このところ、週末の天気が思わしくなかった為に、2週続けてツーリング企画がキャンセルになり
ブログはすっかりご無沙汰してしまいました。
やっと晴れた先週末の土曜日、「ちびっこ里山ツーリング」に参加してきた話です。
この企画は、普段通勤や足代わりに使用している原付バイクで、いい大人がわいわい集まり走ったら、
グッチやBMW、ドカなどで走るのとはまた違った楽しみがあるだろうと、
ドカマンさんや、がんばさんと、数年前から温めていた企画です。
3年ほど前に、場所・日時を決め開催寸前までいったのですが、ドカマンさんに急な葬儀が入りお流れになり、
それ以来やっと実現した企画なので、とっても楽しみにしていました。
私は勿論、あんどんカブC70で参加です。
当初予定していた6日は、爆弾低気圧とかで順延になりやきもきしましたが、
雨が降り出す前に、オイル交換、チェーンの給油、渋かったアクセルホルダーの調整など
おかげで、ばっちり準備が出来て、次週に備えました。
タミピン教授のお薦め通り純正オイルを奢りました。
但し当時の指定はシングル30ですが現在は作っていないので、鉱物油の10W-30入れてみました。
そして当日13日はピーカンです、やった~!
集合は埼玉・川島町のスタバに8時です、グッチなら何とはない距離ですが、カブだと遠いな~
ドカマン班長に(ルマン会議では議長ですが、ちびっこでは班長らしい)、
「遅刻すんじゃねえぞ」と念を押されていたので、はるとさんが2時間はかかると言っていたのを思い出し、
いくらカブでも2時間ないだろうな、と思いつつ、早朝6時に家を出発しました。
野天珈琲セット(テーブル、やかん、マグカップ、バーナーなど)、おやつ、合羽、工具など積んだら
結構な荷物になり、結局サイドバックを両側に装着、けどこれでツーリング気分上げ上げです。
しかし、予報通りとはいえ寒い・・・、
ヒートテックにインナーダウン+革ジャケットと冬用装備で出発しましたが、
走り出して直ぐ、グローブが冬用でなかった事に後悔しました。
ですが引き返すのも面倒なので寒さに耐えながら、環八~川越街道を坦々と走ります。
川越街道はスリ抜けができない為辟易してたら、後から来たブーンとCL50改70のアンフォト山家が現れ、
そこからはランデブー走行出来たので、信号待ちで会話などしながら寒さを紛らわし、
何とか走りきる事ができました。
集合場所の手前のスタンドで一応満タンにします。
実は私のあんどん号、どの位の燃費なのかいまいち解ってません。
だからガス欠は恥ずかしいので、念を入れました。
そしてやっと集合場所のスタバに到着、7時45分位だったか、遠かった~
カブだとここまでで、充分ツーリング満喫した気分です(笑)
到着すると、ドカマンさんのカブと、うっちーさんの速そうなスクーターが止まってましたが、
と直ぐに続々と皆さん到着、遅刻しなくて良かったです。
しばらくスタバで朝食とりながら、冷えた体を温めます。
今回は、特別参加と言う事で(参加資格は原付のペースで走れることですので)、
50~60年代の古いイタリア車2台(200cc位のグッチとドカ)もあり、合計9台となりました。
まったりした後、ドカマン班長より簡単なルートの説明など有り(誰も聞いてない・・・)
参加賞のステッカーが配布され、各自愛車にペタペタと貼ります。
私は、どこに貼ろうか迷ったあげく、結局一番目立つところへ貼りました。
カブ(ホンダ)乗りだけに、アシモをもじったドカマンさんらしいトンチの効いた格好いいデザインです。
ドカマンデザインのステッカーが、今回参加の楽しみでもありました。
そしてお見送り組のお二人、オリさんとダックスの仕上が間に合わなかったtt1jrさんに見送られ出発です。
小学生の遠足みたいで、何だかワクワクです(笑)
tt1jrさんは、ドカの超怒級のスーパーカーで、いつもの超薄着で現れ疾風の様に去っていきました。
高速のランプウェイを、カキーンとハングオンで去っていく様は痺れましたが、
ちびっこ軍団をかなり意識してましたね(笑)
出発後少し国道を走った後、脇道へそれいよいよ里山ツーリング開始です。
実は原付ツーという名目ですが、50ccなのはドカマン号だけで、後は2種の70か小型125ccでした。
(イタリアの2台は別として)
だからドカマンさんは俺が一番遅い・・・、とずっとブツブツぼやいてましたが、安心してください。
ルートを理解しているのはドカマンさんだけなので、抜き去ったりしません、暫くはね(爆)
そんな感じで、いい大人が小さいので隊列を組み、走りました。
脇道は交通量も皆無に近く、周囲に迷惑かける事もないので、小さいのの隊列でも伸び伸び走れます。
私は最近、大型バイクで大勢で走るのは苦手になってきましたが、これは何故か超楽しい(笑)
大型バイク同志だと、つい性能や腕、意地の張り合いになりがちですが、これだとほぼマシンの性能次第、
気分は頑張っていてもスピードレンジが低く、全開走行でも景色もよく見えるからなのかも知れません。
しかし少し走ったところで信号待ち中に、アンフォト山家さんが私のカブの後輪指さし、
「何だか空気が抜けてませんか?」と指摘してくれました。
嘘だろうと思いつつ路肩に止めてタイヤ見ると、不二家のぺこちゃん状態になってます(汗)
あんどん号はサスが抜けきっていて常にホワンホワンしているので、まったく気が付かなかった・・・、
間抜け野郎です。
パンク修理セットは持ってこなかったので、あんなに楽しみにしていた「ちびっこ里山ツーリング」も
早々にリタイヤかぁと落胆していたら、ドカマンさんが前輪を指で押しながら
「何だよ前輪もぺこぺこじゃん、こりゃ整備不良だなきっと」、とおっしゃいます。
そう言えば、オイル交換とかしましたが、空気圧は確か先月・・・(汗)
様子見ながら少し走りスタンドに寄ってもらい、
4輪用でうまく口が合わず難儀しましたが、何とか空気注入で事なきを終えました。
後から罵声が聞こえます(汗)
皆様、余計な心配と時間のロス、本当に申し訳ありませんでした。
まったく馬鹿野郎としか・・・、言い訳のしようございません。
しかし空気が入って気持ちも軽くなり(暫くは様子見ですが)、再スタートで快調に里山を走りました。
イニシャルDで有名になった正丸峠を目指すらしいのですが、私はまったくの他力本願でして、
ルートの説明しようありませんので、あしからず(笑)
途中、排○兼ねて道端で止まりました。
このあたりは先週なら桜が満開だった様で、それを皆に見せたかったとドカマン班長はしきりに残念がっていましたが、川も綺麗だし、つつじ?も咲いていてとても気持ちよいコースでした。
そしてまた暫く快走し(気持ちだけですが)、見晴らしのよいという場所で止まりました。
ドカマンさん、お気に入りのスポットらしいです。
黄色とピンクのナンバーが可愛らしい、大人の遠足です。
バイクを広場に止めて展望台?まで少し登ると、見晴らしの良い気持ちの良いスポットでした。
少しだけ霞んでいましたがスカイツリーや妙高の山々など、寒かったせいか遠くまでよく見えました。
そして暫く景色を満喫した後、また暫く山道を走り登山道?入口で停車しました。
景色の良いところで、珈琲入れながらのんびりわいわいやろうという、ある意味メインイベントです。
見晴台入口にバイクを止め、10分ほどプチ登山します。
運動不足にバイクウェアで、短い距離でもジジイには結構堪えます(笑)
そして感動の頂上へ(大げさです)、絶景が待っていました。
想像以上の景色に皆さんハイテンションです。
ちょっと見えずらいですが、右端のモトラッドさんお頭上に富士山まで拝めました、感動です。
しばらく景色を楽しんだ後、場所を確保して珈琲の準備をします。
お湯が沸くのを待つ間に、皆さんすっかりくつろいじゃってますが、
この時間になるとすっかり気温も上がって、日向では本当に気持ちよかったです。
元ボーイスカウトのドカマンさんは、拘りのガソリンバーナーでキコキコやってましたが、
何の拘りも持たない私は、勿論お手軽ガスバーナーです。
そして珈琲が入り、乾杯~
ツーリング先、しかもお山の上で飲む珈琲は格別でした。
各自持参したおやつと共に(500円まで可)、ツーリング中とは思えないまったりとした時間を過ごしました。
そっと輪から離れ、いつもの儀式をする二人・・・
一部では、疲れを知らないうらんちゃんの動力源は原子力では?、
という噂もありましたが、きっとこれがパワーの源なのでしょう。
私はこれ見て確信しました(笑)
合間には、ドカマンさんの小学生並のう○ちネタもあり(笑)
まったりとした時間を過ごし、余りの心地よさに根が生えそうになりましたが、
ドカマン班長のスクジュール管理は厳しく、撤収となりました。
引率者はこうでなくてはなりませんが、ドカマンさんは意外にせっかちで、心配性な人なのです(笑)
おーい、早く出発するぞ~、とドカマン班長
言い忘れましたが、珈琲はドカマンさんこだわりの一品を(名前忘れました)を皆に振るまって頂き、
ご馳様でした、美味しかったです~。
そして、後ろ髪を引かれながら下山し、正丸峠を目指して走り出します。
チビ・ドカの、もとらっどさんは始動に少し手間取り焦ってましたが、
イタリアの小娘を手なずけるのは、美人なだけに大変な様です。
対する、はるとさんのチビ・グッチは難なく始動、
同じイタリアンですが、は美人とは言えないグッチですから当然ですか(笑)
でも、美人じゃないけど愛嬌たっぷりのりんごほっへの可愛娘ちゃんです、誤解無いように。
拘りのヤマハ・メイト90とがんばさん、いい顔してます
せいこ姐さん(うらんちゃん)と、反則的に速いXE50改
そして、ここから正丸峠の分岐まで一本道という事で・・・
皆さん容赦なく先導のドカマン班長に襲いかかります(笑)
ドカマン班長のテクを持ってしても、50ccのハンデは登りではどうしようもなく・・・
皆に容赦なく次々にパスされる背中が、心なしか小さく震えていました。
これが原付ツーリングの醍醐味といえますが、皆さん大人げないな~(笑)
勿論私もパスさせて頂きましたが(爆)
こんな気持ちの良い里山を快走しました。
私のあんどんカブは、古い最中管で(半円2枚をプレスで繋げて作ってる)、しかも芯抜状態、
カブにしては、結構いい音するんですよ、気分はCB750fourの無番マフラーなのです(笑)
私なりにペースを上げ(気分だけ)快走し、正丸峠の入口に着きました。
見晴らしのよい分岐点で、少しだけし○こ休憩。
刈場坂峠(818m)というらしい、一応マーキングの為1枚。
しかし前方のはるとさんのモトグッチ・ロドラ?だっけ、リアにバスケット積んでいい雰囲気です。
原付と同じペースでも楽しそうに坦々と走っていましたが、こういうのが上がりバイクなのかもしれませんね。
いつもの少しいなたい感じのミレ(モトグッチ)より、似合っていた気がします、
お洒落感も倍増でしたが、はるとさん、もう上がりですか(笑)
各自排○後再スタートで、いよいよ正丸峠に突入です。
イニシャルDよろしく、、熾烈な低速バトルがあちこちで繰り広げられたのは言うまでありません(笑)
写真の容量が一杯になりましたので、その2へ続きます。