだうだバイク談義が何故か楽しい 
 
山家さんと少し雑談などした後、コンビニに向かうと少し早っかたですが皆さん既にお揃いでした。
オヤジの集合は、30分前が原則の様です、以後気を付けよう(笑)
 
コンビニで暫く談笑し、昼には少し早いですがお蕎麦屋さんへ向かいました。
今回は、ベベル4台、パソ、グッチ・1100スポルト、そしてVT250の7台の様です。
先導車まかせだったので、何処をどう走ったか思い出せませんが、郊外のおそば屋さんに到着。
 
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地元の人が行く様な、普通の田舎蕎麦でしたが、これが素朴で美味しかった。
小洒落た蕎麦屋が多い中、ほっとする店構えで、蕎麦もしっかり噛み応えがあるっしっかりした蕎麦でした。
 
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しかも安い、というか安過ぎで、このあと餃子が待っているので天ぷらは控えたせいもありますが、
7人で一升盛り頼んで(一人分は大盛り蕎麦位はあります)、確か一人400円ほどでした。
また来たいけど、どこにあるのかさっぱり覚えてないのが残念です。
 
蕎麦を食べた後は、POCが開催されている日光サーキットを目指しますが、
直で行ってはすぐとの事で、これまた地元のゾウさんの先導でぐるぐると空いた道を快走させて頂き、
日光サーキットへ到着しました。
 
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皆さん既に、ブンブン走っておられ、目玉親父さんは風呂上がりのような、いい顔していました。
 
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諸事情ありちょっと残念だった自慢のウルフちゃん、怪我がたいしたこと無かったので良しとしましょう
 
 
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そして、今回共同開催であるリトモ・セレーノさんのブースへ顔出しました。
知ったか顔が楽しそうに走っていて、ちょっと後悔。
 
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ヘタレ過ぎて回りに迷惑かけるので、もうサーキット走行はやめようと思ったりしてましたが、
いざその場に来てみると走りたくなってしまうものですね。
POCは自分のペースで走れる走行会ですから、来年あればと思い直しましたがツナギは着られるのか・・・
 
 
あと会場で、まるてんさんですか?と大きな人に声かけられましたが、ババロアさんでした。
本人とはお初でしたが、グッチのV7クラシックに乗っている方で、ふざけた(面白い)ブログで
なんとなく存じておりましたが、もっとおじさん想像してまて思っていたより若い人でした。
 
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ブログだけ読んでいると想像が膨らむのでしょうが、私もお会いしたことない方からはどう思われているのか、
実際会うと、「・・・」と思われそうで、ちょっと気になってしまいました。
今回は自慢のカプローニ125(私は詳しく解りませんけど)が、押し掛けしたらハンドル折れてジ・エンド・・・
残念な結末でしたが、彼のキャラ通り場を楽しんでいたようで何よりです。
来年はルマン会議にも参加したいそうで、今後よろしくです。
 
あと、会場でモトグッチV50乗りのQちゃんさんともお会いしました。
今回走るはずが、高速でエンコしてしまった様で、これも残念でした。
愛車は全塗装してイメチェンした様で、写真では拝見していましたが想像よりもシックな仕上がりでした。
流石MUNEさん、けど凄いです・・・
 
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反対側はふじやまが・・・、これ見たらお手柔らかに、というしか無いでしょう。
SAでのおじさん除けには、いいかもしれませんね(笑)
 
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こんな感じで暫く雰囲気を楽しみ、会場を後にしました。
また少しクネクネ道を走って(ゾウさんが走る道を色々考えてくれた様です)、餃子屋さんへ。
しかし人気店なので激込み、1時半頃に到着しましたが既に昼の部の受付は締めきり状態でした。
仕方なく夕方の部(4時半から)を予約し、時間つぶしもかねて大谷石の資料館へ行ってみる事にしました。
 
大谷石は、少し前まで東京の宅地造成でもよく使われており、建替え前の我が家でも使われていました。
軟石なので加工し易いのですが風化もしやすく、耐久性に難がありますが、
ライトの旧帝国ホテルの内外壁にも使われた様に雰囲気はあります。
だから相当無理して採掘した様で、このあたり一体の地下はかなり空洞?になっているのか、
昔、突然辺り一帯が陥没してニュースになったのをよく覚えています。
その採掘場跡の一部が、見学できる様になっていて、以前から一度訪れてみたいと思っていました。
 
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こんな風に地表面は勿論掘り尽くされています。
 
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暫くおみやげ屋で涼んだ後、少し離れた資料館(採掘場跡)に行ってみることに。
歩くのと、入場料(600円)が・・・、という人もいましたが、ここまで来て見ない手はありませんので、
強引に連行しました。
 
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                        元気と筋肉モリモリ、そしてバリバリ飛ばす3人組(笑)
 
 
入場料払ってこの建物の中の階段を下りていくと、別世界が広がっていました。
 
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そして入口でブラアンケットを貸し出しているはずで、ひんやりどころか、えらく寒かったです。
 
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暗くて湿気も多く、うまく写真が撮れませんでしたが、独特の雰囲気があり私的には来た甲斐ありました。
しかし、金になるからとはいえこの堀かたは凄すぎます。
人んちの下だろうが、かまわずどんどん掘っちゃったのでしょうね。
 
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見上げた上の地面が、どの位残っているのか解りませんから、考えるとちょっと恐い。
大震災の後は安全のため暫く拝観を見合わせていたそうですが、うなずけます。
そしてこの地区一体の地下がこの状態だとしたら・・・、そら恐ろしいことですね(汗)
 
暫く中を見て回った後(コンサートなども催される様です)、時間みて餃子屋さんへ戻りました。
 
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これまたグルグル走ったので場所が定かではありませんが、店名は確か「幸楽」さんだったと思います。
予約していたので一番乗りできましたが、夕方の再開とともにお店はっすぐ一杯になっていました。
味の方も待った甲斐があるもので、大変おいしゅうございました。
私は焼き×2+水餃子を頂きましたが、あっさりっしていてジューシーで、ぺろっと平らげてしまいました。
 
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美味しい餃子で満足し、お土産の冷凍餃子もパニアケースにすっぽり納め大満足。
お店からも、ゾウさんが高速インターまで先導してくれ、高速で流れ解散となりました。
ゾウさん、何から何までお世話になりました、いい気分転換になりました。
次回もまた参加させて下さい。
 
で、当然走行動画も撮ったのですが・・・
前を行くベベルな人たちがグイグイ行くので、私も釣られて結構なペースで走ってしまい、
ちょっと不適切な部分が含まれる可能性もありますので(ないとは思いますが・・・)、
今回はアップ自粛する事にしました。
うまく編集できたら、また改めてアップ致します。
動画撮ってみて解ったのは、ベベルのエンジン音自体はは雑音少なく意外に静かという事でした。
BMWやGUZZIはエンジンヘッドが飛び出ていて、タペット音がうるさいせいもありますが、
ベベルの快音(うるさい?)は、コンチから吐き出されるサウンドなのでしょうか。
う~ん、お見せできないのが残念です(笑)
 
週末は、毎年恒例の伊良湖~70・80イタリアアンバイクミーティングに参加予定です。
灼熱の太陽のはずが・・・、どうやら雨模様ですね。
あの方の主催者なので天気は諦めて、寄り道せずに宿直行になりそうです。
 
 

伊良湖岬と浜松餃子/MotoGuzzi LeMans1000

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先週末の話です。
 
ここ数年恒例となっている、やーずのあみとうちゃん企画の真夏の伊良湖岬へ行ってきました。
くそ暑い中汗だくで走って、伊良湖の昭和なリゾートホテルでくつろいで(宴会)、
翌日曜にグッチーノさん主催の「70’80’イタリアンバイク・ミーティング」に参加しようという企画です。
 
しかし今年は、前日までの猛暑が嘘のように予報見ると雨、曇り、そして雨。
まあ、あの方の企画ですから想定内とは言えますが、何もここピンポイントで・・・
けど夏休みにろくに走れなかった私は、これを楽しみにしていたので当然バイクです。
 
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今回は雨でも安心のルマンで行く事にし、雨が上がるのを待って9時過ぎに出発。
初めはフルメッシュジャケット着たのですが、雨でメッシュは辛かろうと思い直し、
家へ戻ってナイロン製の防水(生地)ジャケットに着替え再出発しました。
 
東名高速は既に川崎インターより渋滞していましたが、お決まりの大和トンネルを抜けると解消、
すり抜け走行で暖機も充分、そこからはルマンの高速性能を久しぶりに堪能しながら快走しました。
御殿場抜けて由比で海が見えるまで、気分は「キリン」です。
ついこの間(今頃ですが)DVD見た物ですから(笑)、シカシショボイエイガダッタ・・・
 
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特に何がある訳ではありませんが、景色がよいので由比パーキングに入り一服し、水分の排出と補給します。
ここまで雨も降られず、そして曇っていたせいもあり、走っている限りナイロンジャケットで正解でした。
 
そして、あみとうちゃんとふーさんに一応メールを入れ、磐田のヤマハコレクションホールへ向かいました。
今回は初めから天気が悪いのが解っていたので山道へ寄り道は諦めていました。
 
パーキングを出てまた調子に乗って、ぐりぐりとルマンを飛ばしていたのですが、日本平SAの直前で、
一瞬ブスッ、とエンジンが失火した様な感触があり、南三陸ツーの再来かとちょっと焦りました。
その後すぐに持ち直しましたが、様子見た方が良いかとSAに駆け込みました。
とりあえず携帯に着信があったあみとうちゃんに電話すると、彼はまだ家でバイクと格闘中だそうです。
ふーさんたちは、SWさんともとらっどさんと3人で、ラブワゴンだそうです。
そして地元の106さんはゴルフ、えっ、もしかしてバイクは私だけ?
辛うじてncrさんはバイクの様でした。
 
そして、エンジン掛けようとセルボタン押しましたが、何故かまったく無反応・・・(汗)
カチカチとも、ぐぐっ、とも言いませんから、スイッチが怪しい気がしましたが、
セルが回らないので火が飛んでいるのかも確かめられません。
マジかよ~、これから先また押し掛けかよ~、とちょっと憂鬱になりましたが、
ここで引き返しても同じなので、とりあえず冷たい物飲んで頭冷やし、
ついでにバイクも少し冷やしてみることにしました。
 
そして気休めにヒューズやバッテリーの端子を確認したり、配線をグイグイやったりしてからセルを押すと、
何と、ぐぐぐバーンと普通にエンジンかかってしまいました。
こうなると何が効いたのか解らず、その後考えるとやっかいですが、
まあかかったのだから良しとし出発しました。
しかも前回の三陸の反省で、セル直結用の電線用意していたのに忘れた、相変わらずのダメっぷりでした。
 
袋井インターまで走り、インター降りてから道に迷い少し彷徨いましたが、何とかコミュミティプラザさんへ到着。
最近老眼で地図が見づらいので、どうせ見えないとタンクバック(地図)も付けないので、
全行程は不要でも、やはり目的地直前ではナビがあると便利かも知れませんね。
 
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バイクはプラザ玄関脇に置かせてもらえる様で、VIP待遇です。
そして館内は無料です、入口入るとすぐにTOYOTA2000GTが鎮座していました。
 
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かっこいい~、やはりこの車は、日本車では別格です。
中学生の頃、うちの近所にいつも路駐してあり、まじまじとなめ回すように見ていました。
ある日オーナー(水商売の若い人だった)が現れ、今度乗せてやるよ、と言ってくれたのですが結局叶わず。
助手席でよいから、一度乗りたかったなぁ、という思い出の車です。
実はお隣のレクサスも結構好きで、最新のフェラーリやランボなら断然こちらの方が好みです。
 
          イメージ 32 ガレージにこの2台あればねぇ・・・
 
 
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1階は現行車中心の展示でした。
最新の3気筒、MT03だっけ?を期待しましたが、聞くと発売前だからという事でありませんでした、ケチ(笑)
 
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奥の方では、小学生がバイクデザイン講座?受けていました、自分でデザインしたバイクを造る?見たいです。
聞き耳たてると、デザインとは、から始まって、ちょっと面白そうでした。
さすがバイクの街です、ここで興味持ってよいエンジニアが育つと嬉しいですね。
        
あと、1階はさらっと流し旧車中心の2階へ上がりました。
 
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                            ずらっと、名車が並びます
 
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                       レーサーも懐かしいものから最新のものまで
 
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                              F1マシンも(ジョーダン・ヤマハ)
 
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1台ずつの説明は割愛しますが、こう見るとヤマハは名車といわれる個性的なバイクが多いですね。
GXは、がんばさんのデカタンク見慣れると随分スリムに見えます。
DXは、やっぱりドラムの方が雰囲気抜群ですよ、目玉親父さん。
今見てもSDRは格好よいですね、当時買おうか凄く悩みました。
SRはバイクエンスーオヤジの原点の様なきがしますし、
SRXの繊細でヤマハらしいデザインや、VMAXの迫力には圧倒されました。
 
しかし、私が所有したヤマハ1台のみ、RZ(最終型を新車で買った)でした。
だから私は、もしこの中で1台くれると言われれば、多分RZにすると思います。
 
           イメージ 14  こんな涙ちょちょ切れる懐かしい4輪エンジンも
 
懐かしい思いで観察していたら、ガイドのおじいさん(ボランティア?)に捕まってしまい、
あんたバイクで来たのかい?、から始まり結局長々と滞在する事になってしまいましたが、
満喫する事が出来ました。
ひとつだけ残念なことは、2008年まで展示バイクを年に一度コースへ出して走らせていたそうですが、
経費削減のため今は走らせる事はないそうです。
走ってないバイクは、いくらピカピカでも何故か魅力が薄れていくのですよね、早い復活を望みます。
 
そして、昼も食べずに見学していたので、お昼はやぱり浜松餃子と、
地元の106さんに事前に教えてもらっていた中の一軒、かどやさんに向かいました。
 
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しかし、何と夏休みの長期休暇だそうで無念です。
もう一軒目星つけていた店は、2時半から昼休みで開店は4時半、間に合いません。
時間も押してきたので、夜のご馳走も考え泣く泣くコンビニのいなり寿司で済ませてしまいました。
 
となると、あとは伊良湖に向かうのみです。
高速みたいな浜松バイパス抜けて、少しかったるい国道42号でホテル目指しました。
 
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渥美半島入って、やっと愛知県突入です、相変わらず「長すぎだよ静岡県!」(笑)
そしてコンビニに寄り、夜のおつまみとワインなど買っていたら、暗黒雲が・・・
すると、脇にあみとうちゃんが立っていました(笑)
ホテル近くで雨が降ってきたので到着の写真はありませんが、合羽も着ずに何とかたどり着けました。
 
 
国道42号線、車も多く単調な道です(防水ケースで音がうまく撮れていません、雰囲気だけです)
 
いつもの宿ですが、晴れていればこんな景色が広がる伊良湖ビューホテルです。
 
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宿につ着き、いつも通り裏口の玄関の軒下にバイクを停めさせて頂きロビーへあがると
皆さん到着済みで、私が最後でした。
結局バイクは私とncrさんだけでしたが、もうそんな事はどうでもいいんです。
美味しい物食べて、のんびりして、夏の疲れを癒すのが目的ですから。
 
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時間制で少し急かされるのが唯一の不満ですが、おいしいバイキング料理を食べながら談笑し、
 
          イメージ 23 嬉しそうなあみとうちゃん
 
部屋に戻ってからも、珍しく夜遅くまでオヤジ談義が続きました。
 
そして翌朝起きて、窓の外見ると・・・、ざざ降りです(汗)
 
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まあ仕方ないと、のんびり朝食を食べたりしていると、次第に雨が上がってきました。
 
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しかし、楽しみにしていたイタリアンバイクミーティングは、雨天中止の様で残念。
やることも無くなったので、しばらくうだうだしてホテルをチェックアウトしました。
 
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沖縄仕込みのアロハがお似合いのSWさん、一応バイクで来た振りをしてみる、の図(笑)
 
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ベベルとかビモータとかお持ちのncrさんも、雨と言うことで今回はBMWで。
この75/6は、借り物だそうです(笑)
ベルスタッフのオイル引きのロングブーツも決まってました。
 
そして、取り敢えず灯台まで行ってみようと言う事になり、ホテルから少し走りました。
 
 
     (今回は雨のため防水ケースに入れて撮った関係で、音がほとんど撮れていません)
 
灯台散歩の前に、朝ご飯をたらふく食べた後ですが、名物の大あさりを頂きました。
 
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                        焼きあさりを撮るふりしてる人
 
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昭和な店内でした、SWさんは愛子さんが気になるようで、ストライクだったのでしょうか(笑)
 
          イメージ 31 はまぐり位の大きさで、美味しゅうございました。
 
腹を満たした後は、少し歩いて灯台へ。
 
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くろきん博士がいないので解説はありませんが、波打ち際に建つ灯台は珍しいそうです。
 
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振り向くと、遠くの丘の上に宿泊したビューホテルが見えます。
かなり歴史のあるホテルだそうですが、
ふーさんの話だと、キーハンターのロケにもよく使われていたそうで(古っ!)
 
それから皆で浜松へ向かい、餃子食べて解散という事になりました。
地元の106さんに先導して貰い、途中メロンなど食べつつ(お土産も)
 
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                           食べ放題は2000円だそうです
 
 
          イメージ 39 我々は1/4カット400円也、美味しかったです。
 
浜松バイパス経由で、「福みつ」さんへ。
 
 
有名店らしく、2時過ぎにもかかわらず結構並んでいました。
 
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          イメージ 40 餃子中定食(15個)、1130円でした
 
噂の浜松餃子は初めてでしたが、生地はかりっと揚げ焼きしてあり、中は野菜でシューシー、
とても食べやすく、美味しゅうございました。
 
餃子で満腹になり、浜松インター入口まで走り給油し、
4時頃だったか、ここで解散となりました、皆さんお疲れ様でした。
うだうだとしつつ、楽しい話しでリラックス、おかげでリフレッシュできました、また遊んで下さい。
 
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高速に乗ってからも少し雲行きが怪しかったけど、私は合羽を着るのが面倒なのでそのまま突っ走り、
途中まで降ったり止んだりの中、足柄あたりで本降りになり渋滞も激しくなり凹みましたが、
その頃には既に防水ジャケットも浸透して濡れねずみ状態だったので、
止まって合羽着るのも面倒で結局ノンストップで走り切り、6時半頃無事帰宅しました。
御殿場あたりは雨と寒さで震えましたが、メッシュジャケットで無いのがまだ幸いでした。
メッシュジャケット着ていたら、今頃風邪で寝込んでいたでしょう。
 
今回のミーティングは残念ながら中止になってしまったので、
次は10月の阿蘇のグッチミーティングでしょうか、ルマンで行けたら良いなと思ってます。
 

ぐっぢでいくべぇ東北へ/motoguzzi v7ambassador

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先週末の話です。
 
何もできないけれど、あの記憶を風化させない為に、私に出来ることは何かと通い始めた東北、
今回も、みれさんの「ベベルでいくべ東北」企画に乗っかって、4度目の南三陸へ行ってきました。
前回は念願?のベベルで行けたので、今回はアンバサダーで行こうと決めていました。
夏休みに北海道を走れなかったうっぷんを、夏の終わりの東北にぶつけてやろうと考えていたのです。
 
駄菓子菓子、事前の予報は何度見ても雨、雨、雨・・・(汗)
老体(アンバサ)の健康考え、仕方なくGSに変更も考えましたが、
ルマン会議の初日も豪雨の中へっちゃらだった事を思い出し、初志貫徹でアンバサダーで行くことにしました。
 
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土曜の朝、起きたのは6時過ぎだったので慌ててパニアに荷物を放り込み準備をしました。
予報通り、辛うじて雨は降っていませんでしたが、今にも降り出しそうな感じの空でした。
晴れていれば、蔵王あたりに寄り道と考えていましたが、あえなく断念で直行決定です。
しかし前回の伊良湖も同じ様な天気だったなぁ・・・、雨男は両方参加のあの人に違いない(笑)
 
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という訳で、今回は道中はほとんど高速主体の走行なりますが、久しぶりのアンバサでのロングです。
ルマンの2~3割落ちの巡航速度になるので、所要時間はかかりますが、
代わりに高速でもドベドベと鼓動を感じながらの走行が出来るので、楽しみでした。
 
エンジンは一発始動、相変わらず快調です。
夏対策に代えた堅めのオイル(シングル40)が功を奏したのか、いつもより静かで雑音も少ない気がします。
家の近所で少し暖機走行をした後、首都高速に乗りました。
3号線は既に朝の渋滞が始まっていましたが、灼熱の山の手トンネルに入るとほぼ解消し、
あとはひたすら東北道を走りました。
 
今回は雨対策もあり、クールインナー+Tシャツにマックスフリッツのナイロンパーカー、
下はクシタニのカントリージーンズにダナーの防水ブーツという出で立ちですが、思った以上に寒い。
ついこの間までは暑さ対策に気を使っていたのに、いつのまにかすっかり秋の気配になっていました。
走りながら少し寒かった位ですが、まあバイクは走っていて少し寒い位が気持ち良いのですよね。
 
そんな事を考えながら快調に走りましたが、
佐野SAの手前の電光掲示板に「この先雨、走行注意!」の表示を見つけ少し考えます。
予報では東北は雨確実なので何処かでは降られるでしょうけど、先の空を見上げてもまだ薄明るい。
迷いましたが一応SAに入り、携帯で雨雲レーダーを確認する事にしました。
 
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この週末は、雨予報にもかかわらず結構走っているライダーを見かけましたが、
皆さん表示を見て次々にピットインし、合羽を装着して出て行きます。
でも私は前回の伊良湖に引き続き「雨でも合羽を着なければ勝ち!」という言葉が頭をよぎり、
レーダーの表示でも雨雲はまだ極地に限られていた事もあり、合羽を着ずにすぐ出発しました。
 
ツーリングライダーにとって、合羽の着所、脱ぎ所は永遠の課題だと思います。
着ると晴れ、脱ぐと雨、が定説です(笑)
降っていないのに合羽を着ての走行は当然気持ち良い物ではなく、
出来るだけ合羽を着たくないのはライダーの性です。
そんな訳で、この時点で今回のツーリングのテーマは「合羽とのチキンレース勝負」と決めました。
ルールは簡単です。
降ってもいないのに合羽を着たら負け、土砂降りで着るタイミングを逃しても負けです。
そして、合羽を着ないで走りきれば勝ち(笑)
まったく、くだらない事ですが雨模様のツーリング、何かテーマがないと楽しめませんのでご愛敬です。
 
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そんな決意?で佐野SAを出発しましたが、案の定その先でパラっと数分降られただけでOKでした。
途中、合羽をパタパタさせながらかっ飛んで抜いていくライダーを見ながら、
抜かれた腹いせではありませんが、「このチキン野郎、勝ったな」とほくそ笑んだのはいうまでもありません(笑)
 
その先もずっと空と眺めっ子しながら走り、ぐぐっとぐんまで変なキャラ見ながら給油をし、
安積SAだったかまで合羽入らずで走れました、いいぞ~この調子だ。
そして昼近くになったので、国見SAで塩牛タン丼(1000円)を食べながら、この先のルートを考えました。
 
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               少し塩っ辛くて固かったけど、お値段考えれば上出来でした
 
当初は雨なら、最短ルートで南三陸まで行き、念願のキラキラ丼も考えましたが、
アンバサでちんたら走っていたこともあり(ほぼ70マイル走行がドベドベ感じられて気持ち良いんです)、
タイムアウトで牛タン丼に走ってしまいました。
だからこの先急ぐ事もなくなり、天気の限界まで北上しようと考えました。
 
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           停め方にマナーを感じられない軍団、ノーヘルで試乗会も×でした
 
ここから、雨の上がった後の濡れた路面の仙台を「いいぞ~」と走り抜け、一関まで走りました。
ここまで北上するとさすがに空も怪しくなり、掲示板には「この先雨表示」
高速でのこの表示は、往々にしてリアルでない事が多いのですが、さすがにここで観念し高速を降りました。
 
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前回もここで降りた様な気がしますが、雨雲レーダー確認しながら、
国道284号から456号経由で353号を走り、ループ橋を抜け陸前高田に出ました。
結局ここまで少しだけ降られただけで合羽いらず、何とか最後まで行けそうな気がしました。
 
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前回も通った陸前高田は、瓦礫がほとんど片付き、造成と道路整備なのか、さかんにダンプが走っていました。
少しづつ進んでいるのは解りますが、進みはゆっくりです。
 
コンビニで、なまりの強いおじさんに「いい音してんなぁこのバイク」と話しかけられましたが
よくいる元バイク乗りおじさんとは少し違った感じだったので、
「又乗って下さいよバイクに」、などと少し談笑しましたが、
「腰が悪くてもうむりだべ」、と答え去っていったおじさんが妙に寂しそうでした。
何気なく出た私の一言ですが、もしかして乗れないのは腰のせいではなく・・・
ふとそんな事が頭をよぎり、考えすぎかも知れませんが、ちょっと複雑な気持ちでした。
 
天気が微妙だったので余り撮れませんでしたが、少しだけ動画も撮ってみました。
もう少し回りが見えると雰囲気が伝わるのですが、何もなくなった街の跡を走っている所です。
 
 
 
  
 
こんな所を走り抜けましたが、夕食の約束は6時です。
ここまで道中のんびり走ってきたせいで、そろそろ急がなくてはならない時間になっていました。
今回の宿も南三陸の下道荘さんですが、余裕の到着で風呂に浸かり旅の疲れを癒したいので急ぎます。
 
そんな事考えながらコンビニに寄り、排水と水分補給をしたあとに、
さあもうひとがんばりするかと、セルを押しますが「ググッ、ブスッ」と言ったきり・・・
何も反応しなくなり、インジケーターのランプも消えてしまいました。
その後はイグニッション捻っても、うんともすんとも言いません(汗)
え~、ここまで来てこれは無いよ~、と泣きそうになりましたが、少し冷静に考えます。
 
アンバサには電圧計がありませんが、電圧が下がるとETCのインジケーターが点滅し出すので解ります。
走っていてそんな症状は無かったので、多分充電不良ではないと考えました。
だとすると、イグニッションスイッチか、又はルマン会議の帰り道に起きた症状(ヒューズの接触不良)かな、
と思いリトモセレーノの46さんに電話し確認しながら、ライトケースの芋虫ヒューズを確かめました。
ヒューズ自体は切れてはいなかったので(予備は珍しく持っていた)、
つば附けて念じてはめ直し(配線の奥にあり手が入り辛い)、
一応バッテリーの端子も確認し、ライトケースを閉じてイグニッション回すと、点いた!
セルも無事回り始動、良かった~~、とりあえず宿までレッカーも考えましたが、
メカ音痴のヘタレに取っては、九死に一生でした(笑)
 
そんな冷や汗ものでとんだ時間ロス、だから一本松を見るのも諦め、一直線に宿へ急ぎました。
結局南三陸に着いたのは5時半近くになっていましたが、日没前の街を少し彷徨いながら、
6時5分前にギリ、下道荘さんに到着する事が出来ました。
 
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皆さん既に到着済みで、私が最後でした(いつもはくろきんさんがラストです)
プチトラブルも乗り越え(芋虫ヒューズはダメだな)、合羽との勝負にも打ち勝ち(笑)、達成感の中、
みれさんが夕食のスタートを30分遅らせてくれたので、風呂に浸かることも出来ました。
 
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頑張ったご褒美のご馳走と麦酒、そして仲間の笑顔とバイク+○○談義、最高です。
現地集合現地解散の大人のツーリング、最近はこのパターンがお気に入りです。
 
日没で景色が良く解りませんが、南三陸(志津川)でも少し動画を撮ってみました。
ほとんど瓦礫は片付いていて、次の段階の造成も始まっていました。
 
 
 
夕食後、部屋に戻ってからもバイクの事、その他色々談笑しながら夜は更けていきました。
今回の参加は8名でしたが、この位だと皆さんとお話出来てよい規模ですね。
(部屋に8時半頃戻ると、速攻で蒲団に入って撃沈したおじさんが一人だけいましたが)
 
そして翌朝、予報通りとはいえ結構雨が降っていていました。
それでも朝食後に少し小振りになったので、くろきんさん夫婦と三人で、恒例の島まで散歩してみました。
 
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奥に見える丸い島です。
前回は階段が復旧工事中で上に上れませんでしたが、多分完成しているはずです。
 
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宿から坂を下ると、津波の被害で住宅が無くなったままの景色は変わりませんでした。
 
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しかし、前回(今年の5月)海岸沿いにあった瓦礫の山はすっかり片付いていました。
 
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鳥居はまだもがれたままでっすが、階段は完成している様だったので、当然登ってみました。
 
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山頂?には神社がありましたが、木が覆い茂っているので眺望はありませんでした。
 
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さてと、宿に戻ってから出発準備ですが、今日は負けを認めて合羽着込みます。
いつもはここから、皆でさんさん商店街に寄ってケーキ食べて解散となるのですが、
今回は皆さん合羽着込んでそんな気分じゃないので、ここで解散としました。
 
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珍しく集合写真など撮ってから、
「じゃあまた」と一言残し三々五々去っていきました、大人です。
 
帰りは結局1日降ったり止んだりの繰り返しで、さすがのくろきん夫婦も直帰した様でした。
皆帰る方向が同じなので、途中何度か一緒になりましたが、それぞれのペースで走りきり、
皆さん無事帰宅されたようです。
 
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私も途中みれさんの雨の激走につられ、アンバサには少しハイペースになりましたが、
結局ジッタさんとは、山の手トンネルで別れるまで終始ランデブー状態で走り、4時半に無事帰宅出来ました。
しかしジッタさん若いなぁ、私の十年後考えたらとても真似できません、尊敬致します。
 
帰宅後、ガレージでバイクを拭いていたら東京も土砂降りになりましたから、直帰で正解でした。
今回は曇りから雨の走行となりましたが、久しぶりのアンバサでのロング、グッチの鼓動を堪能できました。
高速はつまらない、嫌いだと言う人は多いですが、私は結構好きです。
高速だって、風の匂いも感じるし、何よりグッチの音と鼓動感じて走れば、飽きる事はないのです。
 
何も出来ませんが、まだ東北へは通うつもりです、次回は何で行こうかな。
企画してくれたみれさん、参加の皆さん、またよろしくお願い致します。
 
 
 
 

嵐の前に奥多摩へ/Ducati 900SD Darmah

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先週末の話です。
 
私は暦通り三連休でしたが、予報通り後半2日はひどい天気で、バイクに乗れたのは初日だけでした。
当初は土日にかけて、友人二人で久しぶりにキャンプ・ツーリングする予定でしたが、
土曜に早朝に荷ずりしていると友人から着信があり、日曜は早朝から台風らしいので延期しませんかと。
日曜の天気はまじやばそうだった事もあり、結局楽しみにしていたキャンプは延期となってしまいました。
 
キャンプの準備で早起きはしてみたものの、荷作り半ばでやる事がなくなり、部屋に戻りぼーっとしてました。
しかし、連休中唯一乗れそうなこの日を逃すと後悔しそうだなと思い直し、ガレージへ。
虎吉を奥から引っ張り出し、まずオイル交換しました。
伊良湖(ルマン)、南三陸(アンバサ)とグッチが続いたので、順番的にはベベルの出番です。
 
実は虎吉、真夏のゾウ散歩で栃木を走った時に、少しクラッチが滑っている感じがしていました。
その直前にオイル交換をしており、いつもグッチに使用している「ケンドル」を入れていました。
メーカー(代理店)ホームページで、ミッション一体のバイクに使用しても問題なしと確認していましたが、
クラッチ交換する前に、もしかしてと試しに当初入っていたモチュール(鉱物油)に交換してみたのです。
1200円/Lとケンドルより少しお高いし、ベベルは大食い?(4L位)なので出費が痛いですけど、
これで収まれば御の字です。
 
そういえば、前夜の金曜に原宿のはずれのイタ飯屋さんで、ドカマンさんの快気祝いがあり、
その席で、タミピンさんのオイル話しに聞き入っていた所でした。
 
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ドカマン議長は少しスリムになりましたが、お元気そうで何よりです。
見る限りはまったく普通で、通勤に㈱には乗っていると言うし、
無理は禁物ですが、ルマンの復帰もきっと近いと思われ、ほっとしました。
 
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お店の雰囲気にそぐわないオヤジ軍団は、奥の半個室に隔離させていましたがそれがまた居心地が良く、
仲間と交わすバイク談義は、相変わらず楽しい物でした。
 
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そしてこのお店、料理も美味しいかったですが、給仕のお姉さんの対応が素晴らしく丁寧で、
皆さん滝川クリステルの「お・も・て・な・し」並だ、と絶賛でした。
さらにお店の前にバイクパーキングまであるとなれば、今後オヤジたちの溜まり場になる事必須でしょうね。
SWさん、よいお店をセレクトして頂きありがとうございました。
 
最後に店先で記念撮影したはずですが、誰のカメラだったのかな?
とりあえずこの日の主役、ドカマン議長には「おもてなしっ子」さんとツーショットに収まって頂きました。
 
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2020年までなんとか生きて、このお姉さんと一緒に東京オリンピック見に行くそうです、頑張って下さい。
アべべはもう走ってないと思うけど(笑)
 
 
話は土曜の朝にもどりますが、
近所を少し暖機走行した後にオイル交換していたら、結局昼近くになってしまいました。
この時間からまともに走れるのは、毎度の事ですが奥多摩くらいです。
 
慌てて支度をし出発しましたが時既に遅し、やはり3連休の初日で道路が混み混みで、
調布インターまで裏道を使った事が更に裏目、渋滞から抜けられなくなり、
ベベルの重いクラッチの洗礼を受けながら、やっとの思いで中央高速へ乗れたのは1時近くでした。
さらに渋滞の中央高速を上野原インターまで走り、いつもの定点撮影できたのは2時になっていました。
 
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この日はかなり蒸し暑く、この時点で既にバテ気味でしたが、
今日はクラッチの様子見、のんびり行こうと(最近こればっかです)、小菅村方面へ走り出しました。
毎度のコースですが、何も考えずに走れるのが強みです。
 
しばらく荒れた細い道を、ウォーミングアップ気味に流し、いつものお蕎麦屋さん「もみじ庵」さんへ。
この所休業ばかりだったので、今度こそはと思いましたが、この日もお休みでした。
 
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やっぱり閉店したのか・・・、よいロケーションとアットホームな雰囲気が気に入っていただけに残念です。
結局、昼飯抜きになりましたが、後で考えるとこれがまずかったのかも。
気を取り直して、小管村経由で柳沢峠を目指しました。
 
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国道411号線に入る手前の橋の上で。
柳沢峠の方は少し曇っているけど、雨は大丈夫でしょう、先進みます。
ここまでの走りは、当初の予定通り?ベベルの気持ち良いところを味わいながら、軽く流して走りました。
 
しかし、軽く走ってもいまいち下りのヘアピンの進入が旨く出来ません。
バイク自体はひらひらと曲がり易いのですが、どうもブレーキングがダメです。
下りで強めにブレーキ掛けると、すぐにリア側の荷重が抜けてロックしそうな感じがあり、
自信もってブレーキ出来ません。
いつもシャフトのバイクばかりでしたから、虎吉がどうのというレベルじゃないのかも知れませんが、
あと効きは兎も角ラジポンも欲しくなります。
基本楽しいバイクだけに、これにルマンの様なブレーキとフロントフォークがあれば、言うこと無しかも。
と、贅沢言うより、もっと走り込んでバイクに慣れる方が先ですね。
 
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走りに関係ないけど、こう見るとダーマの海老ぞりは凄いです。
海老反りは、ルマン1000の専売特許かと思ってましたが、こちらが先だし、ある意味あれ以上かも。
けど、ダーマの方が洗練されている様に感じるのは、専用のタンクなどデザインにお金かけてからか。
ルマン1000はⅢの流用で急造感は否めませんが、無骨さと迫力と力強さは上でしょう。
両方、不人気車種には代わりありませんが(笑)
 
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少し脱線しましたが、柳沢峠へあがると気温は丁度20度でした。
確か南三陸も同じ位の気温でしたが、あの時ははだ寒く感じたのに、
今回は走っていて気持ち良く感じられるのは、体が秋モードになったからでしょうか。
出発時に暑いからと言って、フルメッシュジャケットにしなかったのは正解でした。
 
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ここから少し走ると峠の頂上に到着です。
明日からの台風予報に備えたのか、バイクは2~3台のみの、寂しい状況でした。
まあ、奥多摩の本流は周遊道路の方でしょうから、いつも沢山という訳ではありませんが、
だから私は、奥多摩来ても周遊には近寄らず、休日の昼間も快適に走れるこのコースばかりなのです。
 
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曇で富士山も見えないので、缶珈琲飲んですぐ引き返しました。
 
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このまま峠を抜けて塩山経由で帰る手もあるのですが、
もう少し走って虎吉の感触をつかんでおきたかったので、来た道を戻る事にしました。
 
あと、この日も動画の撮影をしていました。
まったく自己満足なので、自分以外が見ても楽しくないでしょうが、
ここで撮っておくと、残りの雨の休日2日間の暇つぶしになりそうだったのもあります。
 
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タンクの上に、こんな感じのスティを強力吸盤で固定しています。
なるべく視線と近い感じで撮りたいのと、走っていてギリギリ邪魔にならない位置の妥協点です。
ヘルメットにつけて撮る方もいますが、あれは頭が動くからか見ていてどうも酔いやすく、
とりあえず私は現状の装備考えるとこの位置がベストと思いました。
見た目的には余りいけてませんが・・・、今は撮影して後で見るのが楽しいので我慢です(笑)
 
峠を引き返してからも、途中撮影などしながら快調に走りました。
 
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            懐かしいスーパーカーが走ってました、これで奥多摩は楽しそう
 
また、いつもの通り道に、怪しいバラックのきのこ屋さん?があるのですが、
その前を通ると、もう松茸の香りが漂っていて、秋を感じてしまいました。
しかし走っていて臭うのだから、客寄せに香料でもまいているのでしょうか。
自然の似合いだとしたら結構な量ですね。
 
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こんな感じで、ベベルの快音楽しみながら、連休なのに意外に空いていた奥多摩を堪能しました。
しかし、最後の方はかなりバテてきて、しかも行きの渋滞が効いたのかクラッチ握る左手が棒になり・・・
かなりきつい状態になり、最後は情けない事に結構ヘロヘロでした。
 
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いつもは山を下りてまっすぐ高速乗るのですが、溜まらずコンビニへ避難し休息しました。
蒸し暑かったので軽い熱中症になったのか、昼飯抜きもダメな原因だったでしょうね。
それに、クラッチは確かに重いですが、今まで苦痛になったのは初ツーリングの初日だけだったのに。
虎吉がきた当初はジッタ先輩の教えに従い、机の脇に握力強化のニギニギ(名前わからん)置いて、
暇さえあればギコギコしていたのに、最近舐めてました。
 
こんな感じの状態でしたが、帰りの中央道もお決まりの渋滞もスリスリしつつ、
石川Pで更に休憩しながら、渋滞の環八で左手が悲鳴をあげつつ、なんとか家までたどり着けました。
たかだか奥多摩くらいで・・・
ツーリングの帰り道、久しぶりに早く家に帰りたくなり、そして家が遠く感じました。
 
鍛え直して出直すこととします、ベベル恐るべし(笑)
 
 
 
雨の翌日、撮った動画の編集などしてみました。
慣れた人なら簡単な事でしょうが、切った貼っただけでも結構大変、編集はもういいかも(笑)
編集お粗末、走りはヘタレですが、暇な方はご覧ください。
ヘッドホンかちゃんと低音出るスピーカーで聞くと、本物に近い感じの音がする様です。
スピードメーターは、伊太車の常でかなり甘めという事でご了承ください。
 
 
 
 
 
 

奥飛騨・合掌の杜キャンプツーリング/motoguzzi v7ambassador

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先週末の話しです。
 
この三連休は、年に何度もない位のバイク日和でした。
私は先々週に、悪天候で断念したキャンプツーリングのレベンジしてきましたが、
同行のがりさんが850T3だというので、アンバサダーで行く事にしました。
 
集合は八時半に中央道・談合坂SAです。
渋滞覚悟の余裕を持って7時に家を出ました。
 
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アンバサダーは、荷物満載が絵になります(自画自賛)
リアの荷物は、本来ならシングルシート+リアキャリアの方が安定して良さそうですが、
ダブルシートの方が座り心地が良いので、少々無理矢理くくりつけてしまいました。
(バッグの下に焚き火台敷いてます)
 
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                          バイクも沢山、混み混みの談合坂SA
 
行楽シーズンで好天気の三連休、
高速乗ったら既にびっっしり渋滞で、朝からスリスリしながら、何とか5分遅刻で到着。
マッキーさんは定時に到着していましたが、がりさんはまだ八王子とのこと。
まあ彼の遅刻はいつものことです(笑)
 
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30分遅刻で登場したがりさんですが、遅れついでに近況など話しながら更にうだうだします。
この3人だといつもこれで、昔はSAで集合してから地図広げて行き先を決め、
朝のんびりした分、キャンプ場に到着する時は真っ暗闇、というのが毎度のパターンでした。
流石に三人ともいい大人になったので、今回は奥飛騨・合掌の杜キャンプ場と行き先は決めてありました。
 
結局出発したのは9時半回ってましたが、1時間遅れなら上出来です(笑)
 
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諏訪南インターで降り給油
 
直行するなら松本経由が早いのですが、それではつまらないので諏訪南インターで降り、
国道152号線・高遠~伊那を経由、国道361号で権ベイ坂トンネル抜け、
開田高原~野麦峠~国道152号、平湯トンネル~国道471号で奥飛騨入りする計画です。
 
昼飯は伊那の町外れにある「梅庵」という蕎麦屋でとる事にし、
空いていて気持ち良い諏訪~高遠~伊那を走りました。
 
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伊那市内で少し道に迷いましたが、山奥にどんどん入って行きます。
 
 
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こんな所だったっけ?と走り続けると、「梅庵」さんはありました。
昼時とはいえ、こんな山奥のお店に既に並んでました。
 
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3組ほど待って、行者蕎麦という十割蕎麦にありつく事が出来ました。
 
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蕎麦を待つ間に、だし巻きと鴨焼きをつまみましたが、これがうまい!
そしてお蕎麦、十割というだけあってか、とても香り濃く、味がしっかりしたお蕎麦でした。
「汁につけずに、塩とわさびで食べてみて下さい」と言われたので試してみましたが、
それがまたうまかったです。
お値段は大盛りざる蕎麦1370円と東京並みですが納得、とてもおいしゅうございました。
 
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満腹になり走る気は薄れましたが、明るいうちにキャンプ場に着きたいので頑張って走ります。
 
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権べい坂トンネルを凍えながら走り抜けましたが、
サーファーのマッキーさんは寒さに強く、Tシャツ一枚で走っていました(チョットオカシイデス)
そして気持ちの良い開田高原を走り、御嶽山の眺められるパーキングで休憩しました。
 
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残念ながら山頂は曇っていましたが、気持ち良い天気です。
Tシャツに革ジャン一枚で丁度良い位、バイク乗るのには一年で一番快適な環境でした。
 
少し談笑した後、買い出しの場所など考えて先を急ぎました。
 
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気持ち良く国道361号を下り、高根ダムのあたりで野麦峠に上がります。
野麦峠は、第一回のルマン会議を開催した場所です、懐かしい。
 
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このあたりで結構冷えてきたので、さすがのマッキーさんも薄いシャツ羽織ってました。
がりさんは、眠気覚ましのタブレット食べて、気合い入れ直しです。
暫く細いクネクネ道を二人について走り(4速+ドラムでついていくのはきついッス)
お助け小屋は通過し、国道152号まで走りました。
 
 
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奈川渡ダムのトンネル付近です。
私はどうせ地図は老眼で見えないので、人間ナビに任せっきりです。
今回は地図載せるタンクバッグすら持ってきませんでした(笑)
 
そして国道152号線を上高地方面へ走り、いつのまにかETCが使える様になっていた
安房トンネルを抜け、平湯温泉まで来ました。
 
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道中、トンネルの中が昼間とは逆転して温かく感じてました。
標高上り気温が下がってきたのか、キャンプの冷え込みが気になりますが、
まだこの時点で日は有り、いつに無く順調でした。
 
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新穂高方面へ走り、予定通りAコープで食材を仕入れました。
調子に乗って飛騨牛と地酒など買い込むと、三人分で1万円・・・、ちょっと贅沢しちゃいました(笑)
 
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買い物も済ましキャンプ場まであと一息です。
何とか、日没前に到着できそうです。
 
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初めて来たときは真っ暗で、場所が解らず彷徨いましたが今回は迷うこともなく、
温泉街を登っていくとキャンプ場はありました。
 
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到着~
バイク1台(人込み)で2100円と、キャンプ場にしてはちょっとお高いですが、
雪深くて半年しか営業出来ないのと、場内に掛け流しの露天風呂があると思えば、許せる範囲です。
 
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                         丸見えですが、一応混浴(笑)
 
難点は受付(経営者?)のルールにうるさいおっさんですが、
今回は若い人(息子?)が受付で、おっさんは奥で指示出してました。
初めての時は全員並んで説明聞くのが必須で驚きましたが、4回目と伝えるとそれも割愛でした。
 
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この三人で、明るいうちにテント張れたのは初めて?かな。
皆さん大人になりました(笑)
 
そそくさとテントを張って、腹が減っていたので風呂は後回しで食事の支度をはじめました。
場内に風呂があると、その点融通が利いて楽です。
(一応夜10時まで、朝は日の出からですが、掛け流しなので・・・)
 
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焚き火も起こし準備完了(今回は焼き物中心)
 
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マッキーさんの焼き鳥と、私のインスタントに野菜とキノコをぶち込んだだけのクリームペンネです。
しかし、キャンプ飯にはこれで充分です、うまし。
 
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そしてメインの高級飛騨牛カルビ。
炭焼きだし、うまくない訳ありません、おいしゅうございました。
この後は写真忘れましたが、地元らしくほう葉味噌で肉や野菜、キノコなど焼いて、
これがまたうまかった。
 
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食後も、焚き火を肴に飲みながら、夜遅くまで近況報告や昔話しなどして過ごしました。
これがキャンプで一番の時間です。
結局薪が無くなるまで焚き火し、気がつくと1時半回っていて
火が無くなると急に冷えてきたので、露天で少し暖まってから寝ました。
この日は心配していたほど冷え込みもなかったですが、
暖まった体で寝袋入ると朝までポカポカで、熟睡する事が出来ました。
 
翌朝、マッキーさんが5時頃からゴソゴソしている気配は感じてましたが、
気がつかないふりして寝ていたら、6時過ぎに朝食~、
という号令で起こされました、おやじの朝は早いです。
 
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今日もいい天気、朝から気分最高です。
 
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これが、私のキャンプの朝食の定番です。
珈琲入れて、パン焼いて目玉焼き作るだけですが、充分というか、これが最高です。
 
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廻りが出発するのを尻目に、のんびり過ごした後、荷物をまとめました。
結局キャンプ場を出たのは9時でした。
 
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最後に三人で記念撮影などしました。
マッキーさん、がりさん、久しぶりに三人で走ってキャンプできて楽しかったです。
忙しかったり、バイク乗る機会減ったりで、以前の様に無謀(距離的に)な走りは無理でも、
年に一度位は三人でキャンプやりたいですね。
また来年も是非、よろしくです。
 
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                            サービスショット(笑)
 
奥さんが待っているというマッキーさんは、松本経由で最短直帰するというので、
待つ身を持たない我々二人もそこまで一緒し、久しぶりにビーナスラインを走る事にしました。
 
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景色が良い記念撮影ポイント満載でしたが、どんどん走ります。
 
 
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松本までの道は4輪も多く少しタラタラと走り、インター手前のスタンドで給油しマッキーさんとお別れしました。
お疲れでした~、
最後まで気をつけて(山は18度でしたが、相変わらずシャツ一です(笑)
 
残された我々二人は、松本市内を抜け県道67号でビーナスライン目指しました。
 
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道中、細い道で遅い車抜けずにイライラしていたら測定やっていて・・・、危なかった~
とりあえず美ヶ原へ、4輪多く快走とは行きませんでした、連休ですからね。
 
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ここで丁度昼時、こういう所は味と値段のバランス考えるとパスですが、
山降りてからだと遅くなるのと、特に食べたいものもなかったのでここで昼ごはんとしました。
 
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この日は4輪も多く快走は望めないので、欲張らず白樺湖経由で諏訪南インターを目指す事にしました。
 
帰り道はそこそこ空いていたので気持ち良く走れましたが、路面が結構荒れていて所々バンプします。
旧車のプアな足回りにでは、ちょっと気を遣います・
やはり無料化になると荒れますね、こうなると有料時代の方が良かったかも、と思ってしまいます。
 
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美ヶ原は気持ち良く晴れていましたが、霧ヶ峰あたりでは少し曇っていました。
走りの方はと言えば、少しバンクついた高速コーナーで少し倒すとスタンドガリガリで、
ガリっとくると暫くハンドルプルプル来るし、飛ばす気は途端に薄れてしまいました。
後走っていたがりさんに、バンクないならリーンインで走って下さい、と指摘されるし
(がりさん、後から煽って走っていた時代が懐かしいよ)
おまけにタイヤの空気圧が低いのでは?と指摘され、山降りて給油時に計るとほんとに低かった(汗)
アンバサは、のんびり走る方がいいなだよ、と開き直るも、相変わらずダメっぷり全開でした・・・
 
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車山高原で休憩がてら記念撮影しました。
2台とも、地面に平行に伸びたマフラーがいかしてます。
荷物満載のへんなグッチ2台、絵になるな~(笑)
 
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ついでに私一人で、一枚撮ってもらいました。
本当は出来上がったばかりのドカマン・ジャケットで来たかったけど、まだ少し時期早かった、残念。
今回は、マックスフリッツのナイロンパーカー(ベンチレーション付)で丁度良い感じでした。
 
しかし奥のライダー三人、一番のビューポイントでずーっと話し混んで盛り上がってましたが、
看板あるから気がつきそうなものですが・・・、ちょっと回り見えてない、いけてない行動でした。
私も気をつけようっと。
 
 
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ここから白樺湖で国道152号線に入り、この後は連休の混雑でどこも快走できそもないので、
寄り道回り道は断念し、諏訪インターから中央道に乗り、早めに帰路となりました。
 
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                      双葉SAで、眠気覚ましの一本
 
しかしこの後の高速は地獄でした。
もの凄い(多分50km位?)の渋滞で、すり抜けの嵐で中央道を抜け、
なんとか石川Pまでたどり着いた時はくたくたでした。
 
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少し休憩して、この先も終点の高井戸まで渋滞が続いている様だったので、
がりさんともここで解散としました。
 
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がりさん、お疲れ様でした。
仕事もバイク以外の遊びも忙しそうですが、たまにはバイクで遊んでね~、お気をつけて。
 
私も最後まで気を抜かないように残りのすり抜けをかまし、7時には帰宅できました、早っ!
今回のツーリングは、連休の混みもあり距離はそう走れませんでしたが、
久しぶりに三人で走ってキャンプ出来たし、天気にも恵まれ、楽しいキャンプでした。
よく考えたらキャンプ自体も久しぶりでしたが(冬の奥多摩以来?)
今年中にあと一回くらいはキャンプツーリングしたいと思ってますが、出来るかな。
 
 

バイク乗りの4輪ミーティング・箱根/HONDA S600

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先週末の日曜の話です。
 
バイク乗りの4輪ミーティングが箱根であると目玉親父さんからお誘いを受け、
天気も良さそうだったので(雨だとエスは走れません)参加してきました。
と言え特にイベントとかはなく、普段バイクで集まっている面子がたまには4輪で、という程度のものです。
私は不慮の事故から復活した「エス」をと走らせるよい機会と思ったのと、
(車庫でバイクを倒して、板金して直してもらっただけですが)
他車と一緒に走るのはペースが合わず苦手ですが、現地集合と言うので参加してきました。
 
日曜の朝、よく晴れて暑くもなく寒くもなく、オープンカー日和でした。
 
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高速走行がほとんどなので、今回はトノカバー装着してみました。
これだと風の巻き込みがかなり少なくなり、運転席側のサイドウィンドウを立てれば、
快適に高速走れます(速度はS6なので知れてますが)。
あと、助手席に物を置いておいても、飛んでいきません(笑)
 
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また前日、物置からこんなのが出てきたので、珍しく幌のメンテとワックス掛けなどしてみました。
これはビートに乗っていた時に使った余りなので、15年以上前の物ですが・・・、腐ってはいませんでした。
 
集合は大観山に10時でしたが、東名の休日渋滞を考え早めに出発を目論見ました。
しかし、いつもの寝坊で家を出たのは、結局7時半でした。
給油してからタイヤの空気圧など確認して、近所を少し暖機走行してから東名高速に乗りました。
しかし三連休×2の後だからか、渋滞もなく東名~小田原厚木道路と順調に走れました。
 
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小田原厚木道路では、箱根でイベントでもあるのか15台くらいの911の集団がかっ飛んでいきました。
でも4輪同種の集団って、何故か・・・な気がします、気のせいかな。
連なりたいから、どうしても無理な割り込みとかするし、混んだ道では無理がありますね。
911は大好きですが、現地集合にすればいいのにね。
 
私と言えばバイクの時とは真逆に、一番左のレーンを80~90kmでゆっくり巡行しました。
ゆっくりと言っても80kmで5000rpm位回ってるから、気分はイケイケです(笑)
 
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思った以上に順調に走れたので、小一時間で小田原まで来てしまいました。
時間調整兼ねて小田原Pで朝食をとる事にしました。
メニューにあった小田原丼(アジ天丼)に激しく轢かれましたが、
年を取ったせいか朝から天丼は・・・、結局、蕎麦・納豆定食を選択してしまい、ちょっと悔しい。
ここで昼飯、夕飯食べることは、まずないので残念です。
 
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小田原Pで少し時間をつぶした後、箱根ターンパイク(今はトーヨー?)へ向かいました。
この有料道路はちょっとお高い(700円)ですが、コーナーの曲率がとっても走りやすく設計されていて、
大好きな道です。
その昔、初めて走ったときには感動したのを覚えてます。
エスだと登り勾配がきついのでパワー不足は否めませんが、全開かまして頑張ります。
 
次々にバイクや走り屋風な4輪がゲートインしていくので、私もそれに続きました。
 
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一気に駆け上がっても問題ないとは思いますが、全開続きで少しだけ水温が上がってきたので、
老体を休ませる為に、途中のパーキングで一服しました。
このエスは1965年式なので、50年選手です。
人間で言ったら一体何歳なのか解りませんが、小さいのに世界のホンダはよく頑張ります。
 
休んでいたらSWさんのアルファがやって来て、シトロエン(DS5?)のおじさんと少し談笑したのち、
大観山目指し再出発しました、当然SWさんには先行してもらいました。
 
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                     SWさんのアルファです、いい音してました
 
大観山に着くと天気が良かったせいか、少し変わった4輪やバイクで溢れてました。
ここに日曜の午前中に来ると、色んなバイクや4輪が見られて楽しいです。
博物館に飾られてある物と違い、ここまで走ってきている訳ですから、そこがいいんです。
この日もガチャポコ言いながら走っているA110や、ヨタハチも2台併走して走っていて楽しめました。
私には詳しい車種が不明ですが、フェラーリ、ランボ等、最新スーパーカー系も結構います。
 
私が到着したのは集合時間の30分以上前でしたが、みなさん既に集まっていました。
その後、特に何かある訳ではないので、缶珈琲片手に車談義などしながら時間潰しました。
ほとんど知った顔だったのもあり、これではバイクで集まっている時と何だか変わりません(笑)
 
しかし主催車のエランがなかなか現れないので、皆で絶対途中でエンコしたと期待していたのですが、
20分遅れで登場、伊豆方面を走っていたようです。
 
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着くなりマニアな皆さんに囲まれ、質問攻めにあっていました。
マニアでない私とってはこれが恐い。
だからエスは駐車するとそそくさと離れ、遠くから人ごとのように傍観するる事にしてます(笑)
 
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ミジェットは雰囲気あるなぁ、
ウレタンバンパーの奴は、私が高校生くらいの時まで新車で売っていた記憶があり、
買える買えないは別として、当時は小さいオープンカーがこれ位しか無くかなり憧れてました。
 
 
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ふーさんと、がんすけさんの新旧アルファ。
乗り味に共通点はあるのでしょうか、箱根で乗り比べると面白いかもしれませんね。
 
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アンフォト山家さんはパンダに乗ってファミリで参加してました。
パンダのデザインは、いつ見てもシンプルで美しいです。
ルノー・サンクといい、欧州のシンプルな大衆車は性能越えて何故か轢かれるものがあります。
 
 
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そうちょさんのX1/9,このデザインも最高です。
大衆車版スポーツカーですが、日本車みたいに無理して頑張っている感が無く、文句なく格好いいです。
 
 
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もとらっどさんのプジョー406、
海外で乗っていたものをそのまま引き上げてきたそうで、MTなのがまたいいです。
 
その他、ポルシェ(新しい奴)、メルセデスワゴンなど、色々バリエーション豊富でした。
まとまりがないのがないのがまた、いい感じでした。
 
そして暫くだべっていましたが、そろそろ場所を代える事になり、
目玉親父さんの提案で、芦ノ湖スカイラインへ向かうことになりました。
皆さんペースも違うので、それぞれバラバラに移動です。
エスは皆さんと一緒のペースで走れる訳もなく、また私は夕方に用事があったのと、
帰りの渋滞は勘弁だったのでここで失礼しようと思ってましたが、何となくついていってしまいました。
 
何となくついていったので、否応無しに皆さんと一緒に走ることになり冷や汗かいかき走りました。
道中、後を走っていたあるみんさんのシトロエンCXのタイヤのスキール音にビビリながら、
登りがなかったので、何とか芦ノ湖まで無事たどり着く事ができました。
 
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そして、ここでもまた暫くだべってました。
オジサンは車やバイクの話ししだすと止まりません(一部は別の話で盛りあがってましたが)
 
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目玉親父さんのケロヨン・エラン、
私見ですが英国車は見た目と違い骨太な男の車な印象があります、ミニでもそう感じます。
このエランも一度ここで試乗させて頂きましたが、全てに軽くクイックで馬鹿速でした。
スポーツカーでこうですよ、と車に言われた感じで恐れ入谷の何ちゃらで脱帽でした。
比べるとエスは軽トラです。
エスの感覚でアクセル踏んでハンドル切ったら、確実に死ねます(笑)
重量同等でパワーは半分以下、シャシやサスペンションも比べる物ではなく、
鉄砲と竹槍位差がありました。
 
 
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バイクイベントだと4輪で参加、4輪イベントだとバイクで参加、とへそ曲がりなダンディもいました。
今回は雨雲連れてなかったので、良しとしましょう(笑)
いつかは、幻の308拝見させて下さいね。
でもやっぱり皆さん、バイク囲むと話が尽きません、基本ライダーですからね。
 
 
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ふーさんのジュリアとエス六、同じ紺色なので一度並べたかったのが叶いました。
しかし太陽の下で見ると同じ紺色でも、ジュリアはメタリックが入っていて高級感あります。
エスはソリットで何だか和な感じ、藍色とアズールの違いでしょうか。
塗装の質は、絹と木綿くらい差があったのは、気にしないことにします(笑)
 
 
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マニアな人はボンネット開けて何やらエンジンいじりセレブナ一言、プラグと○○○は使い捨てだよ。
言ってみたいです。
でもだからか、帰道私をぶっちぎって走り去る時には快音響かせていました。
 
 
その後、御殿場あたりで食事でもと考えましたが、この台数(15台くらい?)で一人1台では、
営業妨害になってしまいます。
仕方なくこのレストハウスで済ませる事になりました。
夕方まで帰らなくてはならない私は一足先に失礼する事にしました。
皆さんお疲れ様でした、たまにバイクでなく、こういうのもいいですね。
主催のZDMさん、ありがとうございました。
 
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                晴れていましたが、富士山は雲がかかっていました
 
私は帰り道、一人で久しぶりに芦ノ湖スカイライン~箱根スカイラインを堪能しました。
ここは2輪より4輪でよく走りました、天気も最高で、相変わらず気持ち良い道です。
エスだと全開走行になるので、スピードの割にスポーツしてる感が大きく、
緩いボディと抜けたサス、プアな4輪ドラアムでコーナー攻めると、迫力満点でした。
アンバサや行灯カブも同じ部類でして、「これぞ旧車の醍醐味なんです」、と言うと
いつも目玉親父さんに怒られます(笑)
 
 
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帰り道、遅い車につかまっているふーさんを煽ろうかと思いましたが、すぐ前が空いてしまいちぎられました。
やっぱり所詮600ccでは勝負になりません、残念。
気分と音だけは、アイルトン・セナなのですけどね(笑)
 
 
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          エス六のアルミ地のメーターパネルは眩しいけどお気に入りです(八は黒い)
 
そのあと、箱根スカイラインが終わり道が狭くなった所で、遅い軽の痛車につかまり、
ボロ車に道を譲るのが悔しいのか、後見ていないのか・・・、
最後までそいつの後を追走する羽目になりました。
あの狭いクネクネ道を4輪で攻めるのは結構好きなので、ちょっと残念でした。
 
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最後はSWさんにも追いつかれ・・・、道譲って軽に圧力かけてもらえばよかったかな。
そして御殿場に出て、給油をしてから東名に乗って帰りました。
 
帰り道ものんびり左車線を80~90kmで流しましたが、これが裏目に・・・
僅かな差で海老名あたりで起こった多重衝突事故の渋滞に嵌ってしまい、ゲロゲーロでした。
まだ渋滞始まったばかりだったので20分位で抜けられました、後続の人たちは更に大変だったようです。
不幸中の幸い?でしたが、エスで渋滞は辛いッス、夏なら車共々死んでました(笑)
 
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                 すり抜けいいなぁ、これあるからやっぱバイクだよね~
 
こんな感じでこの週末は、久しぶりにエス六を堪能できました。
相変わらず晴れていればバイク乗ってしまうので、なかなか乗る機会がなく、
何度も売ってしまおうかと思いましたが、眺めて良し、乗ると楽しで、決断できません。
まあ部品も余り無いし、国産旧車にとっては丁度よい使い方なのかも知れませんね。
私は年間走行距離が少ないので(1000kmも走らない)、なんとか維持できていますが、
ガンガン走る人なら、やはり4輪も旧車は欧州しょうか。
 
実際私のエス六は、オイル消費が激しく、煙もくもく状態なのです。
それ以外は調子よく普通に走るので、オイル足しながらごまかしていますが、いずれはOHが必要です。
しかし今回も感じたけど、山道走るとほんと楽しい車です。
S6でこれですから、多分S8なら、しかもチューンしたマシンで箱根走ったら最高でしょうね。
FCR4連セットとかあるんです、また夢が・・・(笑)
 
 
追記
 
最近凝っている動画を、懲りずに撮ってみました。
ちょっと長めで、相変わらずのヘタレ走りですが雰囲気だけでも、暇な方はご覧下さい。
ヘッドフォンか、携帯でもイヤホンで聞いて頂けると、結構本物に近い音してると思います。
 
その1 箱根ターンパイク編 
 
 
 
その2 芦ノ湖~箱根スカイライン編
 
  

出戻り熟女とひと走り/BMW R69S

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少し時間がたちましたが先週末の話です。
 
先週は三連休で、しかも絶好のバイク日和でしたが、私は個人的に凹む事が続き気分が乗らず、
そんな時に無理にバイク乗っても事故る確率高いし、たまには家でのんびりも良いかと、
連休は家で溜まった仕事と、雑用をこなす事に決めていました。
そんな訳で家ででうだうだしていると、携帯に着信がありました。
 
あれ?この見覚えのあるこの番号は・・・
浮気ばかりしていた為に愛想尽かして、出て行った彼女からでした。
話を聞くと、愛想をつかして出て行った訳でなく、体調が悪いので温泉で長期療養していたそうです。
すっかり体調も良くなったので、帰ってよいかとの事でした。
 
温泉療養でお察しの事と思いますが、結構なお年を召した彼女ですので、
えっ、今更ですか?と言葉がでそうになりましたが、一応来る者は拒まずがモットーです。
「ずっと待っていました、すぐに迎えにいきます」と、気がついたら即答していました。
しかし、君が愛想つかして出て行ったと思い、すでに新しい愛人が・・・
とはとても言い出せず、言葉をぐっと飲み込みました。
 
そんなやりとりがあり、慌てて支度した後、今や本妻に昇格したあんばあさんに飛び乗って、
西東京にある湯治場まで彼女を迎えに行きました。
1年ぶり以上?、久しぶりに会った彼女は、いつものシックな黒いドレスをまとい、
相変わらず育ちの良さが醸し出すというか、清楚な佇まいで微笑んでいました。
 
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彼女の本妻(あんばさ)を前にしても臆することなく、凛とした佇まいには惚れ直してしまい、
だからすぐにでも乗りたくなり、とりあえず本妻を残し家までひと走りしてみました。
多少不細工(ボロ)でも、明るい性格と楽しい会話で愛嬌のある、あんばあさんに慣れていたせいか、
久しぶりに乗った彼女は、驚くほどスムーズで高級な感じがしました。
気がつくと「やっぱり君が最高だよ」と、ほったらかしにしていた割に調子良いことを言っている自分がいました。
 
 
と、冗談はこれくらいにして、69Sが突然帰宅してきました。
2速で負荷を掛けると抜ける様になり、ミッションのOHを頼んだまま、部品が揃わないのと、
私が急ぎませんので、と逆に頼んでいたこともあり、修理完了まで随分長い時間がたってしまってました。
ご存じのように我が家のうさぎ小屋ガレージは、既に通勤電車なみ満員状態です。
出戻りバイクを納めるには、何かがはじき出される訳ですが、困った私はとりあえず虎子に閑をやり、
実家に帰してしてしまいました。
その場凌ぎも、私のモットーです(笑)
 
そして翌日は、予定通り家でうだうだしていましたが、余りの好天気に我慢が出来ず、
任意保険の加入で一悶着ありましたが何とかクリアー出来たので、最終日に69Sで少し走ってきました。
 
行き先は、69Sが奥多摩を余り得意としない事もあり
(ロングホイールベースと4速のワイドなギア比の為、アップダウンのある細かなコーナーが苦手なのです)
関越道・本庄児玉~国道462号で神流湖方面へ、国道299号~舗装林道経由、雁坂トンネル抜け
甲府~中央道で東京へ、という私的定番コースのひとつを走ってみる事にしました。
奥多摩よりは少し遠いのですが、年に1~2度は走るお気に入りのコースです。
 
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最終日だからか渋滞もない関越道を下って、とりあえず高坂SAで朝食をとりました。
そして、一応写真を撮っていると隣のライダーがバイクと一緒に撮りますよ、と声をかけてくれました。
いつもなら遠慮する所ですが、この日はおにゅーの「ドカジャケ」を着ていたので1枚撮ってもらいました。
 
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モデルはさておき、69Sにぴったりの雰囲気だと思いますが、どんなもんでしょうドカマンさん。
写ってませんがドカジャケに合わせクラシカルに、ジョッパー型の革パンに外だしブーツとしてみました。
写真を撮ってもらった後、ふたたび関越道に乗り、本庄児玉を目指しました。
しかし久しぶりの69S、相変わらず高速道路を走るのが楽しいバイクです。
60年代のバイクとは思えない安定性で、気持ちよい高速走行を楽しめました。
 
高速を降りてから国道462号を、神流方面目指し走りました。
少し走るとすぐに快走路となり、秋晴の空の下69Sを満喫しました。
 
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この日はガツガツ走る気分じゃなかったので、下久保ダムに寄ってみる事にしました。
 
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この下に小さな集落があるのですが、毎日ダムの壁見ながらの生活って・・・、慣れれば普通なのでしょうか。
国道から脇道に入るとダム湖畔に小さなパーキングがあり、バイクが7~8台止まってました。
 
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69Sを停めるとすぐに、たむろっていたおじさんライダーが寄ってきて、
ここにBMW(古めの?)が来るのは珍しいなぁ、などと話しかけてきました。
 
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色々聞かれても(定番は何年式?)、いつもは面倒なので適当に返事するのですが、
ここの人たちは乗ってるバイクはバラバラですが感じがよかったので、しばし話し込んでしまいました。
後で聞いたのですが、この方達(私よりだいぶ年上です)は、天気よい日曜の午前中に、
特に約束したわけではないけど、何となくここに集まっているそうです。
この先にバイクが沢山いる道の駅があるのですが、ここは何もないけど、ここに来れば誰かいるので、
と、何処かで聞いたような台詞でした。
もしかして、全国各地にこの様なおやじライダーのサンクチュアリがあるのかな、と考えると、
巡業したくなったり、何だか嬉しくなってしまいました。
 
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結局30分以上だべった後、パーキングを後にしました。
少し気分が良くなり少し飛ばし気味に走っていると、うどんの暖簾掛けた小さな渋めの食堂?を見つけました。
のんびりしていたので昼時になっており、いつもはこの先に道の駅で食べるのですが、
ちょっといいかも、と思いUターンして寄ってみました。
 
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こういうお店は、あたりはずれが大きいのですが、それがまた楽しい。
味を求めるより雰囲気というか(極度にまずいのは勘弁ですが)、
最近は、こ洒落たカフェより、こっちの方にひかれてしまう、じじいになりました(笑)
 
中に入ると常連さん3人と、4名のライダーグループがいました。
この日は暖かかったので、冷たいうどんがよいと思い、ざるうどん定食を頼みました。
 
お茶を入れてくれた常連っぽいおじさんは、90のカブに乗って来ているのにもかかわらず、
バイク気持ち良いだろうね、とか乗るのはそういうブーツ履くんだ、とか色々言ってきたので、
おじさんのカブも立派なバイクですよ、と言いかけましたが、
彼にとってカブは、軽トラと同じで生活の道具としか見られないのでしょうね。
普段はうっとおしく思えそうなおじさんの質問攻撃も、この日は何故か楽しく、
うどんが来るまで、飽きずに過ごせました。
 
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さるもり定食だったか、750円。
小鉢3皿に天ぷらとぬか漬け、薬味もネギでなくミョウガで、うどんには油揚げが混じってました。、
注文時におばちゃんに、「冷たいうどんにして」と頼んだら、
「汁は温かいけどいい?」、と言われたので、
鴨汁蕎麦みたいな熱い汁を想像していたら、人肌の微妙な汁でした。
拘りなのかと思って食べていたら、常連さんに
「冷蔵庫に汁入れ忘れて冷えてないのよねぇ」と話してました。
この場合、正しい日本語は、温かいではなく、ぬるいだろう(笑)
 
また食べていたら先程ダムでだべったライダーの一人が入ってきたので、同席ししばし談笑しました。
同じ物を頼んだ彼に、運んできたおばちゃんが
「ごめん、ご飯半分しか無かったから、うどん3本まけといたよ」って、
ご飯半膳=うどん3本・・・、この店、最高です(笑)
うどんは丸亀の方が美味しいかもとか、そういう事は超越したお店で、あたりでした。
 
うどん屋でまた気分も良くなりしばし快走、道の駅万葉の里に寄って缶珈琲のんで一服してから、
国道299号線を、秩父方面へ走りました。
ぶどう峠で佐久へ抜けるルートも楽しいですが、帰りは中央道にしたかったので、雁坂トンネル経由で
甲府・塩山に抜けるルートにしました。
 
国道299号をそのまま走ると遠回りになるので、志賀坂トンネルを抜け、いつもの舗装林道に突入しました。
ここは道は荒れてますが一応舗装してあるので、ロードバイクでも充分走れます
(砂や砂利が浮いているので、飛ばせませんが)
 
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走っていて余りに砂と砂利の浮きが凄く少し後悔しましたが、突入したからには進むしかありません。
そろそろ走り、途中景色が広がった所で記念撮影しました。
 
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撮影していると、向こうからルネッサがやって来て、会釈して止まりました。
ルネッサといっても、くまもんさん所みたいな可愛い娘でなく、30歳位のあんちゃんでしたが
(30歳をあんちゃんという自分が、ちょっと悲しい木がしますけど)
バイク見せてもらっていいですか?と丁寧に挨拶され、また感じのいい青年だったので
色々聞かれたことに丁寧に答え、道端でしばらく談笑しました。
 
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この日は何だか走るより、だべっている時間の方が長い気がしましたが、それが全然苦にならず、
69Sの様な旧いバイクには、こういうツーリングが似合っているのかもしれません。
自分も年を取ったと言うことなのかもしれませんが、
ガツガツ走るのはもう卒業なのかなと、ふと思ったりしました。
 
ルネッサくんとは少し長い間だべって、お互い逆方向へ進むので挨拶して別れました。
 
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そしてまた浮き砂+砂利の攻撃に、後悔しながら格闘しつつ、鉱山を抜けてやっと一般道まで降りました。
 
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この林道沿いに以前は大きな廃坑があり、もののけ姫のたたらばの様な独特な雰囲気を醸し出していましたが
解体が進んで、ほとんど無くなってしまったのはちょっと残念です。
 
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しかし、道路は荒れていますがこのあたりの景色がよく、のんびりツーリングにはお勧めのルートだと思います。
一般道に出て中津川林道の入口と逆方面に走ると快走路で、また紅葉の綺麗なスポットでもあります。
写真は、動画撮影していたため撮るのをすっかり忘れてしまいました。
(動画は時間ある時に整理してアップします)
 
あとは長くて高い(580円だったか)雁坂トンネルを抜け、塩山経由で中央道に乗りました。
塩山から奥多摩越えルートもありますが、この時点で4時半だったので、日没が早い時期なのもあり、
大人しく中央道に乗って帰宅しました、30KMの渋滞には参りましたが・・・
 
三連休は69Sの予想外の突然の出戻りに少し焦りましたが、おかげでバイクにのる元気が少し出て、
1日だけですが晴れの連休を、無駄に過ごすことなく過ごせました。
69Sは、久しぶりに乗ると旧くて高級な感じはやはり別格で、忘れかけていた独特な乗り味に
再度やられてしまいました。
しかし増えすぎた我が家のバイク、正直いつまでもこんなにかかえていられる訳はなく、
どれかをドナドナしなくてはならないのですが、どれも好きでお付き合い始めた訳ですし、悩みは尽きません。
優柔不断にも程があり、困ったものです。
 
 
 

雨もあがって

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このところ、週末のたびに雨が降っていた様な気がします。
この土曜日も午前中は雨が降っていたので、ツーリングは諦め、
家で前回BMW R69Sで神流方面を走った動画の編集などしておりました。
少し長くなってしまいましたが、秋の夜長に暇な方は見てやってきださい。
 
 
69Sはエンジン音が静かなので、少し風切音が耳障りですが、
ツーリングルートの雰囲気は、味わっていただけるかと思います。
(詳細は前記事参照してください)
 
 
そして、台風も通り過ぎた日曜はツーリング日和になりそうです。
私は春にも開催された、ちびっこ里山ツーリング(大型バイク乗りの原付ツー)に
参加して、埼玉の里山を行燈カブで走ってくる予定です。
 
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ほったらかしの、40年物のおんぼろ行燈カブですが、そこは世界のホンダです。
一応前回恥をかいたタイヤの空気圧と、ついでにチェーンの注油位はしましたが、
多分がんばってくれるはず・・・。
オイルは入っていたので、今回は交換なしで良しとしましょう(笑)
 
参加の皆さん、よろしくです。
 

第2回ちびっこ里山ツーリング/行灯カブC70

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少し時間がたってしまいましたが、先週末の日曜の話です。
 
春の開催に続き、秋のちびっこ里山ツーリングが埼玉の里山で開催されたので、行灯カブで参加してきました。
皆さんが既に記事をアップされているので充分かと思いますが、私なりに色々あったので書いておきます。
 
ちびっこ里山ツーリングとは、普段大型バイクに乗っている仲間内で、原付バイクを足代わりに使っている、
又は持っている面々を集めツーリングしたら、小僧の頃に帰った気持ちで走れ楽しいかも、
というドカマンさんの発想が始まりです。
この春に、何年越しだったかの企画が実り開催され、それがまた楽し過ぎたので二回目の、
病み上がりのドカマンさんの、足慣らし復帰祝いツーリングも兼ねた開催となりました。
 
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当日の朝は台風一過で快晴でした。
集合は前回と同じ川島町のスターバックスに8時集合でした。
私の家からだと、原付で下道トコトコ走る事考えると1時間半はかかるので、6時に出発の予定でした。
しかし相変わらずの夜更かしで、くろきんさんの欠席メールで一度5時20分に目が覚めたのですが、
二度寝してしまい起きたら6時を優に回っており・・・(汗)
ドカマンさんから、「遅刻者は置いていきます」、とお達しがあったのを思い出し、
ルートも行き先も把握していない私は、慌てて飛び起き支度をし、家を出たのが結局6時半でした。
 
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下駄代わりの行灯カブですが、サイドバッグを取り付けると一丁前にツーリングバイクに見えます(笑)
と、そんな余裕こいてバイク眺めている時間はないので、環八を急ぎました。
途中、今回は足の怪我で4輪でお見送りに来てくれたはるとさんのアルファをぶち抜いたらしいですが、
まったく気がつかず、寒くなりエンジン快調なカブですり抜けしながら、ぶりぶり飛ばしました。
そして環八から川越街道を左折する筈でしたが、前回川越街道は狭くてすり抜けに難儀したのを思い出し、
色気を出して、もう少し先の平行して走っているはずのバイパスを走ることにしたのが間違えで、
ろくに地図見ないで適当は走っていたら、笹目橋まで来てしまい、こりゃいかんと路地に逃げたらドツボに嵌り、
道に迷ってしまい、何とかリカバリーできた時には7時半回っていました。
 
こりゃ絶対遅刻、置いて行かれる・・・(汗)、行き先わからん・・・(滝汗)
途中で止まって電話入れようかと思いましたが、こうなったら1分でも早く到着せねばと開き直り、
禁断の、カブでバイパス右車線を全開ゆわkmでぶっ飛ばし、スタバに着いたのは8時15分でした。
私以外の大人な皆さんは30分前には集合されていたようで・・・、ごめんなさい。
 
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到着後すぐに、ドカマンさんから本日のルート説明、注意事項などすぐ始まりました。
私は、途中のコンビニで仕入れるはずだった、500円までと決められたおやつもまだ買っていないし、
珈琲も朝飯もまだだし、前日チェックしたはずの空気圧もタイヤ手で押すと微妙な感じでしたが、
そんな事は言い出せるはずもなく・・・、
ロートル.軍団の途中脱落者を考慮し、はるとさんが集合写真を撮ってくれた後、すぐに出発となりました。
 
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今回参加は、特別参加を含め10台(原付は6台)で、うち7名はドカマンジャケット着用でした。
しかしこう揃うと制服みたいで普通は何ですが、なんだか楽し(笑)
手に入れたばかりのSL90に乗ってきたIHさんは、今回は様子見でお見送りの予定でしたが、
雰囲気に押され?、一緒にツーリングすることになりましたが、これがまた後で色々・・・
 
ここから空いた田舎道を10台連なって小一時間走り、第一目標値である鎌北湖?に到着。
 
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すでにここまでの走りがどんなに楽しかったのか、皆さんの笑顔で分かります。
しかし、誰かがIHのSL90を、いいな~これくれ、とマーキングしていると、
あれ?マフラーのボルトが無くてグラグラだぞ!っといいだしました。
 
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誰かボルト持ってない?と大騒ぎになりましたが、
結局ドカマンさんのカブから不要そうなボルトを移植し、何とかなりました。
 
その後、折角だから湖の畔にバイク並べて写真撮りましょう、とプロカメラマンの山家さんの提案で
移動しようと思ったら、今度は初参加のSMTさん(父)の郵政赤カブのエンジンがかからないらしい・・・、
色々でます(笑)
 
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先に出た私は、湖畔で山家さんに写真のレクチャーなど受けながら待ちました。
暫くすると皆がやって来て、結局プラグコードの接触不良だったらしく無事復帰したようです。
 
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                      今回参加の原付バイク(+郵政赤カブ90一台あり)
 
あと今回は特別参加という事で、ベスパ3台(P200?)、とKAWASAKI(大)が一台でした。
10台並べた写真は、山家さんが逆光で撮るといいよ、というので撮ってみましたが、
やはり素人では無理でした(笑)
 
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そして時間も押してきたので、ここからいよいよ山間ルート(奥武蔵グリーンライン?)に入り先を急ぎます。
私は先導のドカマンさんに続き勇んで飛び出しましたが、道路は前日の台風の影響で、
濡れ落ち葉に、どろ溜まり、路面自体も荒れてボコボコ、抜け抜けのサスとプアなブレーキでは、
なかなかスリルある、楽しいルートでしたが、ベスパの3人は相当辛いはず(笑)
 
そして次第に勾配がきつくなると、50ccのドカマンさんのリトルカブはどんどん失速・・・、
ドカマンさんの先に行けとの合図で、皆さん一斉に抜きにかかりますが、
彼の悲しそうな背中に哀愁が漂っている様は、ちびっこ里山ツーの風物詩でした(笑)
 
しかし私はというと、かっ飛び山家さんのCL50改70に続き調子に乗って飛ばし始めてすぐの事でした。
苦手な逆光と日影のコントラストがきつくなってきて、スピード落とそうか迷っていたところに、
日影に飛び込んだ所で急に視界がブラックアウトし(サングラスしていたのも悪かった)、
視界が戻った時には、目に前にガードレールがありました。
一瞬、こりゃ激突か?、と思いましたがブレーキ掛けながら無理矢理ねじ曲げガードレールを避けましたが、
路肩の泥に乗ってしまい、スリップダウンしてしまいました。
 
転んで膝を打ちましたが、膝にはカップを入れていた為に体のダメージはない様だったのと、
またバイクの方も一瞬見ただけですが、サイドバッグを付けていたせいで被害はほとんど無い様だったので、
恥ずかしいのもあり、すぐにカブを引きずり起こし、キック数発でエンジン始動。
何もなかったかの様に走り出しましたが、後を走っていたmakiryuさんにしっかり見られていました。
それ所かばっちり動画撮影されていて・・・、
恥ずかしけど、彼のブログに動画がアップされていますのでご覧下さい、戒めです(笑)
 
しかし、軽いカブだし、スピードも知れているとは言え、冷静に考える競技じゃ無いんだし、
ときちんと一度止まってバイクも人間も、きちんと点検してから走り出すべきでした、反省です。
 
そんな事もあり、私は少しの反省と、ヘタレ増幅で暫く後を走ることにし、さらに荒れた舗装林道?を走りました。
暫く大人しく後方を走っていると顔振峠の手前で、前を走っていたIHさんのSL90が止まってしまいました。
私は一度抜き去った後に、皆さん先に行っちゃてるし気になって戻ると、エンジンご臨終の様でした。
聞くと、走っていてニュートラルランプが徐々に暗くなってきた感じがしていたそうです。
ドカマンさんも戻って来て、一応火が飛んでいるか確かめたら、やっぱりダメでした。
そうこうしていると、皆さんが次々に引き返してきて、ワイワイ始まり、
もう少し(1~2km)で頂上だから、そこまで押して後は惰性で町まで降りられれば、など考えました。
 
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IHさんのSL90は6Vですが、マグネット点火をバッテリー点火に改造してあったみたいでした。
だから、発電機が壊れてここまでバッテリーの残量のみで走ってきた様です。
するとSMTさんが機転を利かし、親父の赤カブは6Vでマグネット点火だから(私の行灯もそうだけど・・・)、
バッテリー残量無しでも走るはず、と言いだし、配線に少々手こずりましたがバッテリーを入れ替えました。
 
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バッテリーを交換後、2台とも無事復活!、パチパチ。
 
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しかしSL90は充電していないので、バッテリーの残量しか走れません。
だからIHさんはここで山を下りる事になり、残念ながらお別れとなりました。
ルマン会議でも同じ様な事になったはず・・・、IHさん、やりますね(笑)
来春開催の第三回までに、SLを完調にしてリベンジしてください。
 
こんなトラブル続きで時間はかなり押しましたが、野天珈琲する予定の子の権現目指し、
再度荒れた山道をアタックしました。
 
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            ちびっこ軍団も、ドカマンジャケットのおかげで、大人な感じ?(笑)
 
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          見晴台?でポーズとる山家さん、何乗ってもスリムだから様になり、しかも速い 
 
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           おまけに行灯号も一枚、気持ち良いくらいに晴れていて景色最高でした
 
ここから少し上がると、子の権現・天龍寺さんがありました。
道中通行止め?、など看板がありましたが、売店のおばさん曰く、
先日の大夫で神木(巨木)が折れて、道路に倒れそうになり危険な状態だから、らしい。
 
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その危険地帯を少しだけ除けバイクを止めて、お寺の参道を
私はまったく知識無しに来ましたが、このお寺は足腰に相当御利益があるらく有名だそうです。
立派、というより雰囲気のあるお寺でした。
 
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普段はもっと人が多いのか一応古風な売店などもありましたが、商売っけはまるでなく、
おやつを買いそびれた私は、何かないかと物色しましたが、
賞味期限を度外視した様なラインナップで、断念しました(笑)
 
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少し小高い所にある鐘突堂に上がると、遠くにスカイツリーや横浜ランドマークタワーまで見えた、らしい。
(私は目が悪いのか、よく見えなかったけど)
だから、怪我の回復がまだ完璧でないので上がるのを自重したmakiryuさんに(バイクはいいのか・・・)、
どうでしたか?と聞かれ、「女風呂がよく見えましたよ」、と答えときました。
 
お参りをした後、東屋でお待ちかねの珈琲ブレークとなりました。
持参したバーナーでお湯を沸かし珈琲を入れます、ああ幸せ(笑)
 
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ちなみに心配していた私のおやつは、皆さんに恵んで頂くことにより何とかなりました。
SMTさん、遠足の定番の懐かしいビスコ、ごちそうさまでした。
皆でまたバイク談義(故障談義?)など、楽しく過ごしましたが、
時間が押している事もあり、重い腰上げてもう一走りしました。
お昼は前回もお世話になった、飯能市郊外のカフェ・ニータップさんを、ドカマンさんが予約してくれていました。
 
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ここからは下りですので、パワーは関係かりません。
ドカマンさんの速いこと、後を走っていて病み上がりなのに大丈夫なのかと思うペースでした。
 
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ここは広くて快適ですが、段々悪路になり、
私は跳ねまくるサスを押さえるのに必至で、写真所ではありませんでした。
 
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地図でミスコースしても山家さんのナビですぐにリルート、原付ツーと言えどやはりあると便利、かな。
 
 
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実はmakiryuさんも、復帰ツーリングでした(本当はまだダメ?)
彼は大事故にあっても不屈のバイク魂で復活した漢です、しかも何気に速い!
後で彼のベンリィ試乗させてもらいましたが、90ccは余裕で速かったし、サスもよく動く、
パワーもあるから普通にツーリングを楽しめそうな、快適なバイクでした。
 
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              ドカマン号は足回りを改良してあり、下りは速いのです
 
そんな感じで、ひいひい言いながらドカマンさんを追走していると、後続が見えなくなってしまいしばし休憩。
あれだけ走れればもう心配無いでしょう、次回はエポ復活させて2STパワーで挑むそうなので楽しみです。
また今回も景色はのどかで道路は刺激的、ドカマンさんナイスなルートでしたよ、ありがとうございました。
 
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そしてこの道は、小径タイヤのベスパにはとても辛かった思いますが、
皆さん臆せずスイスイ走っていたのは流石でした、私にはとても無理(実はベスパは恐くて苦手)
 
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少し待つと皆さん降りてきて、それからさらに里山を走り、国道に出てカフェまで快走しました。
 
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 予定より1時間遅れで、ニータップさん到着。
 
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                         何故葬儀屋さんの看板が一緒に・・・
 
ここで、ベベル乗りみれさんの登場のサプライズなどあり、テラスでワイワイと楽しいランチとなりました。
 
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しばらくのんびりだべったあと、有間ダムまで走り解散としようという事になりました。
 
 
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ダムで、気になったバイクの試乗会などしながらまた、しばしまったり。
 
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                                    ベスパもいいよ~
 
 
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                        カブに嵌った人、その1(笑)
 
 
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                               その2(爆)
 
 
で、まったりしたあと、3時頃だったかここで解散となりました。
皆さんお疲れ様でした。
小さいのだと、迷惑にならない程度に大勢でブリブリ走るのも楽しいですね。
 
解散後私は、山家さんと小沢峠を走り、新青梅街道をひたすら走って、6時半頃帰宅できました。
原付だと、帰り道は高速でヒット跳びという訳にはいかず、ひたすら下道を走る事になりますが、
それがまた新鮮で、帰った後の充実感が倍増します。
 
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                             転けたけど、楽しかった~
 
 
また、今回も頑張ってくれた行灯カブですが、makiryuさんのベンリィを試乗させて頂き、
ベンリィ(多分他の原付ロードバイクも同じと思う)は、速くて快適なバイクでした。
比べるとカブは実用バイクですので性能は劣りますが、あれはバイクでなくカブだと再認識しました。
チャリンコ乗ってる中学生が、これにエンジンついていたらどんなに・・・、と夢見たのが実現したような、
少し懐かしく、だから思いっきり走ると何だか若返った気になるのです、不思議です。
ベスパ乗りは、他のスクーターとは別物だと言うのと、同じ感覚なのでしょうか。
またまた株をあげた行灯カブでした。
(しかし煙を吐いていたようで、ちょっと心配)
 
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                         フェンダーが割れてました(泣)
 
ドカマンさん、楽しい企画ありがとうございました。
来春の第三回も楽しみにしていますので、またよろしくです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

デブっちょ里山ツーリング/BMW・R80G/S

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先週末の三連休、初日の話です。
 
東京はいまいち天気がはっきりしなかった様ですが、初日は仕事の関係で長野に残っていました。
とはいえ、朝一で打合せは終了し10時過ぎには自由の身になっていたので、このまま帰京しても何だし、
長野はよく晴れていた事もあり、GSでお散歩する事にしました。
 
そうと決まれば急いで家に戻り、支度出来た時は10時半を回っていましたので、
これから行ける所を考えます。
この時期は日没早いし、長野の夜は結構冷え込みます。
だから遠出は無理、そこで近所の里山を走ってみる事にしました。
先週のちびっ子里山ツーで味をしめたのもあり、多少デブのGSとは言え、
のんびり里山流すと楽しいかも、と思ったのです。
 
地図を眺めながらコースを決め、今回は信州新町あたりから走ってみる事にしました。
まず長野市内から、国道19号線を松本方面に向かい走ります。
19号は国道とはいえ少し走るとすぐに、田舎道になりのどかな景色になります。
先を急ぐわけでないので焦らず、4輪の後でのんびり30~40分位流しました。
 
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生坂村に入ったあたりで県道55号を左折、ここから里山ツーリングの開始です。
 
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走り初めは日影がほとんどで、少し肌寒い感じでした。
しかし南斜面の日向に出ると暖かく、すぐに気持ち良い田舎道になりました。
交通量は多くはありませんが生活道路なので、たまに来る地元の4輪とすれ違いながら、
ちびっこの転倒と、久しぶりのGSだった事もあり、少し慎重に走りました。
 
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今回走り出してすぐ、タンクが満タン(32L)な事もありますが、GSは妙にずしりと重く感じました。
重量的にはアンバサや69Sより軽い筈ですが大柄な事もあり、感覚取り戻すまで少し時間がかかりました。
最近余り出番が無いとは言え、あんなに乗りまくっていたGSですが、感覚なんてすぐに忘れてしまう物です。
色々なタイプのバイクを乗り比べるのは楽しいのですが、
一台のバイクを深く愛す事が、やはり一番なのかも知れません。
と、そんな事考えながらも基本乗りやすいバイクですから、徐々に感覚を取り戻しつつ田舎道を流しました。
 
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のどかなバス停で止まって一枚、と言うかのどか過ぎます。
折角の里山ツー、この先ものんびりと所々止まって、寄り道しながら楽しみました。
その後国道403号に合流して少し走り、県道12号を左折し、さらに里山を走りました。
 
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県道12号線もまた、気持ちの良い道でした。
四国や東北の山深い所をどんどん突き進むと、自然に飲み込まれる様な妙な感覚を覚える事がありますが、
(それもまた好きなのですが)
この様に少し走って里が表れ、山道走ってまた里が表れ、を繰り返す里山ツーは何だか、ほっとします。
常に人の気配がする自然の中を走るからでしょうか。
私が都会育ちのワイルドとは無縁の、もやしっ子だからなのかも知れません(笑)
 
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県道12号線を少し走ると、雄大な北アルプスを左に常に眺めながら走る事になり、
景色は少し霞んでいましたが(隣国のPM何とかでせい?)、これがまた気持ちのルートでした。
 
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途中に眺望台?の様な所があったので止まってみましたが、こんな感じで北アルプスが一望です。
 
 
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そしてその脇に、妙な道祖神がありました。
 
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このあたり(芦の尻)の奇祭だそうで、正月のしめ縄で道祖神の石碑を飾り付けるそうです。
道路が良くなるまでは秘境?だったのでしょうか。
 
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それからさらに県道を進み、棚田で有名な姨捨(すごい地名ですね)あたりを走りました。
 
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しかしこのあたり、絵に描いたような、イメージ通りの信州の集落です。
この日は、小春日和ののどかな日だった事もあり、信州というか、これぞ正しい日本の田舎町、
という何だか懐かしい感じが、ぷんぷん漂っていました。
 
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子供の頃音楽の時間に良く歌った兎追いし・・・の「ふるさと」という唄も、
信州で詠まれたものなので(中野のあたりらしいですが)、イメージにドンピシャなのかも知れません。
都会に住んでいる者の勝手ですが、こういう何でもない普通の田舎の景色は、
ずっと残って欲しいものだと、強く思いました。
 
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しかし現実は・・・、
この家も空き家の様で、こんな感じの古民家がよく、安く売りに出されています。
ちょっと短絡的に価格に魅力を感じてしまう事もありますが、古家を住めるように直す事は出来ても、
別荘地ではないのだし、実際住んで生活するとなれば大変な事だろうと、容易に想像は出来て、
現実的にはちょっと尻込みしてしまいます。
 
 
 
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とは言え、のどかで和みます。
時折少し飛ばしてみたり、のんびり景色を眺めなたりしがら走り抜けるには、
最高に気持ちの良いルートで、すっかり癒されてしまいました。
こんな道は、W3で走ったら最高だろうな、などと妄想しながら走りました。
 
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その後県道12号を更に進むと国道19号に戻った形になり、
またすぐに県道36号線に入り、小川村を目指します。
 
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しかし小川村へ向ったはずが途中何処かでミスコースしてしまい、山の中へ入り込んでしまいました。
 
 
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松茸でも採れる山なのでしょうか、物騒な看板もありましたので早々に引き返す事にしました。
鹿と間違えたふりして、鉄砲で撃たれても困りますしね(笑)
 
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ねねじーちゃんの好きそうな廃墟もあって少し不気味でしたが、
こんな山奥の道路を、一生懸命拡張工事してました。
またまた勝手な意見ですが、田舎は田舎でよいと思うのですが・・・、
土木大国日本万歳でした。
 
そして何とかルートリカバリー出来て、小川村へ到着。
予定では、ここから戸隠へ抜けて新蕎麦頂くつもりでしたが、道中のんびりし過ぎた事もあり、
ここで既に2時半回っており、お腹の空き具合も限界でした。
 
すると、うまい具合に小川村の縄文おやき村の看板を発見、
この際おやきでもよいかと思い、その方向へ向かってみました。
しかしこの縄文おやき村、10年前位に一度行った事あるのですが、確かえらい山奥にあります。
 
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乗用車でやっと(大型車は無理)の細い道をどんどん上がると、やっとありました。
到着してみると、こんな山奥なのにもかかわらず新蕎麦祭りやっていたせいか、予想外に人がいました。
そして入口付近にバイクを止め写真を撮っていると、案内のおにいさんが駆け寄ってきて撮ってくれました。
確か3セク経営だと思いましたが、えらい愛想が良くサービスがよいです。
 
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そしてその勢いでお兄さんに乗せられ、おやき村民登録(住所氏名記入)までしてしまいました。
お兄さんやり手です、でも登録するとお土産や食事が一割引きだったと聞けばねぇ。
でも次は10年後か(笑)
 
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施設は、縄文風の建物の中の囲炉裏端で、焼いたおやきも頂けるのですが、
せっかくの新蕎麦を頂きたかったので、私は堀こたつの席で、クルミ蕎麦+野沢菜おやき頂きました。
戸隠まで行かなくても大満足で、とても美味しゅうございました。
 
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食後に土産物を少し買った後、県道36号に戻り鬼無里村へ向かいました。
ここからは、里山ツーと言うより快走路でした。
お腹もいっぱいになりましたが、既に3時優に回っていましたので先を急ぎます。
 
そして国道406号線まで来て、しばし考えました。
当初は戸隠方面を走る予定でしたが、この時期は日没早いし、山は日没後急に冷え込みます。
蕎麦も食べたし、無理に山に上がらなくても・・・、
といつものヘタレモードが出て、そそくさと国道406号線で長野市内へ戻りました。
 
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おかげで日没前に帰宅でき、近所の日帰り温泉に浸かりのんびり出来ました。
こんな半日強の短いツーリングでしたが、高速移動時間がないせいか、
とっても満足、これこそ地方暮らしの特権です。
遠出もいいけど、里山をトコトコのんびり走るのも、ちょっと癖になりそうです。
とはいえ長野はもうすぐ冬です、あと一度くらいは他のルートを探索できるとよいのですが。
 
一応動画も撮ったので、編集できたらアップします。
 
 
 
 
 
 

軽井沢プチ・イタリアンミーティング/MotoGuzzi Lemans1000

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少し時間がたってしまいましたが、先週の三連休の最終日の話です。
 
その前に、連休の中日は晴れていたのですが、翌日のプチミーティングに備え家で雑用こなしていました。
とはいえ晴れ間を見ると、乗りたくなるのはバイク乗りの性です。
アンバサダーを引っ張り出して、いつもの日曜の朝のお散歩してきました。
またこの日は、ドカマンさんが例のドカパンの試作品を持ってきてれ試着出来る事になっていました。
 
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八時過ぎに家を出て、首都高速を軽く流しサンクチュアリへ到着すると既にオヤジたちで賑わっていました。
何だか久しぶりの気がしますが、2ヶ月ぶり位でしょうか、いつもの面々に軽く挨拶しドカマンさんを待ちました。
 
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しかし、9時には来ると言っていたのになかなか表れないので、病気のことあるので少し心配していると、
ルマンでなくボルボで現れました、4輪なので渋滞に嵌っていたようです。
 
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それからは皆で、ドカパン(あやぱんみたいで可愛いかも)の試着などして過ごしました。
私がオークションで落札したベルスタのトラウザーパンツ(オイル引き)も参考にと持参してくれてましたが、
これは落札したけどサイズが大きすぎて(31インチ表示なのですが)、おまけに競った相手が後で聞いたら
なんとドカマンさんだっとと言う、間抜けな曰く付きパンツでした。
 
私はオイル引きのパンツを持っていなかったので、どんなものかと興味があり落札してみましたが、
サイズが合っていたとしても、オイル引きパンツはマニアじゃないとちょっときつい・・・
履いたまま、飯屋に入るのは勇気が入りそうで、私には無理かも(笑)
 
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                                モデル:はるとさん
 
その点、ドカパンは最新の透湿防水生地を使用しているので、言うこと無しです。
私はオーバーパンツは余り履きませんが、これは中綿入っていて暖かく、冬に重宝するかも知れません。
何より、ジャケットと合わせて完全防水なので合羽入らずというのが、嬉しい限りです、早く欲しい。
 
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帰り際に同調ずれてるぞー、と皆に囲まれワイワイいじられている人もいましたが、
試着を終え、皆さんぼちぼち帰宅していきました。
 
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不運なもらい事故に遭い、足を骨折してしまったがんばさんも、息子さんの車で来ていました。
事故後初めてお会いして話が出来、怪我は大変そうですが少し安心しました。
しかし話を聞けば聞くほど、運が良かったと思える事故でした(それに保身で嘘つく相手も酷い)
あと10cmずれていたら足首砕けていたかも・・・、やはり生身のバイクは事故ると恐いと再認識しました。
でも松葉杖は痛々しいけど、息子さんのロードスターで送迎はいいですね。
きちんとがんばさんのDNAが引き継がれているのがわかり、微笑ましい絵柄でした。
 
 
と、こんな感じで中日の日曜はダラダラと過ごしましたが、夜になると予報通り天気が怪しくなってきました。
プチ・イタリアンミーティングとは、軽井沢のモトティカさんに集まってお茶して帰るだけの、
特に何かイベントがあるという訳ではありませんが、ドカマンさんのルマン復帰ツーリングも兼ねていたので
ちょっと楽しみにしていました。
 
しかし夜にドカマンさんのブログを見ると、雨っぽいので多分中止、見たいな事が書かれていました。
そして早朝、一度起きて空見ると東京は弱く雨が降っています。
昼には上がる予報ですが、こりゃないな、と二度寝してしまいました。
 
それから九時半頃に起きあがり、一応ブログをチェックすると埼玉~軽井沢は晴れなので決行!
となっていて、じぇじぇじぇ~でした。
集合は11時ですから、これから出かけてはどう考えても間に合いません。
仕方なく、「二度寝寝坊で今回は欠席です」、とドカマンさんにメールし、珈琲飲んで食パンかじりながら、
しばらく、TV見ながらぼーっとしていました。
 
駄菓子菓子・・・、TVが余りにもくだらないので、このまま連休が終わってしまうのが悔しくなってきて、
天気予報を再確認、やはり徐々に回復傾向だったので慌てて支度をし、家を出たのは10時半回っていました。
 
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皆さん帰った後なら珈琲一杯飲んで帰ろうと思いましたが、どのみちかっ飛ばすのでルマンの出番です。
都内は多少雨が残っていましたが、ドカマン・ジャケットのレインテストに丁度良いかと、
防水革パン(クシタニ)+ダナーの防水ブーツの組合せで、合羽を持たずに出発しました。
タンクバッグも無しのほぼ手ぶら状態、日帰りツーなので余計な荷物がないのが嬉しいです。
 
そして、練馬~三芳PAあたりまで少々降られましたが、ジャケットの防水性はまったく問題なしで、
その後は晴れはも出てきた関越道を、まーくんもびっくりのメジャー級スピードでルマンを堪能し、
軽井沢のアウトレット渋滞を抜け、なんとかモトティカに到着すると、まだ皆さんいらっしゃいました(喜)
 
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遅刻したせいで、1000S乗りのバリトノさんとは入れ違いになってしまいましたが、ギリセーフでした。
 
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そして久しぶりのルマンの速さににんまりしつつ、インター降りてから軽井沢までの高速コーナーが、
いまいちうまく走れなかったなぁ、など考えていると、誰かが参加予定のcropperさんがそこで転けたと言います。
そう言えば、路肩に黄色いドカ750sが止まっていました。
けど、ぱっと見ジッタさんでは無かったし、故障なら私の技量とつたない工具では役立たないし、
シングルシートで2ケツも無理だし、登りコーナー手前でUターンが難しかったのもあり(言い訳多し)、
急いでいた事もあり、そそくさと立ち去った私でありました。
彼とは面識が無いとは言え、その後聞いた「て」さんの暖かい対応に比べ・・・、ちょっと反省(汗)
立ち往生している旧車には、とりあえず、声かけないとね。
 
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てな事がありましたが、怪我もなくレスキューを呼んだ様なので、テラスで珈琲のみながら談笑しました。
多少寒いし、特にあらたまった話題も無いですが、このひとときが楽しいのです。
東京から、かっ飛んで来た甲斐がありました。
 
また、この日お初だった佐久のブンダバーさん、遅刻のせいで余りお話は出来ませんでしたが、
私のくだらないブログを読んでくれているそうで、ありがたいものです。
でも後に初対面の印象聞くと、想像していたのとはちょっと違った様で・・・(汗)
何やら知的でソフトなイメージだったらしいけど、ナンパでハード?な人だったそうでごめんなさい(笑)
実際ハードは無縁だと思いますが・・・
 
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そうこうしていると、軽井沢も青空が見えてきましたが、予定通り2時にお開きとなりました。
皆さん、また暖かくなったら集まってお茶しましょう、よろしくです。
参加車両は
 
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                   健在だったドカマン号(ルマンⅢ改)
 
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                   みれさんの愛情たっぷり注がれたドカティ(R1改)
 
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            いつも元気で薄着なおじさん、tt1jrさん(パソ爺に改名?)のパソ750
 
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                   これから秋田まで?、仏の「て」さんの渋ーいミレGT
 
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              333さんの柿渋色にあせた感じがいい味のマーニ・アルチューロ
 
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              おまけに遅刻魔な私とルマン1000改、やっぱこれ速くて快適
 
あと、入れ違いで写真撮れませんでしたが、バリトノさんの1000S、
4輪参加のゆんさん、ブンダバーさん、そして途中棄権のcropper64さんのドカ・750sでした。
 
こんな感じ、いつもながら何となく解散になりました。、
私は佐久~中央道に抜けて帰ろうかと思いましたが、天候不順と日没必至だったので諦め、
ドカマンさんと二台で、上信越道~関越道経由で素直に帰りました。
寝坊で遅刻した時は、取り返そうと無理してもろくな事になりませんからね、大人にというより年取ったかな(笑)
 
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帰り際、軽井沢の紅葉がきれいだったので、ドカマンさんに待って貰い1枚だけ写真撮りました。
本当はもっと鮮やかで綺麗な紅葉があったのですが、寝坊したのだから多くは望むまい。
そして二台で碓井軽井沢インター目背して走ると、例の高速コーナーでcropper64さんがまだ黄昏れていました。
 
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長年の冬眠からやっと目覚め、初のツーリングがこれで・・・、ちょっと可愛そうです。
私は今回お初でしたが、彼のキャラなのか、そんない落ち込んでいる風ではありませんでした。
フルパッドのドカマンジャケットのおかげで、怪我もない様なのが何よりでした。
また、いつもどこのブログにも一番始めにコメント書込む人なので、どんな人なのか興味ありおましたが、
イメージそのまんまで、じぇじぇじぇの駅長さんみたいな人でした(笑)
 
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            タンクの下血が悲しいけど、シートにてさんの差し入れの釜飯が・・・
 
転んだのはショックでしたが、怪我もなかったし、必ず復活させてください。
でもタイヤはケチっちゃダメよ、人もバイクも充分慣らしてください。
そしてまた何処かでお会いしましょう。
 
一通り状況を聞いた後、一緒にレスキュー待っていても仕方ないので、我々はお先に失礼して、
高速に乗ってから上里SAで給油がてら休憩しました。
 
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ここで、私が副業でやっている(USO)お店がお店が、繁盛しているか確認しました(笑)
 
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                    まるてんのたこ棒350円、すごくうまし!
 
この後は事故渋滞で延々抜け、何とか抜けたと思ったら予想外の土砂降りに合い、
図らずもドカマン・ジャケットの耐水性のを試すことになりましたが、まったく合羽入らずの問題なしでした。
そして肝心のドカマンさんの走りの方は、スイスイと以前と変わらぬ走りで、
後を走っていて安堵したのでありました、まだまだ議長に引退してもらっては困りますので。
 
こんな感じで高速ぶっ飛ばしただけのツーリングになりましたが、久しぶりにルマンを満喫できて大満足でした。
ルマンは、アンバサと比べるとエンジンの鼓動感的にはマイルドな感じしますが、パワーが圧倒的に違い、
高速走るだけのツーリングが、こんなに飽きずに楽しいバイクは他に無いでしょう。
ルマンの偉大さを、改めて感じた連休最終日でした。
 
 

初冬の能登半島ツーリング2013/BMW R80G/S

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先週末の話です。
 
そろそろ雪国はバイクシーズンが終わろうとしていますが、今年最後にと能登半島を走ってきました。
能登半島は、景色よし、道路(走って)よし、とツーリングにはこれ以上ないロケーションで、
特に初冬の能登半島の景観はまた格別、私は全国走りましたがお気に入りの場所のひとつです。
ですから毎年この時期に、能登半島をツーリングする事が恒例になっています。
 
週末は東京に戻らず、圧倒的に楽なのもありツーリングのスタートは長野からとしました。
相棒は、昨年はGSだったので今年はアンバサと考えていたのですが、必然的にGSになりました。
 
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能登までは250km位でしょうか、長野からだと楽勝の筈でしたが、考えが甘かった。
いつもより時期が遅かったのもあり、土曜の朝は零度近くまで冷え込んでいて、
寒くてなかなか出発する気になれません。
ようやく意を決して出発したのは、予定より一時間半も遅い8時半でした。
 
しかしまだ寒い、冬用の綿入り革グローブを嵌めているのに指先が痺れます。
服装もほぼ真冬仕様(ヒートテック+タートルセーター+ウィンドストッパー+ドカジャケ)なのに寒い。
走りながら、下道なのに余りの寒さに引き返して4輪に乗り換えようかと何度も考えつつ、
高速に乗るのが嫌で、小布施までトロトロ下道を走ってしまいました。
小布施SAの入口で、予備に持っていたインナーダウンと真冬用ナイロングローブを嵌め、
(操作性が悪いので好みませんが贅沢いってられません)、覚悟を決めて高速に乗ったのは9時半頃でした。
 
暫く我慢の高速走行が続きましたが、新潟に入った辺りで日が差してきて、やっと一息つけました。
普段なら一気に能登まで走ってしまう所ですが、この日は富山手前の有磯海SAへピットイン。
 
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最近凝っている、ホットジンジャーエール(缶珈琲より数段暖まります)と露天の栗まんじゅうで
一服してから再出発し、北陸道から能越道にに入り、料金所脇で再び一息つきました。
 
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福岡インター(料金所)、昨年はここでGSのオイル漏れが発覚して焦った所です、今年は問題なし(喜)
 
ただ能越道はETCが使えないので、冬グローブ外し料金払うのに難儀しましたが、150円なら無料でも・・・
タンクバックのコイン入れは無用の長物となりつつありますが、ETCのありがたみを再認識した次第です。
 
遅出のせいで、ここで既に12時回っています。
今晩は金沢のビジホに泊まる予定でしたが、この先のルートを考えました。
一周する時間はとても無さそうですし、昨年は西側走ったので、今年はルマン会議やった能登島方面かな、
など一瞬思いましたが、やっぱり能登らしい西海岸の景色を見たくなり、氷見まで有料道路を走り、
国道415号で西側海岸へ抜ける、昨年とほぼ同じルートを走る事にしました。
(本当は日曜に一日掛けて回る予定でしたが、雨の予報で繰り上げてました)
 
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道中見つけた「めし屋」(焼き肉?)さん、余りに雰囲気あったので気になり止まってみました。
お休みで事なきを得ましたが・・・手前の畑は自家製サンチュでしょうか、残念でした(笑)
それから更に西へ進むと、能登らしい黒瓦屋根の古く立派な家並が続くようになり、雰囲気盛り上がります。
 
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ああ、今年も能登に来たなぁ、と思う瞬間でした。
 
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同じ田舎でも長野より明らかに豊かな感じがします。
それに立派な家が多いこと考えると、住まいをとても重要視する土地柄なのでしょうか。
私は何でもないこの風景が、とても気に入っています。
その後更に西へ進み、今年は国道249号を北上する前に突っ切り、先に海まで出ました。
 
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定番ですが、この時期は日没が早いので明るいうちに「なぎさハイウェイ」を走っておこうと思ったのです。
何度も来ている所ですが、GSだと走りたくなりますよね。
 
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シーズンオフだからでしょうか、ほとんど貸し切り状態でしたが、
思わず「誰もいない海~」、と南沙織を口ずさんでしまったレトロ感覚な自分がちょっと悲しかった。
いや、せめて森高バージョンという事にしておこう(笑)
 
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晴れていてそんなに寒くはないし、空いているし、とても気持ちいい「なぎさハイウェイ」でした。
しかし油断しているとスタンドがどんどんめり込みますので、少し走って見ます。
 
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ロードバイクでも走れる路面なのですが、GSで走れば気分だけも「ラリースト」でした(笑)
こんな感じで堪能した後、国道249号に戻り半島を北上しました。
塩砂だらけになったGSですが、明日は結構な雨らしいので良しとします(笑)
 
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しかし明日予報が嘘の様に気持ち良く晴れています、気温も少し上がり快走です。
そして県道36号に入り海側を少し走ると、不穏な煙突二本と巨大な施設が見えてきました。
 
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綺麗な海岸に必ず表れる奴です。
もうこれ要らないと思う・・・、個人的にですけど。
昨年は確か仮設の工事用鋼板壁でしたが、立派なコンクリートのフェンスが出来ていました。
 
そんな風景をやり過ごし、再び気持ち良い道を快走しました。
そしてある看板見つけ、更に脇道へ入ってみました。
 
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それは場所が解りづらい所にあり、少し迷いながら民家の間の細い道かき分けを進むと、
江戸時代から明治にかけて、北前船(蝦夷との交流)で賑わったという福浦港の高台に出ました。
 
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現在は賑わった時代の面影はありませんが、のどかな港でした。
そしてさらに、民家の脇を徒歩で進むとその古い灯台がありました。
灯台マニアではありませんが師匠の影響?かな(笑)、
代わりに見ておく事にしましたよ、くろきんさん。
 
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旧福浦灯台、日本最古(現存する)の木造灯台だそうです。
その希少性はマニアじゃないので解りませんが、小さいけどとても雰囲気あるものでした。
 
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ここで2時頃だったでしょうか、いい加減お腹の減りが限界になり、
昨年行けなかったおそば屋さんへ行く予定を諦め、SAでもしもの為に(正解でした)買ってあった
マスの寿司お試しセットを、ベンチで頂きました。
 
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誰もいない絶景を独り占めです。
SAで買ったお寿司ですが、有名店のお蕎麦より贅沢な一時を過ごせた気がして満足でした。
その後、国道に戻り、すぐにまた県道49号線を走りました。
 
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何とか岩(忘れました)の前で写真を撮っていると、懐かしい車が。
今見てもとても優雅で格好いいです、今でも乗ってみたいと思う憧れの車です。
 
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日没考えるとそろそろ時間が押してきましたが、能登半島に来たのだからやっぱり間垣は外せません。
前回ミスコースで行けなかった県道38号線沿いの大沢の間垣の里へ、先を急ぎました。
 
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国道沿いにもそれらしい民家はあり、冬に備えて補修?をしていました。
 
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しかしこのあたりの快走路、自制心が必要です。
岐阜のおじさんと裏ルマン会議で走ったときに、彼が能登は全て高速道路ですか?
と言っていたのを思い出し、にんまりしてしまいました。
 
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そして県道36号線に入り、舗装林道に毛が生えた様な道を急ぎましたが、またしてもミスコース!
分岐を見落とし、いつのまにかまた266号を走っており、昨年とまったく同じミスです。
余りの学習能力の無さに、情けない・・・
 
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でもこのあたりも雰囲気万点なのです、昨年とバイクも同じですが一応写真は撮っておきました(笑)
 
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そして間垣の前で写真を撮っていると、散歩中のおじさんがいたので声を掛けてみました。
この先は行き止まりなのは昨年学習済みですが、反対側はどうなのでしょう。
地図に道はないですが、見たところ行けそうな気もします。
しかし、やっぱり無理な様で、私の行き先を聞いた後、親切に色々教えてくれました。
どこから来たのかに始まって、話し好きなおじさんだった事もあり10分以上立ち話をしてしまいました。
 
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行こうとしていた「大沢の間垣」と、ここの間垣は竹の種類が違うこととか(大沢の竹は細いニガ竹)
あと、私は勝手に間垣は冬支度で作る物と思っていましたが、実は常設だそうで、
おじさんのうちのこの間垣は、25年ものだそうです、長持ちするのですね。
聞いてみるものです、下調べすれば解る事でしょうが、地元の人から聞くと何だか納得でした。
 
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結局、来た道を分岐まで戻るのが一番と言われ、こんな道をブリブリ飛ばしました。
 
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分岐点からリカバリーすると途中滝などあり、海が近いと思えない様な山道を走り、海岸線に出ました。
 
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雰囲気ありますね、でも大沢はまだ先のようなのと、時間もないので
写真撮ってすぐに先を急ぎました。
 
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海岸線に立つ樹木を見れば、風の強さ、厳しさが想像できますね。
 
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先程まで穏やかに見えた海ですが、段々うねってきました。
岩に打ち付ける波が、東映映画のオープニングみたいになってます(笑)
 
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バイクにも結構潮風が・・・、明日は雨だから、まあいいか(笑)
でもやはりこれは、明日は荒れそうです(汗)
なんて思いながら進むと、大沢の間垣の里はありました。
 
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黒い瓦屋根に、ヒバの板張りの住宅、それに間垣と漁港、立ち話する婆さん二人、
これも絵に描いたような、日本の風景でした。
しかしここまで来て、以前ルマン裏会議で皆で走ったのを思い出しました(笑)
 
そう言えば、69Sで来てこの間垣の前で写真撮りました。
ボケボケな阿呆ですが、この風景は何度見ても飽きないからいいんだ、と自分を納得させました(笑)
 
さて、この風景を見たらあとは帰るだけです。
半島の先まで回りたかったけど、明日は天気が悪く難しそうだし、それは来年の楽しみに取っておくとします。
 
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そして綺麗な街並みの輪島を抜け、県道1号から271号経由で、無料になり名前が変わった
のと里山海道をぶっ飛ばします(ほとんど一車線ですからすぐ前が詰まり知れてます)
この日は7時に友人と会う約束していたのに、余裕こきすぎました。
途中で日没になり、タンクバックの地図は見えなくなるわ、看板もよく見えないで(ライトあててないので見えん)
泣きながら金沢を目指しましたが、結局勘で降りたインターが早すぎて、更に彷徨ってしまうドツボに嵌り、
最後は禁断のスマホナビを使って、なんとか宿に到着したのは7時15分前でした。
(ナビ、いいかも・・・)
 
慌ててチェックインしたあと友人に少し遅れますと伝え、身支度をし待ち合わせの店へ向かいました。
 
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ちょっと怪しげ?ですが、能登牛を食べさせてくれるステーキ屋さんの様です。
タクシーの運ちゃんに店名を言ったらすぐ解ったので、有名なのでしょう。
そして一年ぶりに会う友人に、遅刻を謝りつつ再開を祝し、
とりあえず麦酒で(というか彼はこれ専門)で乾杯しました。
 
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          イメージ 28イメージ 29
 
懐かしい話しに花が咲き、私はワインも進み、ツーリングの疲れもあってすっかり酔ってしまいました。
初めて頂く能登牛は最高に美味しく、他の料理も大変おいしゅうございましたが、
彼がこのお店を選択したのは、他にも理由があった様です。
このお店のマスターもバイク乗りだそうで、店に入るなり彼の愛車が出迎えてくれて納得しました。
 
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ご多分に漏れず、マスターも高齢で最近は乗っていないようで、勿体ないですね。
この1000Sはカウル以外はフルノーマルで、しかも走行6000km・・・、欲しいかも(笑)
実はこれ、友人が引き取り復活させる予定でしたが、彼の体調不良により頓挫してしまった様で残念です。
 
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でもこの姿と笑顔を見ると、きっと復活してくれる事でしょう。
しかし無理強いはしません、復活を願うのは私だけでは無いでしょうけど、
彼の仕事柄、また体調不良になったら仕事に穴を開ける事になるので、
お気楽な私と違い、世のため人の為に日々を捧げる彼の責任感がそれを許さないでしょう。
 
そして彼の、「50代はシャバに恩返しする事にしました」という言葉を聞いて、
自分が少し恥ずかしくなりました。
相変わらず本当に必要なのか解らないけど、壊しては建てての繰り返しの私の仕事は、
少しでも世間の役に立っているのか・・・、などとまじで考えてしまいました。
 
とは言えぱぱぐちさん、60代はもうすぐでしょ。
還暦迎えたら、赤いちゃんちゃんこ着る代わりに、あのルマンⅡでまた走りましょうね。
だから他のは兎も角、Ⅱは墓場まで持っていってください(笑)
あっ、でもとりあえず楽そうなカルフォルニアEVがよいそうです、誰かツートンの奴探してください(爆)
 
と、深刻なのかくだらないのか解らないとりとめのない話をしつつ、会議のメンバーの近況など教えながら、
楽しい時間は過ぎ、お店を後にしました。
しかし、このまま真っ直ぐ帰るわけはなく、セレブぱぱぐちさんに金沢の夜をご教授お願いしました(笑)
 
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タクシーに乗り、茶屋街へ向かいました。
その雰囲気に小心者の私は圧倒されますが、彼は慣れた足取りでスタスタ進み、
「ここ」と立ち止まり指さしました。
 
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何となく指し示す指が小指に見え、「ここ」の店ではなく、「これ」の店に聞こえましたが、
お互いいい大人なので、深くは聞かない事にしました。
そしてお店は一見さんお断りらしく、私は借りてきた猫のように振る舞いました。
 
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                      その割に・・・(笑)
 
当然綺麗なおねえさん?もいらっしゃって、ぱぱぐちさんのご活躍の場は、
ルマン会議から、すっかりこの辺りに変わっていたのだと、感心するばかりでした。
とはいえ、私もとても楽しい時を過ごさせて頂き、ありがとうございました。
 
 
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という事で、もっとゆっくりしたかったのですが、慣れない高級な飲み物とツーリングの疲れで、
不覚にも眠気がやって来たので、よい所でお開きとなりました。
ぱぱぐちさん、来年も懲りずにルマン共々生存確認に来ますので、またよろしくです。
楽しく飲んで忘れた頃に、ルマン復活しましょう(笑)
たまにはブログ覗いて書込もくださいね、皆さんも心配しておりますので。
 
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                   Pさん、渋い大人の哀愁が漂ってました
 
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               おまけにおのぼりさんも、おかげ様でとても楽しい夜でした
 
 
こんな感じで友人が元気なのも確認でき満足したのか、安宿に戻るとすぐに爆睡してしましました。
しかし翌朝起きると期待虚しく予報通、しかも暴風雨になっているし・・・(汗)
雨は兎も角、強風は大の苦手です。
さっさと朝食を済まし、まっしぐらに長野へ帰りました。
 
 
ちなみに、泊まったのはアパホテル・金沢野町ですが、バイクを止める所を大変配慮してくれました。
エントランスロビー脇の中庭(屋根有り、門扉内)で、セキュリティもばっちり。
 
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でもまるで、ショールームに置かれたみたいで、きたないバイクでちょっと恥ずかしかったです(笑)
という長野は今夜雪降ってるし・・・(汗)、ギリセーフなツーリングでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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